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コラム

2023/11/11

人工芝のカビは未然に防げる!専門家が対策や除去する方法まで徹底解説

「庭に人工芝を敷きたいけど、カビが生えるって本当?」

「人工芝のカビを未然に防ぐ方法はあるのかな?」


庭に人工芝を敷きたいと考えていても、「カビが生える」と聞いたら敷くべきかどうか躊躇しますよね。


結論から言いますと、人工芝を敷くとカビが生える可能性はあります。


ただし、それは間違った方法で人工芝を敷いた場合のみです。


正しく施工すれば、人工芝にカビが生えることはほとんどなく、10年はメンテナンス不要の庭にできます。


今回は、人工芝を敷くとカビが生える原因や対策について詳しく解説していきます。


この記事を読めば、人工芝の正しい敷き方がわかり、カビとは無縁でメンテナンス不要の庭を手に入れられるでしょう。


なお、弊社「もりかわ人工芝」は人工芝施工の専門業者です。


人工芝に特化して事業を行ってきたことで高い施工技術を保有しており、人工芝の庭を10年以上はメンテナンス不要にできます。


「人工芝を敷くからには絶対に失敗したくない」とお考えなら、まずは弊社にご相談ください。

「とりあえず見積もり額が知りたい」といったお問い合わせでも大歓迎です。


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「人工芝を敷くとカビが生えるのがデメリットです」は半分ウソ!


