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コラム

2023/11/15

自宅に人工芝を敷いてゴルフの練習はできる?DIYでの敷き方や注意点を解説

自宅に人工芝を敷いてゴルフを楽しみたい方で、以下のような疑問を持っている方は多いのではないでしょうか?



  • 「自分でゴルフ用の人工芝を敷けるの?」

  • 「業者に依頼したほうがいいの?」

  • 「ゴルフ用に適している人工芝は何?」


そのほか、ゴルフ用の人工芝を敷く際の注意点も気になるでしょう。


本記事では、自宅にゴルフ用の人工芝を敷く方法や注意点、メリットなどを解説します。自宅にゴルフ用の人工芝を敷いて、気軽にゴルフの練習を楽しみたいという方は、ぜひ参考にしてください。


自宅に人工芝を敷いてできるゴルフの練習



自宅に人工芝を敷いてできるゴルフの練習は、主に以下の2つです。



  • 景観用人工芝を組み合わせてアプローチの練習ができる

  • ネットを付ければパッティングの練習ができる


それぞれのメリットや特徴を見ていきましょう。


景観用人工芝を組み合わせてアプローチの練習ができる


ゴルフに適した人工芝のみで構成すると、抵抗なくまっすぐボールが転がりやすいため、気持ちよく練習できます。ただ、より本番に近い状況で練習したい場合は、景観用人工芝との組み合わせがおすすめです。


景観用人工芝は見た目の美しさが特徴で、よりリアルに近いタイプの人工芝です。デザインの自由度が高く、複雑なコースを作ることも可能なため、より本格的なアプローチの練習が可能になります。


ネットを付ければバッティングの練習ができる


人工芝とネットを組み合わせれば、力強いショットが打てるため、本格的なバッティング練習が可能です。庭全体に人工芝を敷けば、ゴルフ場の雰囲気を味わいながら練習できるのも魅力のひとつです。


自宅でゴルフの練習をする際は、アプローチやパターが多くなります。通常バッティングの練習をしたい場合は、打ちっぱなしができる練習場に行かなければできません。人工芝とネットを組み合わせれば、自宅にいながら打ちっぱなしと同じような練習ができるようになります。


自宅にゴルフ用の人工芝を敷くメリット



自宅にゴルフ用の人工芝を敷くメリットは、以下の5つです。



  1. 好きな時間にゴルフの練習ができる

  2. 屋外だけでなく屋内にも設置できる

  3. 基本的にお手入れ不要で長く使える

  4. お好みの形で芝生を敷ける

  5. 雑草や虫の発生予防につながる


ゴルフ以外のメリットもあるので、ぜひ参考にしてください。では詳しい内容を見ていきましょう。


1.好きな時間にゴルフの練習ができる


自宅にゴルフ用の人工芝を敷くもっとも大きなメリットは、好きな時間にゴルフの練習ができることです。自宅でゴルフの練習ができれば、練習場まで行く時間や手間、費用などはかかりません。また周囲の人を気にする必要もないので、ストレスなく練習できるのも魅力です。


空いた時間で気軽に練習したい方や、毎日少しずつでも練習を継続したい方などは、自宅に人工芝を敷くことでいつでも好きなときにゴルフの練習ができます。自分の好きな時間にゴルフの練習がしたい方は、ぜひ人工芝の設置を検討してください。


2.屋外だけでなく屋内にも設置できる


自宅に人工芝を敷いてゴルフをする場合は、庭にゴルフの練習ができる十分なスペースがない場合でも設置可能です。パターゴルフであれば室内の限られたスペースでも、人工芝を敷いて練習できます。


庭にスペースがない、または庭がないという人は、室内に人工芝を敷いてゴルフの練習をするのもひとつの方法です。室内でゴルフの練習をする場合、家具や床を傷つけるリスクもあるため、施工業者と相談しながら芝の大きさや幅を決めましょう。


