コラム
2023/12/27
人工芝とは?メリットデメリットから用途まで完全解説【専門家監修】
「人工芝って言葉は聞いたことがあるけど、具体的にどのようなものなの?」
「庭に敷く場合、天然芝と比べてどのようなメリットやデメリットがあるの?」
人工芝をイメージすることはできても、具体的にどのような素材で作られていて、庭に敷くとどのような効果があるのかはわかりませんよね。
そこでこの記事では、「人工芝とはなにか?」について、人工芝施工の専門業者である弊社「もりかわ人工芝」が徹底的に解説していきます。
人工芝を一言で表すと、「ほぼ天然芝」です。
近年は改良が進み、見た目も肌触りも本物の芝とそっくりです。
しかし、人工芝ならではのメリットもあればデメリットもあります。
人工芝を施工したあとに「こんなはずじゃなかった」と後悔しないためにも、この記事を読んで人工芝の基本的な知識を蓄えてください。
現時点で「人工芝施工を前向きに検討している」なら、ぜひ弊社を相談先の候補にいれていただけたら幸いです。
弊社は日本全国で人工芝施工を承っており、Googleクチコミでも高評価をいただいております。
「人工芝施工で失敗したくない」とお考えなら、まずは弊社にご相談ください。
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人工芝とは?近年は見た目もリアルに!
人工芝とは、天然芝に見えるように作られた合成繊維で、庭やスポーツ施設など、芝を必要とする場面で使用されます。(参考:Wikipedia「人工芝」)
近年の人工芝は、改良が進んでおり、天然芝とほとんど見分けがつかないほど、見た目も肌触りも本物の芝そっくりに作られています。
人工芝は、基本的に以下の3つの素材で作られています。
ナイロン | ホームセンターによく売られている安価な人工芝。家庭用パターゴルフなどに多く採用されている。カビが生えやすい、壊れやすい、見た目がリアルじゃないなどデメリットが多い。 |
ポリエチレン | ナイロンより耐久性があり、カビが生えにくい。手触りが良く、天然芝に近い風合いをもつ。 |
ポリプロピレン | 耐久性、耐候性に優れている。耐水性にも優れているのでカビが生えにくい。庭での水遊びやガーデニングに最適。一度貼り付ければ長年キープできる。 |
上記の通り、もっとも耐久性や耐水性があり、庭やスポーツ施設への利用にオススメなのが「ポリプロピレン」の人工芝です。
【弊社が仕入れているポリプロピレンの人工芝】
弊社もお客さまの庭に人工芝を施工する際は、オリンピック委員会の認定工場から仕入れた上質なポリプロピレンの人工芝のみを仕入れ、割安な価格で提供しております。
天然芝から人工芝に変えるお客さまも増えており、人工芝の需要も徐々に増えてきているのを肌で感じております。
関連記事:
人工芝と天然芝の違いは?【5つの観点から解説】
前述したように、近年は改良が進んでいるので、人工芝と天然芝の見た目や肌触りに大きな違いはありません。
しかし、以下の5つの観点で明確に違いがあります。
- レジャーへ影響
- 競技への影響
- 費用
- 手入れ(メンテナンス)
- 施工方法
とくに違うのが、「メンテナンス」です。
詳しくは後述しますが、天然芝の場合は、定期的に草刈りや肥料撒きなどの手入れが必要ですが、人工芝を敷けば10年はメンテナンスが不要になります。
施工方法にしても、天然芝を敷くには「土」と「日光」が必要になりますが、人工芝には不要です。
そのため、人工芝はベランダや室内など、どこにでも施工が可能です。
上記の詳細については、次の章で人工芝のメリット・デメリットとともに詳しく解説していきます。
関連記事:人工芝と天然芝の違いを7つの観点から完全解説【専門家監修】
人工芝のメリットとデメリット【よくある疑問を解消】
人工芝のメリットとデメリットは以下の通りです。
- 【メリット1】メンテナンスが不要になる
- 【メリット2】子どもやワンちゃんが安全に遊べる
- 【メリット3】ベランダや室内にも敷ける