「人工芝を敷くとカビが生えるのがデメリットです」と主張するサイトやSNSがチラホラ見受けられますが、そのような情報はあまり信用しなくて大丈夫です。


人工芝を正確に施工すれば、カビの繁殖は抑えられるからです。


たしかに、人工芝を敷くとカビが生えますが、それは人工芝を以下のような環境で敷く場合に、何も対策を取らないことで起こります。



  • 水はけが悪い

  • 風通しが悪い

  • 日が当たらない


上記について、もう少し詳しく解説していきます。


カビが生えやすい場所は「水はけが悪い、風通しが悪い、日が当たらない」


前述したとおり、人工芝にカビが生えやすい場所は以下の3つです。



  • 水はけが悪い

  • 風通しが悪い

  • 日が当たらない


水はけが悪い場所の例を挙げると、まずは「屋上」です。


「狭小住宅のため、屋上に人工芝を敷いて庭代わりにしたい」というご要望を多くいただきます。


屋上は床がコンクリートや塗装面のため、通常の土の庭のように水はけがいい状態ではないので、何の対策もせず人工芝を敷くとカビが生えやすくなります。


また、「北向きのバルコニー」の場合は日が当たらないですし、「中庭」の場合は日が当たらない上に風通しも悪いです。


このような環境で人工芝を敷く場合は、何の対策もしないとカビが簡単に繁殖します。


土の庭に人工芝を敷く場合でも、下地が整地されておらず、ボコボコの状態で人工芝を敷いた場合もカビが繁殖しやすくなります。

人工芝と下地の間にできた隙間に湿気がたまるからです。


上記のような環境で人工芝を敷く場合は、カビが生えないように対策を取る必要があります(対策については後述します)。


カビが生えやすい場所は虫やゴキブリも湧きやすくなる


湿気がたまりやすい場所に、何の対策もせず人工芝を敷いた場合、カビだけでなく虫やゴキブリも繁殖する可能性があります。


虫やゴキブリは湿気を好み、わずかな雑草を餌にして生きていけるからです。


庭で虫やゴキブリが繁殖すれば、何かの拍子に家に入ってくることも考えられます。

家の中でゴキブリとの格闘が日常化したら、家がくつろげる空間ではなくなるでしょう。


庭に人工芝を敷くなら、快適な日常を維持するためにも、湿気対策には万全を期す必要があります。


人工芝にカビが生えないようにする4つの対策


人工芝にカビが生えないようにする対策には、主に以下の4つがあります。



  • ポリプロピレンの人工芝選ぶ

  • 水はけを良くする

  • 下地をできる限り平らにする

  • 防草シートを敷く


それぞれ詳しく解説していきます。


ポリプロピレンの人工芝ならカビが発生しにくい


人工芝にカビが生えないようにする対策の1つ目は「ポリプロピレンの人工芝を選ぶこと」です。


人工芝には以下の3種類があります。


















ナイロンホームセンターによく売られている安価な人工芝。家庭用パターゴルフなどに多く採用されている。カビが生えやすい、壊れやすい、見た目がリアルじゃないなどデメリットが多い。
ポリエチレンナイロンより耐久性があり、カビが生えにくい。手触りが良く、天然芝に近い風合いをもつ。
ポリプロピレン耐久性、耐候性に優れている。耐水性にも優れているのでカビが生えにくい。庭での水遊びやガーデニングに最適。一度貼り付ければ長年キープできる。


上記の通り、ナイロンは絶対に選んではいけません。

吸水性が低いことで水はけが悪く、簡単にカビが生えてしまうからです。


弊社に相談に来られるお客様でも、ホームセンターの人工芝を敷いたことでカビが生えてしまい、「今度はしっかり敷きたいと思いまして・・・」と依頼に来られる方が少なくありません。


人工芝をご自身で選ぶなら「ポリプロピレン」を選ぶべきです。

ポリプロピレンは人工芝の素材の中でも最高品質のもので、吸水性と耐久性に優れており、カビも生えにくい上に壊れにくいからです。


【ポリプロピレンの人工芝の見本】


ポリプロピレンの人工芝


弊社でも、お客様にカビの生えやすい人工芝を提供したくないので、オリンピック委員会やFIFAの認定工場からポリプロピレンで作られた良質な人工芝だけを仕入れています。


