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コラム

2023/11/19

人工芝の耐用年数はどれくらい?長持ちさせる4つのコツや選び方の基準を紹介

人工芝を施工しようとしている方は耐用年数が気になりませんか?耐用年数が長ければ長いほどメンテナンスの手間は少なくなり、費用も抑えられます。


人工芝の耐用年数は7年〜10年です。ただ、品質により左右され、すべての人工芝が7年〜10年きれいに維持できるわけではありません


当記事では、耐用年数が長い人工芝の選び方や寿命を伸ばすコツを紹介しています。また、人工芝を経費として申請する際の減価償却もあわせて解説します。


寿命が短い人工芝を施工してしまうと、手間が増えるうえに費用もかさむケースが多いです。耐用年数が長い人工芝の選び方を知り、施工したあとに後悔しないようにしましょう。


もりかわ人工芝では、耐用年数7年〜10年の高品質な人工芝を提供しています。施工する広さを入力するだけで見積もりができるので、気軽にシミュレーションしてみてください。


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人工芝の耐用年数は7年〜10年



人工芝の耐用年数は、一般的に7年〜10年といわれています。素材や密度など、さまざまな要素により耐用年数は変わります。


たとえば、自分で施工すると、下地作りや人工芝をうまく張り付けられないため、1年〜3年で張り替えないといけないでしょう。しかし、専門業者に依頼すれば7年〜10年は張り替えずに済みます。


人工芝の耐用年数は素材だけでなく、施工方法によっても左右されます。そのため、できる限り耐用年数を長くしたい場合は、専門業者に依頼するといいでしょう。


ロールタイプとジョイントタイプの耐用年数の違い


人工芝にはロールタイプとジョイントタイプがあります。ロールタイプとジョイントタイプの詳しい説明は以下の記事を参考にしてください。


関連記事:人工芝はロールとジョイントどちらがいい?メリット・デメリットを解説


タイプによって耐用年数の違いはあまりありませんが、素材の品質や用途によって変わります。ただ、屋内で使用する場合はジョイントタイプを選びましょう。なぜなら、ジョイントタイプは汚れたり劣化したりしても一部分だけ交換ができるからです。


ロールタイプだと、新しいものに取り替える必要があるので手間や費用が発生してしまいます。


人工芝の耐用年数が短くなる3つの原因



人工芝の耐用年数が短くなる3つの原因を紹介します。



  • 太陽光の紫外線

  • 雨や雪などの天候

  • 重いものを置き続ける


人工芝は主に屋外に施工するものなので、ある程度の劣化は仕方がありません。ただ、対策すれば劣化を遅くできるため、対策法もあわせて紹介します。


太陽光の紫外線


日当たりのいい庭やベランダに施工する場合は紫外線が多く当たり続けるでしょう。人工芝は素材の性質上、紫外線に弱く、長時間当たり続けていると劣化してしまいます


ただ、屋外に施工する際、紫外線が当たらないようにするのはほぼ不可能です。そこで、人工芝の中には、紫外線による劣化が抑えられるように加工されたものがあります。


UV加工された人工芝を利用すれば、紫外線による退色や劣化を抑えられるでしょう。


雨や雪などの天候


人工芝は、強風で飛ばされたり一部分が剥がれたりすることがあります。とくに、DIYやしっかり施工されていない場所があると、そこから剥がれる恐れがあるでしょう。


また、雨や雪によって地面がぬかるみ、人工芝がずれてしまうこともあります。人工芝がずれた場所を放っておくと、そこから雑草が生えて来るかもしれません。


自分で施工する場合は下地を丁寧に整え、強風で剥がれないようにしっかりと人工芝を繋げていきましょう


重いものを置き続ける


人工芝の上で寝転んだり重いものを置いたりすると、その部分だけ芝葉が寝てしまいます。そのため、重いものを置き続けると一部分の芝葉が起き上がらなくなり、きれいな見た目が台無しになります。