- 【メリット4】用途が広がる
- 【デメリット1】虫やカビが繁殖する
- 【デメリット2】値段が高い
- 【デメリット3】火気厳禁
人工芝について詳しく知らない人がいだきやすい疑問も加味して解説していますので、人工芝について理解したい方は参考にしてください。
【メリット1】メンテナンスが不要になる
人工芝のメリットの1つ目は「メンテナンスが不要になること」です。
詳しくは後述しますが、人工芝を施工する際は「防草シート」を敷きます。
防草シートとは、日光を遮断して雑草を生えなくするシートのことです。
人工芝と防草シートを正しく施工すれば、向こう10年は雑草の生えない庭にでき、草刈りや除草剤撒きといったメンテナンスから解放されます。
逆に天然芝のままだと「草抜き、芝刈り、水撒き、除草剤撒き」といった手間や費用が毎年かかり、あなたの貴重な休日を奪うことになります。
庭のメンテナンスから開放されたいとお考えなら、人工芝施工を検討してみてはいかがでしょうか。
ちなみに、弊社「もりかわ人工芝」は人工芝施工の専門業者で、日本全国のお庭のご相談を承っておりますので、気軽にお問い合わせください。
ただし、最低限の掃除は必要
メンテナンスから解放される人工芝ですが、以下のような「最低限の掃除」は必要です。
- ゴミや落ち葉を拾う
- 必要に応じて水で洗い流す
- デッキブラシで芝を立てる
最低限の手入れは行ったほうが、人工芝が長持ちするからです。
天然芝を敷いた場合のメンテナンスに比べれば簡単なものばかりなので、人工芝を敷いた際は定期的に掃除しておきましょう。
人工芝の掃除については、以下の記事でも詳しく解説しています。
関連記事:人工芝の掃除方法は?汚れる原因や人工芝を長持ちさせるポイントも紹介
【メリット2】子どもやワンちゃんが安全に遊べる
人工芝のメリットの2つ目は「子どもやワンちゃんが安全に遊べること」です。
【弊社が施工した人工芝でお子様が大はしゃぎ】
前述したとおり、人工芝は天然芝同様にクッション性があり、肌触りもやわらかく作られています。
小さな子どもやワンちゃんが裸足で走り回ったり、万が一転んでしまったとしてもケガをする心配がありません。
人工芝の場合、下地も土ではなく防草シートなので、泥で服が汚れる心配もありません。
思い切りはしゃいで服を汚しやすい小さな子どもがいるご家庭にとって、人工芝の庭はもってこいです。
また、当サイトでは、人工芝でドッグランを作る記事も書いていますので、ワンちゃんのために人工芝の施工を考えている場合は参考にしてください。
関連記事:ドッグランは人工芝がおすすめ|メリット・デメリットや損しない選び方を紹介
【メリット3】ベランダや室内にも敷ける
人工芝のメリットの3つ目は「ベランダや室内にも敷けること」です。
前述したように、人工芝は合成繊維で作られた人工物です。
天然芝のように、状態を維持するのに「土」や「日光」を必要としません。
そのため、人工芝は敷く場所を選びません。
人工芝はベランダやバルコニー、屋上など、地面な土ではない場所でも敷設が可能です。
【弊社がお客さまの屋上に人工芝を敷設した事例】
状況によっては、室内にも人工芝を敷くことは可能です。
室内に人工芝を敷けば、室内に安全な子どもの遊び場を用意できます。
天然芝と違って人工芝は敷く場所を選ばないので、あなたが好きな場所に敷くことを検討してみてください。
人工芝をベランダや屋上、室内に施工することを検討している場合は、以下の記事も参考にしてみてください。
関連記事:
【メリット4】用途が広がる
人工芝のメリットの4つ目は「用途が広がること」です。
人工芝を敷けば、以下のようにさまざまな用途で快適に利用できます。
- サッカー
- 野球
- ゴルフ
- ビニールプール・・・etc
庭にミニゴールを置けば、休日に子どもとサッカーを楽しめますし、ゴルフ道具があればアプローチはパターの練習もできます。
夏場にビニールプールを置けば、子どもも大喜びでしょう。
しかも、人工芝なので、水に濡れても泥だらけになることがなく、掃除も楽ちんです。