カビが生えず、長持ちする人工芝の庭を手に入れたいとお考えなら、ポリプロピレンの人工芝を選んでください。


なお、前述したように、弊社でもポリプロピレン素材で最高品質の人工芝を割安な価格で施工まで行っておりますので気軽にご相談ください。


「どのくらいの価格で施工してくれるの?」といった簡単なお問い合わせもお待ちしております。


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透水穴にも注目する


人工芝を選ぶ際は、「透水穴」にも注目してください。


透水穴とは、雨水や湿気を地面に流す目的で人工芝に開いている小さな穴のことです。

透水穴が小さかったり数が少ないと、水はけが悪くなりカビが生えやすくなります。


目安としては、等間隔(目安は10cm間隔)に穴が空いている人工芝を選んでください。


抗菌・防カビ加工されていればなお良い


人工芝を選ぶ際は抗菌や防カビ加工されていることにも注目してください。


抗菌&防カビ対策がされていれば、多少水はけが悪くてもカビが生えにくくなるからです。


ただし、抗菌&防カビ加工されているものは、通常の人工芝より価格が高いので注意が必要です。

また、人工芝に抗菌・防カビ加工されていると言っても、気休め程度の加工しかされていないケースもあります。


抗菌&防カビ加工されているに越したことはありませんが、過度な期待を寄せてはいけません。


水はけを良くする


人工芝にカビが生えないようにする対策の2つ目は「水はけを良くすること」です。


庭によっては、保湿性が高い粘土質の土が敷かれているケースがあります。


その場合、雨が降ると水たまりになったり土がいつまでも湿気を帯びてしまうなど、水はけの悪い状態が続くため、そのまま人工芝を敷くとカビが生えやすくなるのです。


あなたの庭に粘土質の土が敷かれている場合は「山砂」を敷くことをオススメします。

山砂は排水性と保水性に優れており、水はけが良くなるため、人工芝の施工業者でも多く利用されています。


庭一面に厚さ3cmほどの高さで敷き詰めればOKです。


粘土質の土ではなくても、水はけ改善としてできる限り山砂を敷くことをオススメします。


人工芝に敷く砂については、以下の記事でも詳しく解説していますので、参考にしてみてください。


関連記事: 「人工芝 砂」


下地をできる限り平らにする


人工芝にカビが生えないようにする対策の3つ目は「下地を平らにすること」です。


下地がボコボコの状態で人工芝を敷くと、人工芝と下地の間に隙間が空き、その隙間に湿気がたまることでカビが生えやすくなります。


「下地を平らにするくらいならDIYでもできそう」と思うかもしれませんが、下地の整地は簡単そうに思えて実は意外と難しいことです。


土を平行にするだけでなく、土を押し固める必要があるからです。

土を固めないと、少しの反動や衝撃で簡単に下地が崩れてしまい、デコボコになってしまうのです。


実際に、弊社でも、以下の画像のような専用の機械を使って、土をしっかり固定します。


機械で整地を行う様子


庭の状況にもよりますが、野球部員が使うようなトンボでならすだけでは不十分です。


下地を正確に平らにし、カビの生えない人工芝の庭にしたいとお考えなら、DIYよりも専門業者に依頼することをオススメします。


なお、弊社は人工芝施工の専門業者で、専用機械を使って正確に下地を整地いたしますので、「どうせ敷くなら正確に人工芝を敷きたい」とお考えなら気軽にご相談ください。


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傾斜を作るのもアリ!


