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コラム

2023/11/13

【保存版】人工芝の種類を徹底解説|施工後に後悔したくない方へ

人工芝には芝丈の長さやパイルの形状などに、さまざまな種類があります。多種多様のなかから自分にあった人工芝を探すのは大変ですよね。


「人工芝にはどんな種類があるの?」


「それぞれの特徴は?」


上記のような疑問はありませんか?


人工芝を家庭の庭に施工するなら、芝丈が30mm前後の高耐久な商品がいいでしょう。耐久性のある人工芝であれば、軽い運動なら耐えられます


当記事では、人工芝の種類を徹底的に解説したうえで、それぞれの特徴を踏まえた選び方を紹介します。


自分の希望に合った人工芝を見つけ、満足できる庭を施工しましょう。


もりかわ人工芝は、高品質な人工芝を低価格で提供しています。施工する面積を入力するだけで見積もり金額がわかるので、気軽にシミュレーションしてみてください。


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人工芝の種類



人工芝には、部位ごとにさまざまな種類があります。



  • 芝丈の種類

  • 芝色の種類

  • パイル形状の種類

  • パイル素材の種類

  • 裏地素材の種類

  • 人工芝の密度


上記の種類と特徴について順に解説します。自分に合った人工芝を見つけるためにも、特徴は理解しておきましょう。


芝丈の種類


芝丈の長さは10mmから存在し、用途によって長さを選びましょう。芝丈は主に2種類の長さに分けられます。



  • ロングパイル

  • ショートパイル


価格や用途が違うため、人工芝を施工する目的によって使い分けましょう。


参考記事:” 人工芝の芝丈 ” 長さで何が変わる?!


ロングパイル


ロングパイルとは芝丈50mm〜70mmの人工芝のことで、主にサッカー場やフットサル場で使用されています。芝丈が長いためやわらかく、選手の足腰や関節の負担を軽減してくれるからです。


また、ロングパイルは立体感があるため、庭全体が豪華な印象になります。芝丈が長いと芝の枯れや傷みが目立ちにくく、きれいな状態を長く保てるでしょう。


ただ、家庭用として施工するには価格が高く、オーバースペックになりがちです。そのため、家庭用の人工芝はショートパイルがおすすめです。


ショートパイル


ショートパイルは芝丈30mm〜40mmの人工芝のことで、主に家庭用として使われています。価格と品質のバランスが取れており、人気の長さです。


ショートパイルは見た目がすっきりしているため、手入れが行き届いた天然芝のような印象になります。また、ロングパイルより比較的安価で施工できるため、家庭用として人気です。


「本格的なスポーツができるような庭にしたい」という要望がなければ、ショートパイルの人工芝が最適な選択肢となります。


芝色の種類


人工芝の色にも種類があります。人工芝を施工する目的や、どのような庭にしたいのかによって芝葉の色を変えると、理想の庭に近づくでしょう。


それぞれの色の特徴を紹介します。


















緑一色の人工芝

  • 青々としており、明るい印象を与える

  • お店やイベントにおすすめ


茶色混じりの人工芝

  • 茶色が混じっていることでリアル感が増す

  • すでに木が生えている庭や、景色との調和を重視したい方におすすめ


カラフルな人工芝

  • 落ち着いた色から明るい色までさまざまな色がある

  • デザイン性がある庭を作りたい方やお店で使いたい方におすすめ




緑一色の人工芝が一般的です。ただ、すでに木を植えていたり、植物を育てていたりする方は、茶色混じりの人工芝のほうが自然な仕上がりになるでしょう。


パイル形状の種類


パイル(芝葉)の形状にも6種類あり、それぞれ特徴が違います。






























カール型

  • 縮れて丸まったような形状

  • パイルの起立性を高めてくれる

  • リアルさがある


フラット型(I型)

  • パイルの断面がまっすぐ

  • 安価で光をよく反射する

  • 倒れやすい、光の加減によっては自然な見た目にならない


V型

  • パイルの断面がVになっている

  • 形状記憶性があり、倒れにくい

  • チクチクとした手触り


C型・U型

  • V型を緩やかな曲線形状にしたもの

  • V型の倒れにくさを維持しつつ、チクチク感が軽減されている

  • V型と比べると高価


ダイヤモンド型

  • パイルの断面がひし形に加工されている

  • 丈夫で触り心地がよく、ボリュームがある


W型

  • パイルの断面を細かいウェーブ状にしたもの

  • 手触りの良さと倒れにくさを両立

  • 他のものと比べると高価




パイルの形状により、人工芝の見栄えや手触りが変わるので、施工前に取り扱っている人工芝のパイル形状を業者に聞いておきましょう。


パイル素材の種類


人工芝は紫外線に弱く、パイルがもっとも影響を受けるため高耐久な素材を選んでおきましょう。パイルに使用される主な素材は「ポリエチレン」や「ポリプロピレン」「ナイロン」です。