天然芝でも上記のレジャーを楽しむことはできますが、人工芝にしたほうが快適性が格段に上がります。
人工芝を敷いて、サッカーやゴルフ、プールを楽しみたいとお考えなら、以下の記事も参考にしてみてください。
関連記事:
- 人工芝のサッカー練習場を自宅に作ろう|施工費や競技用と家庭用の違いを解説
- 自宅に人工芝を敷いてゴルフの練習はできる?DIYでの敷き方や注意点を解説
- プールの下に人工芝を敷くメリットは?注意点や敷く際の手順も紹介
【デメリット1】虫やカビが繁殖する
人工芝のデメリットの1つ目は「虫やカビが繁殖すること」です。
「人工芝を敷くと水はけが悪くなるので、湿気を好む虫やカビが繁殖する」という噂がありますが、それは半分間違っています。
人工芝を敷いて虫やカビが繁殖するのは間違った方法で施工しているからで、正しく敷けば、虫やカビが繁殖することはありません。
具体的には、以下のような状態だと虫やカビが繁殖しやすくなります。
- 水はけの悪い安価な防草シートを選んでいる
- 水はけの悪い安価な人工芝を選んでいる
- 下地と防草シートの間に隙間ができている
水はけの悪い防草シートや人工芝を選ぶと、雨が降ったり水を撒いたりした場合、水分が滞留しやすくなります。
それに伴い湿気も多くなるため、虫やカビの住処として快適な環境となってしまうのです。
また、下地と防草シートの間に隙間ができると、その隙間が虫の住処になってしまいます。
最悪は、ゴキブリが繁殖するケースもあります。
人工芝を施工する際は、専門業者の力を借りながら正しく施工し、虫やカビの繁殖を抑えてください。
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【デメリット2】値段が高い
人工芝のデメリットの2つ目は「値段が高いこと」です。
人工芝と天然芝の施工費用は、おおよそ以下のように差があります。
人工芝 | 1㎡あたり2000円~ |
天然芝 | 1㎡あたり10000円~ |
※施工を専門業者に依頼した場合の比較
上記のように5倍の差があるので、「とにかくコストを抑えたい」とお考えなら天然芝を選ぶべきです。
しかし、前述したように、天然芝は定期的にメンテナンスが必要になり、手間だけでなく肥料や除草剤といった費用もかかります。
長い目で見たら手間のかからない人工芝のほうがお得になるケースがほとんどです。
施工費用を安く抑えたいなら天然芝が向いていますが、長い目で見て手間も費用も抑えたいとお考えなら人工芝の施工をオススメします。
関連記事:人工芝の費用はいくら?天然芝との違いやDIYで施工する手順、メリットやデメリットを紹介
【デメリット3】火気厳禁
人工芝のデメリットの3つ目は「火気厳禁であること」です。
人工芝は合成繊維でできているため、火や熱に弱いです。
火を直接浴びてしまうと溶けてしまい、張り替えない限り二度と元に戻ることはありません。
バーベキューや花火といった「火」を直接浴びる可能性があるレジャーには不向きと言えます。
とはいえ、人工芝を施工する際に、ちょっとした工夫をすれば、バーベキューや花火も楽しむことが可能です。
実際に、弊社では「庭でバーベキューがしたい」といったお客さまのご要望に合わせて人工芝を施工した事例もあります。
【人工芝の庭でもバーベキューはできる!】
詳しくは以下の記事で解説していますので、参考にしてみてください。
関連記事:人工芝の庭でバーベキューはできる?おすすめしない理由や安全に楽しむ方法を解説
【人工芝の敷き方】施工手順は6ステップ
人工芝の敷き方は、主に以下の6つの施工手順を踏むことがほとんどです。
- 下地処理を行う
- 防草シートを設置する
- 人工芝を設置する
- 人工芝をスペースに合わせてカットする
- 人工芝のジョイントをつなげる
- 仕上げをして全体を確認する
とくに重要な工程が「防草シートの設置」です。
防草シートと下地にわずかでも隙間が空くと、植物の種子が入り込み、日光が差し込むことで雑草が簡単に繁殖してしまうからです。