下地を整地する際に、少しだけ傾斜をつけることもカビ対策にはオススメです。


傾斜をつければ、雨が降った場合でも水がたまることなく流れていき、水はけが良くなってカビが生えにくくなるからです。


ただし、前述したように下地を平らにするだけでも難しいので、緩やかな傾斜をつけるとなると難易度は高くなります。


「平らに見えるけど傾斜がついている」ように整地したい場合は、やはり専門業者に人工芝の施工を依頼すべきでしょう。


防草シートを敷く


人工芝にカビが生えないようにする対策の4つ目は「防草シートを敷くこと」です。


防草シートを敷く


防草シートを敷かないと、簡単に雑草が生えてきますが、雑草は地面から水分を吸い上げて葉から放出します。

そのため、防草シートを敷かずに人工芝と下地の間で雑草が繁殖すれば、葉から放出された水分が行き場を失い、湿気がたまってカビが生えやすくなります。


草抜きから解放されることが人工芝のメリットなのに、防草シートを敷かずに雑草が生えてしまっては本末転倒ですよね。


人工芝を敷くなら、カビ対策としても雑草対策としても防草シートの敷設は必須です。


人工芝と防草シートの関連については、以下の記事でも詳しく解説していますので、参考にしてみてください。


関連記事: 人工芝の下に防草シートは絶対必要!3つの理由と防草シートの敷き方も解説


人工芝のカビを除去できる4つの方法


現在人工芝を敷いていて、すでにカビが生えてしまった場合はどう対処すればいいのかわかりませんよね。


人工芝に生えてしまったカビを除去する方法は以下の4つです。



  • 中性洗剤を使う

  • 消毒用エタノールを使う

  • 塩素系漂白剤を使う

  • 人工芝を敷きなおす


中性洗剤を使う


人工芝に生えたカビを落とす方法の1つ目は「中性洗剤を使うこと」です。


中性洗剤とは、お皿洗いに使う一般的な家庭用洗剤のことです。


カビが発生してからあまり時間が経っていなければ、不要な雑巾などに染み込ませてさっと拭けば簡単に落ちます。


消毒用エタノールを使う


人工芝に生えたカビを落とす方法の2つ目は「消毒用エタノールを使うこと」です。


消毒用エタノールとは、手の除菌などに使うアルコール消毒のことです。


白カビが発生した場合に使用し、時間が経っていないカビであれば中性洗剤で拭いたあとの除菌・消毒にも使えます。


塩素系漂白剤を使う


人工芝に生えたカビを落とす方法の3つ目は「塩素系漂白剤を使うこと」です。


塩素系漂白剤とは、ハイターなどの一般に使われる漂白剤のことです。


黒カビや時間が経ち落ちにくくなっているカビを除去する際に使用します。

漂白剤を希釈し、雑巾などに染み込ませてカビを拭き取ってください(※スプレータイプを使うと便利です)。


漂白剤は肌に触れるとやけどのような状態になったり、手荒れの原因になりますから、扱いには十分注意してください。


人工芝を敷きなおす


人工芝に生えたカビを落とす方法の4つ目は「人工芝を敷きなおすこと」です。


人工芝を仮置きする


庭に敷いた人工芝一面にカビが繁殖してしまった場合、拭き取るのは大変なので、人工芝ごと敷きなおすことも検討してください。


人工芝を敷きなおす際は、これまで解説してきた「カビを防ぐ対策」を取ってみてください。

正しく人工芝を敷けば、10年はメンテナンス不要の庭を作れます。


ただ、DIYで人工芝を正確に敷くには、専門的な知識や技術が必要です。


よって、「人工芝を二度とカビさせたくない」とお考えなら、次の章で紹介する方法を検討してください。


【最強のカビ対策】人工芝を敷くなら専門業者に施工を依頼しよう!


これから庭に人工芝を敷く、もしくは人工芝の敷きなおしを検討しているなら、人工芝施工の専門業者に相談することをオススメします。


人工芝施工に特化した専門業者なら、高い技術で人工芝を正確に敷いてくれるので、10年はメンテナンスのいらない庭を作ってくれるからです。

DIYで行う場合に比べたら、カビを生やしてしまう可能性もほぼありません、


他にも、専門業者に人工芝の施工を依頼する主なメリットは以下の5つがあります。



  • 良質な人工芝をリーズナブルな価格で提供できる

  • 1~2日で施工が完了する

  • 安全性に配慮してくれる(子どもやワンちゃんが遊んでも安心)

  • おしゃれな庭のデザインを提案してくれる

  • すべて丸投げできるのでとにかくラク


「カビが生えず、10年はメンテ不要で、子どもやワンちゃんが安心して遊び回れる庭にしたい」とお考えなら、まずは一度専門業者に相談して話を聞いてみてください。


なお、弊社「もりかわ人工芝」は人工芝施工の専門業者です。


オリンピック委員会やFIFAの認定工場から良質な人工芝を割安な価格で仕入れることにより、お客様にリーズナブルな価格で提供しております。


「カビとは無縁の人工芝の庭をリーズナブルな価格で敷きたい」とお考えなら、ぜひ弊社にご相談ください。


「どのくらいの価格で施工してくれますか」といったお問い合わせでも歓迎いたします。


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カビ対策をしながら人工芝を敷くなら専門業者にまずは相談を!


今回は、人工芝のカビの防ぎ方や除去方法について詳しく解説してきました。


人工芝を水はけの悪い場所や湿気の多い場所に敷くと、たしかにカビは生えてしまいます。


しかし、人工芝を正しく敷けば、カビを防ぐことは可能です。

カビの生えにくい人工芝を選んだり、下地の整地方法を工夫したりなど、対策方法はたくさんあります。


ただし、本文で解説したように、カビ対策も専門的な知識や技術が必要なものばかりです。


人工芝をDIYで敷いたり、知識のない業者に敷かせたりした場合、カビに悩まされる可能性が高いでしょう。


そのため、人工芝を正しく敷き、カビとは無縁の庭にしたいとお考えなら、人工芝の専門業者に施工を依頼することをオススメします。

専門業者なら、積み上げてきた人工芝施工のノウハウを活かして、10年はメンテナンス不要の庭を作ってくれるからです。


なお、弊社「もりかわ人工芝」は人工芝施工に特化した専門業者で、これまで数多くのお庭の施工をお手伝いさせていただきました。


実際に、「DIYで敷いたんですが、カビが生えてしまいまして・・・」といったお客様のお悩みも解決して参りました。


「せっかく人工芝を敷くならカビを生やしたくない」「メンテナンス不要のキレイな庭を手に入れたい」とお考えなら、まずは弊社にご相談ください。


「とりあえず施工費用を知りたい」といったお問い合わせでも大歓迎です。


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