3.基本的にお手入れ不要で長く使える


人工芝は、ゴミや落ち葉に気づいたら拾う程度で、基本的にお手入れは不要です。天然芝のような水やりや芝刈りが不要で、メンテナンス作業もほぼないので、管理負担なくいい状態を保てます。


そのため、時間や手間をかけることなく、ゴルフの練習に集中できる点は大きなメリットです。また、キレイな見た目を長期間維持できるため、快適な気持ちでゴルフを楽しめるのも魅力です。


4.お好みの形で芝生を敷ける


自宅に人工芝を敷く際は、庭や部屋の形などお好みの形にあわせて、オリジナルのゴルフエリアを作れます。本格的なゴルフ場を参考に、難易度にあわせたコースをデザインするのも可能です。


人工芝は、ただ単調で真っ直ぐなパターゴルフのようなデザインだけではありません。中には人工芝を丸くカットして、より本番に近い雰囲気のゴルフ場を演出できます。自分オリジナルのゴルフエリアを作りたい方は、人工芝の設置を検討してみてください。


5.雑草や虫の発生予防につながる


庭に人工芝を敷くことで、雑草や虫が発生しにくくなる効果が期待できます。人工芝は樹脂やプラスチックで作られているため、そもそも虫が生息できる環境ではありません。人工芝を敷けば地面に日光が届かなくなり、雑草も生えにくくなります。


下地作りの際に防草シートを敷けば、さらに日光を遮断できるため、雑草や虫の発生をより予防可能です。ゴルフの練習用だけでなく、雑草や虫の発生を抑えたい場合にも人工芝の設置は効果的です。


ゴルフ場と自宅それぞれの芝の特徴



ゴルフ場の天然芝と、自宅に敷く人工芝の違いは、かんたんにお伝えすると以下のとおりです。 





















 ゴルフ場の天然芝自宅の人工芝
球の転がる速度遅い速い
打った際の感覚自然の土を感じる素材の人工っぽさを感じる


ゴルフ場は天然芝で、その日の気候によってコンディションが変わります。またゴルフ場の天然芝の場合は、ボールが芝生に乗っているようなイメージで、常に地面よりも浮いている状態になります。


一方、自宅の人工芝であれば、気候によって変わることもなく、ボールの流れも常に同じです。少しでもゴルフ場の天然芝に近づけたい場合は、芝生が長めのものを選んでボールが常に浮いている状態を再現しましょう。


パターゴルフに適した人工芝の選び方



ゴルフの練習の中でも、自宅でパターの練習をする方は多いでしょう。パターゴルフの練習に適した人工芝の選び方は、以下のとおりです。



  • 適切な長さの芝生を選ぶ

  • 質の高いものを選ぶ

  • ロールタイプを選びお好みの形にカットする


それぞれ詳しい内容を見ていきましょう。


適切な長さの芝生を選ぶ


パターゴルフの練習には、芝生の長さが10〜20mm程度のものが適しており、実際のゴルフ場のグリーンに近い状態を自宅にも再現できます。これ以上の長さになるとボールの流れが悪くなり、短すぎるとボールが滑りやすくなります。


適切な長さの芝生を選ぶことで、程よいクッション性でしっかりとした踏み心地も感じられるため、より天然芝に近い状態で練習可能です。パターゴルフの練習のために人工芝を敷く場合は、設置前に長さを確認しながら最適なものを選びましょう。


質の高いものを選ぶ


パターゴルフの練習用に人工芝を敷く場合は、質の高いものを選ぶことをおすすめします。なぜなら、値段は安くても質の低いものを選んでしまうと、寿命も短く買い替えまでの期間が短いので余計にコストがかかるかもしれません。


質の高い人工芝を選べば、摩耗しにくく劣化もしにくいため、長く快適に自宅でのゴルフ練習を堪能できます。もりかわ人工芝では、高品質の人工芝をお得な値段で販売しています。ぜひお気軽にご相談していただき、ご自宅の環境に適した人工芝を見つけてください。