雑草が繁殖してしまえば、メンテナンス不要の人工芝にした意味がなくなってしまいます。
人工芝を施工する際は、上記の手順を守ることだけでなく、一つ一つの工程を慎重かつ丁寧に行うことが重要です。
人工芝の施工方法については、以下の記事で詳しく解説していますので、参考にしてください。
関連記事:庭に人工芝を敷く手順は?費用やメリット・デメリットについても紹介
DIYがオススメできない理由
人工芝を「DIY」で施工することを検討しているかもしれませんが、できる限り避けたほうが無難です。
人工芝を正しく敷くには、専門的な知識と施工技術が必要だからです。
前述したように、人工芝施工では、雑草や虫が繁殖しないように、隙間なく防草シートを敷いたりデコボコや隙間を作らないように注意する必要があります。
しかし、DIYでは必要な器具を揃えるのが難しいため、上記の重要な工程を正確に行うことが困難です。
たとえば、弊社では下地にデコボコを作らないために、以下の写真のような専用の機械を使って下地を押し固める作業を行っています。
DIYで上記の機械を用意することも可能ですが、1回の人工芝施工のために準備するのはさすがにもったいないです。
費用や手間をかけず、さらに正確に人工芝を施工したいとお考えなら、DIYではなく専門業者に依頼することをオススメします。
なお、弊社「もりかわ人工芝」は人工芝施工の専門業者ですので、「絶対に人工芝施工で失敗したくない」とお考えなら、まずは弊社にご相談ください。
「それでも、やっぱりDIYで人工芝を施工したい」とお考えなら、以下の記事を参考にしてみてください。
関連記事:人工芝はDIYで施工可能|自宅で施工する際のポイントや注意点を紹介
人工芝を施工した弊社の事例
弊社「もりかわ人工芝」は人工芝施工の専門業者で、これまで数多くのお客さまの庭に人工芝を施工してきました。
【人工芝とウッドデッキを組み合わせた施工事例】
【人工芝×砂利×レンガの組み合わせ事例】
【人工芝と花壇を組み合わせた事例】
敷設する人工芝にもこだわっており、弊社ではオリンピック委員会やFIFAの認定工場から良質な人工芝のみを安く仕入れ、お客さまにリーズナブルな価格で提供しております。
弊社で施工した人工芝なら、向こう10年はメンテナンスの不要な庭に仕上げることが可能です。
おかげさまで、たくさんのお客さまから感謝のお言葉をいただき、Googleクチコミでは高評価をいただいております。
日本全国で人工芝施工を承っておりますので、「良質な人工芝を安く、そして正確に敷設して、快適な庭にしたい」とお考えなら、まずは弊社にご相談ください。
もちろん、相談や見積もりのみのお問い合わせでも大歓迎です。
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人工芝施工を検討しているならまずは弊社にご相談を!
今回は「人工芝とは?」という疑問に対して、メリットやデメリット、施工方法とともに詳しく解説してきました。
近年の人工芝は、見た目も肌触りも天然芝とほとんど違いがありません。
本物そっくりに作られていますし、メンテナンスも不要になるので、お庭を一面人工芝にするご家庭が少しずつ増えてきています。
しかし、人工芝は正確に施工する必要があります。
防草シートを敷く際に隙間が空いたり、下地と防草シートの間に空間ができてしまうと、雑草や虫が繁殖する可能性が高いからです。
人工芝を敷くには専門的な知識と高い施工技術が必要となりますので、DIYではなく専門業者に依頼することをオススメします。
なお、弊社「もりかわ人工芝」は人工芝施工の専門業者です。
オリンピック委員会の認定工場から良質な人工芝のみを厳選して仕入れ、お客さまにリーズナブルな価格で提供しています。
Googleクチコミでも高評価をいただいておりますので、「人工芝の施工に失敗したくない」とお考えなら、まずは弊社にご相談ください。
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