「ポリエチレン」「ポリプロピレン」は以下のような点が優れています。



  • 耐久性

  • 耐水性

  • 耐摩耗性


そのため、屋外に人工芝を施工する場合は「ポリエチレン」「ポリプロピレン」がおすすめです。一方で「ナイロン」は紫外線や水分に弱いため屋外では使用されず、屋内で使われるのが一般的です。


屋外は「ポリエチレン」「ポリプロピレン」屋内は「ナイロン」と使い分けるのがいいでしょう。


裏地素材の種類


裏地に使用される素材は、合成ゴム(SBR)かポリウレタンが一般的です。低価格な人工芝には合成ゴムが使われており、劣化が進むとひび割れや縮みが出てきます。


ポリウレタンは寒暖差に強く、水分を吸収しにくい性質があります。そのため、屋外の施工には裏地がポリウレタンの人工芝がおすすめです。


また、裏地に元々防草シートが付いている人工芝もありますが、継ぎ目から雑草が生えてきてしまうのでおすすめできません。そのため、雑草対策は、人工芝を施工する前に防草シートを敷くほうが効果的です。


人工芝の密度


人工芝は1枚の裏地に芝葉が縫い付けられているため、縫い付けられた本数によってクッション性や見栄えが変わります。


市販の人工芝のなかで高密度とされているのは、芝数40万〜50万本/㎡前後がほとんどです。また、人工芝に縫ってある針数でも密度が判断でき、低密度は6,000針/㎡、高密度は12,000針/㎡が目安とされています。


低密度な人工芝はスカスカで見栄えもよくないため、できる限り高密度な商品を選びましょう。


もりかわ人工芝の「Gターフ30プレミアム」は67,2万本/㎡を誇る高密度な人工芝です。


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人工芝の種類は施工面積で変えよう



人工芝には2つのタイプがあります。



  • ジョイントタイプ

  • ロールタイプ


それぞれ得意とする場面が違うので、施工する場所によって使い分けましょう。


関連記事:人工芝はロールとジョイントどちらがいい?メリット・デメリットを解説


ジョイントタイプ


ジョイントタイプはベランダや玄関など、狭い場所での施工に向いています。1枚が30mm〜50mm四方となっており、1枚ずつ繋げて使用します。着脱が簡単なので、DIYが初めての方でもすぐに施工できるでしょう。


また、日当たりが悪いベランダに人工芝を施工する場合は、ジョイントタイプがおすすめです。ジョイントタイプには高さがあり、地面との距離が離れるため通気性がよくなります。そのため、日当たりが悪いベランダでも水はけがよくなり、カビの発生を抑えられるでしょう。


一方で、継ぎ目が目立つためリアルさに欠けるデメリットがあります。しかし、継ぎ目を利用して色を変えたり、デザイン性を高められます。


ロールタイプ


ロールタイプは、屋外や広い庭の施工に向いています。ロールタイプの人工芝は「1m×10m」のようなサイズなので、一度に広い面積の施工ができるからです。


また、芝葉もリアルなものが多く、天然芝に近い庭を希望しているのであればロールタイプ一択でしょう。施工の際にもロールタイプはカッターで切れるため、縁石やマンホールに合わせてきれいに施工できます。


ロールタイプの人工芝は重たくて大きいため、ホームセンターで購入しても乗用車に積めない場合があります。そのため、人工芝を購入する際はハイエースやキャラバンのような商用バンをレンタルして、2人以上で買いに行きましょう


人工芝の機能性にも種類がある



人工芝には、それぞれ機能性が付与されているものもあります。主な機能性は以下の通りです。



  • 抗菌加工

  • 防カビ加工

  • UVカット

  • 帯電防止

  • 防炎加工


人工芝は静電気を溜め込みやすいため、子どもが遊べる庭にしたい方は帯電防止がおすすめです。他にも、日当たりの悪いベランダや玄関に施工する場合は防カビ、寿命を伸ばしたい方はUVカットなど、希望に合った機能を選びましょう。