ロールタイプを選びお好みの形にカットする


人工芝には以下2つのタイプがあり、それぞれ敷きたい場所や用途によって使い分けできます。



  • ロールタイプ

  • ジョイントタイプ


パターゴルフのグリーンの形を自由にデザインしたい場合は、ロールタイプの人工芝がおすすめです。ロールタイプは幅広いサイズがあり、好みの形やサイズにカットできます。


自宅の庭や、家の中の空いているスペースを無駄なく有効活用できるだけでなく、独自のパターゴルフ練習エリアを作成できる点も魅力的です。


DIYでゴルフ用の人工芝を敷く方法



DIYでゴルフ用の人工芝を敷く方法は、以下の手順です。



  • 下地を作る

  • 防草シートを敷く

  • 人工芝を敷設する


とくに難しい点はないので、手順どおり確実に進めていけば問題ありません。


人工芝をDIYする方法については、以下の記事でも詳しく紹介しています。


関連記事:人工芝はDIYで施工可能|自宅で施工する際のポイントや注意点を紹介


下地を作る


ゴルフ用の人工芝を敷く場合、それぞれの場所に応じて、以下の手順で下地を作っていきます。


土の上に人工芝を敷く場合の手順は、以下のとおりです。



  1. 雑草や石、砂利などを取り除く

  2. 土を平らにして固める

  3. 必要に応じて下地材を敷く


なお、コンクリートや室内に人工芝を敷く場合は下地は不要なので、設置する場所を掃除する程度で構いません。


人工芝の下地作りや下地の種類について詳しいことを知りたい方は、以下の記事をご覧ください。


関連記事:人工芝に下地はなぜ必要?下地の重要性や素材の種類、下地の作り方を解説


防草シートを敷く


人工芝を庭に敷く場合は、下地の上に防草シートを敷きます。雑草が生えにくくなり、虫やカビの発生を予防する効果があります。


なお、防草シートを選ぶ際には、以下のものを選びましょう。



  • 遮光性が高い

  • 不織布である

  • 密度が高い


防草シートを敷く際は、接続部分を少しずらして重ねることで隙間なく設置できます。


人工芝の防草シートに関しては、以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。


関連記事:人工芝の下に防草シートは絶対必要!3つの理由と防草シートの敷き方も解説


人工芝を敷設する


下地を作り防草シートを設置したら、あとは人工芝を敷くだけです。敷く際のポイントは以下のとおりです。



  • 仮置きをする

  • 芝目を合わせる

  • 隙間を作らない


固定する際は、30〜50cm程度の間隔でU字杭を打ち込むと、人工芝が捲れにくくなり長持ちします。


パターゴルフの練習用の場合は、先述のとおり芝が短めの人工芝がおすすめです。ラフとグリーンで人工芝の種類を分けると、よりゴルフ場に近い雰囲気が再現できます。


DIYでゴルフ用の人工芝を敷く際の注意点



DIYでゴルフ用の人工芝を敷く際の注意点は、主に以下の3つです。



  • つなぎ目をできるだけ少なくする

  • 下地作りを丁寧に行う

  • 完成度の高さを求めるなら業者に依頼する


人工芝を敷く際は、とくに下地作りが重要なので、綺麗に敷設するためにもぜひ参考にしてください。


つなぎ目をできるだけ少なくする


ゴルフの練習用に人工芝を敷く際は、つなぎ目を少なくすることが大切です。つなぎ目が多いと、その分ボールの流れを遮ってしまい、スムーズに転がらなくなります。ボールがスムーズに転がらないと、練習中のストレスにもつながります。