また、商品ページやホームページに機能性の記載がない場合があるため、優先したい機能がある場合は問い合わせてみてください。


人工芝の種類は競技用と家庭用で違う



人工芝は競技用と家庭用では、求める特性が違います。それぞれの人工芝の特徴を紹介します。



  • 競技用人工芝

  • 家庭用人工芝


一般的に、家庭用より競技用の人工芝のほうがスペックが高い傾向にあります。そのため、性能の違いを知っておけば、家庭用にもかかわらずオーバースペックな商品を購入する心配がなくなります


競技用人工芝


競技用人工芝は、クッション性を重視します。人工芝は天然芝より硬く、クッション性が悪いため、芝葉の長さを重視したり「充填材」を追加したりして体への衝撃をやわらげます。


充填材とは、砂やゴムチップを使ったクッション材のことです。ゴムチップの充填材を撒くことで、選手の足腰や関節の負担を抑えられます。


また、テニスコートでは砂を充填材として撒いており、コートを保護する効果もあります。砂の量が適正に管理されたテニスコートは、30年経ってもきれいな状態のままです。


競技用人工芝は、主に芝葉の長さや充填材を優先し、クッション性やコートの保護を重要視しています。


関連記事:人工芝のサッカー練習場を自宅に作ろう|施工費や競技用と家庭用の違いを解説


家庭用人工芝


家庭用人工芝は競技用ほど激しく運動しないので、クッション性を重要視していません。代わりに、見た目やメンテナンス性を優先するため、耐久性や素材が重要です。


低品質な人工芝だと芝葉の密度が低く、見た目がスカスカになってしまいます。また、耐久性も低いので、軽い運動で破損してしまう可能性があります。


そのため、家庭用の人工芝でも高品質な人工芝を施工しておくのがおすすめです。高品質な人工芝であれば、取り替える頻度が少なくなり、長い目で見ると費用を安く抑えられるでしょう。


もりかわ人工芝の種類



もりかわ人工芝は、FIFA認定工場やオリンピック委員会選定工場から最高水準の商品を選定しています。


当社の人工芝は3種類あり、どれも高品質で高耐久なものばかりです。



  • Gターフ30mm

  • Gターフ35mm

  • Gターフ30プレミアム


パイル素材には高耐久なポリエチレンとポリプロピレンを使用しており、家庭用の人工芝としては十分なスペックを誇っています。


Gターフ30mm


Gターフ30mmは、施工費込みで7,500円/㎡のリーズナブルなプロ仕様の人工芝です。夏の天然芝のような青々とした明るい色合いのため、庭だけでなく自宅全体が明るい印象に変わります。


当社の施工事例でももっとも多く、高品質でリーズナブルな定番商品です。


業者に依頼したいけど、できるだけ安く高品質な人工芝を施工したいという方におすすめです。


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Gターフ35mm


Gターフ35mmは芝丈が35mmなので、Gターフ30mmよりフワフワ感が味わえます。クッション性が高く、寝転びたくなるほど葉がやわらかいため、肌触りが優しい人工芝です。


従来商品の3倍の高密度を誇り、クッション性が高いため子どもが遊べる庭にしたい方におすすめです。


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Gターフ30プレミアム


Gターフ30プレミアムは、当社の商品でもっとも密度が高く、高価なモデルです。Gターフ30mmの芝数が45,3万本/㎡に対し、Gターフ30プレミアムは67,2万本/㎡とかなり高密度です。


また、芝色はダークブラウンとライトブラウンが配合されており、より天然芝に近い表情となっています。芝丈は30mmですが、ズッシリと重みを感じる高密度で高耐久の人工芝です。


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人工芝の種類は施工する場所によって変えよう



人工芝には素材や芝葉の長さなど、さまざまな種類があり自分の希望に合ったものを選ぶのが重要です。


家庭用の人工芝は価格よりも品質で選び、しっかりしているものを施工しましょう。低品質な人工芝は壊れやすく、取り替える手間や工賃が発生してしまうので、長い目で見ると高品質な人工芝のほうがお得な場合があります。


もりかわ人工芝では、高品質でリーズナブルな人工芝を提供しています。施工費込みで7,500円〜9,500円/㎡とわかりやすい料金体系となっており、ホームページから見積もりが可能です。人工芝を施工する面積を入力するだけで金額がわかるので、気軽にシミュレーションしてみてください。


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