ジョイントタイプの場合はどうしてもつなぎ目が増えるため、芝目を揃えたりジョイントシートを使ったりして、つなぎ目を目立たなくしましょう。


下地作りを丁寧に行う


人工芝の下地作りは、以下のような理由から重要です。



  • 下地によって水はけ具合が変わる

  • 下地を正しく作ると長持ちする

  • 下地が安定するとゆがみにくくなる


ゴルフ用の人工芝の下地は、スイングの打撃や摩擦に耐えられるよう、景観用よりも高い安定性が求められます。


自力で行う場合は、転圧プレートを使用し下地を念入りに固めることで、安定した下地を作れます。


完成度の高さを求めるなら業者に依頼する


DIYで人工芝を敷くと、どうしてもムラができる可能性が高くなります。人工芝の見た目や実用性などの完成度を求めるなら、やはり専門の業者に依頼するのがおすすめです。


とくにゴルフ用の場合は、安定した下地作りや、つなぎ目が目立たない敷き方などのノウハウが必要です。DIYに自信がない方や、確実に綺麗な人工芝に仕上げたい方は、一度専門の業者に相談してみるのもひとつの手段です。


ゴルフ用の人工芝に関するよくある質問



ゴルフ用の人工芝に関するよくある質問は、以下のとおりです。



  • ゴルフ用の人工芝を業者に頼むといくらかかりますか?

  • 人工芝は何年もちますか?

  • 人工芝のデメリットは何ですか?


それぞれの質問にわかりやすく回答しているので、ぜひお役立てください。


ゴルフ用の人工芝を業者に頼むといくらかかりますか?


一般的な1㎡あたりの人工芝本体の費用は、800〜6,000円ほどです。


そのほか、人工芝を設置する際に必要な費用は以下のとおりです。






















材料費用
防草シート100〜700円
下地材100〜600円
そのほかの資材100〜500円


これらはあくまで目安で、業者に頼む際は見積もりを依頼して費用の詳細を聞きましょう。


人工芝の費用については、以下の記事で詳しく紹介しているので参考にしてください。


関連記事:人工芝の費用はいくら?天然芝との違いやDIYで施工する手順、メリットやデメリットを紹介


人工芝は何年もちますか?


人工芝の平均寿命は、7〜10年ほどです。日に当たる時間や人の歩く頻度など、使用状況によって寿命は変わってきます。


当店の人工芝の耐用年数は、約8年(紫外線照射試験済)です。よく踏まれる場所では倒伏(人工芝の葉の部分が倒れること)や磨耗が出る場合がありますが、短期間でボロボロになることはありません。


倒伏した場合は、ブラッシングすることで回復します。ただ人工芝は消耗品なので、経年劣化すれば、新しいものに交換が必要になります。


人工芝の耐用年数については、以下の記事でも解説しているので参考にしてください。


関連記事:「人工 芝 耐用 年数


人工芝のデメリットは何ですか?


人工芝のデメリットは、以下のようなことが挙げられます。



  • 初期費用がかかる

  • 芝生が経年劣化する

  • DIYだと見た目が悪くなることがある

  • 火気が使えない


DIYでも業者に頼む場合でも、初期費用はかかります。ミスやムラなく人工芝を敷きたい場合は、業者に依頼するほうが無難です。


それぞれの詳しい内容については、以下の記事を参考にしてください。


関連記事:人工芝を敷く際のデメリットは?5つのメリットやDIYする際の手順も紹介


自宅に人工芝を敷いて好きなときにゴルフを楽しもう!



自宅にゴルフ用の人工芝を敷くと、以下のようなメリットがあります。



  • 好きな時間にゴルフの練習ができる

  • 屋外だけでなく屋内にも設置できる

  • 基本的にお手入れ不要で長く使える

  • お好みの形で芝生を敷ける

  • 雑草や虫の発生予防につながる


ゴルフ用の人工芝を敷く際は、以下の点に注意してください。



  • つなぎ目をできるだけ少なくする

  • 下地作りを丁寧に行う

  • 完成度の高さを求めるなら業者に依頼する


自分で人工芝を敷くこともできますが、より完成度を上げたい場合は、専門の業者に依頼するのがおすすめです。


「人工芝でゴルフを楽しみたい」「自宅に人工芝を敷きたい」などのご希望がある方は、ぜひもりかわ人工芝にご相談ください。


施工したい場所やご要望にあわせて適切な提案を行いますので、お気軽にお問い合わせください。


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