たとえば、人工芝の上に遊具を設置し、何年か経ってから撤去した場合、デッキブラシで擦っても芝葉は起き上がらないでしょう。


大きい遊具だと手間がかかってしまいますが、できる限り設置する場所を定期的に変え、デッキブラシで芝葉を起こしてあげるといいでしょう。


長持ちする人工芝の選び方



長持ちする人工芝の選び方を紹介します。



  • 高密度な人工芝

  • ポリプロピレンかポリエチレンの人工芝


高品質な人工芝は長持ちするだけでなく、庭の見た目にも影響するのでメリットが多いのが特徴です。長持ちする人工芝を選び、庭をできる限りきれいな状態を維持しましょう。


高密度な人工芝


高密度な人工芝は、芝葉が倒れにくくクッション性にも優れています。芝葉同士が支え合うため、へたりにくく起立性が高まります。


人が歩いたり重い荷物を置いたりしても、低密度な人工芝より長い期間クッション性を維持できるでしょう。子どもの遊び場やドッグランには、クッション性が高い高密度な人工芝が使われます。


高密度な人工芝は、芝葉一本一本の負荷が軽減されるため、摩耗の耐久性が高く、長持ちするといえます。


ポリプロピレンかポリエチレンの人工芝


人工芝は耐久性が重要です。耐久性には芝葉の素材が影響しており、主にポリプロピレン・ポリエチレン・ナイロンの3種類があります。






























 耐久性耐UV性水はけ
ポリプロピレン
ポリエチレン
ナイロン××


表を見てもらえればわかる通り、ポリプロピレン・ポリエチレンの2種類が性能に優れています。ただ、ポリエチレンは価格が高い傾向にあるため、おすすめはポリプロピレンです。


また、ナイロンは屋外で使用するのには向いていないため、主に室内で使用されます。耐用年数が長い人工芝にしたい方は、ポリプロピレン、予算に余裕がある方はポリエチレンを選ぶといいでしょう。


人工芝の耐用年数を伸ばす4つのコツ



人工芝の耐用年数を伸ばす4つのコツを紹介します。



  • 高品質な人工芝を施工する

  • できる限り車の乗り入れや重いものは置かない

  • 定期的なお手入れをする

  • 専門業者に依頼する


耐用年数を伸ばせれば人工芝を張り替えるスパンが長くなるため、維持費を抑えられるでしょう。順に解説していきます。


高品質な人工芝を施工する


高品質な人工芝は具体的にいうと、密度が高く、耐久性が高い人工芝のことです。耐用年数を長くしたい場合は高品質な人工芝を選ぶといいでしょう。


耐久性が高い素材は、ポリプロピレン・ポリエチレンです。芝の弾力性が高く、長期間使用してもへたりにくいのが特徴です。


一方で、密度に関しては芝葉の数が12,000針/㎡前後を目安にするといいでしょう。高密度の人工芝は芝葉同士が支え合うので倒れにくく、きれいな見た目を保てます


高品質な人工芝の条件は、密度が12,000針/㎡前後あり、素材にはポリプロピレン・ポリエチレンを使用しています。人工芝を選ぶ際には、密度と芝葉の素材に注目してみてください。


できる限り車の乗り入れや重いものは置かない


芝葉が倒れたり破損しないようにするためには、重いものをできる限り同じ場所に置き続けないことが大事です。


また、駐車場や自転車を押して歩くスペースには人工芝を施工しないのもひとつの方法です。ただ、どうしても人工芝の上に重いものを置かないといけないこともあるでしょう。その場合は、一部分だけコンクリートを施工したり、ジョイントタイプの人工芝を使ったりするのがおすすめです。


ジョイントタイプの人工芝を使い、デザインや色を考えて施工すれば個性的な庭に仕上げられます。


関連記事:駐車場に人工芝を敷くのは要注意!車の乗り入れは可能か専門家が解説


定期的なお手入れをする


よく使う場所や物を置いているところの芝葉は、時間が経つと倒れてしまいます。芝葉が倒れているのを見つけたら、デッキブラシで芝葉を起こしましょう。定期的にデッキブラシで人工芝をブラッシングするのがおすすめです。


また、人工芝は芝の間に砂や埃が溜まりがちです。芝葉が長いタイプだと奥に入り込んでしまい、取り除きにくくなってしまいます。


芝の間に入り込んだ砂や埃は、掃除機で吸いましょう。ゴミを除去し、きれいな見た目を維持できるので、劣化を防げます。


関連記事:人工芝の掃除方法は?汚れる原因や人工芝を長持ちさせるポイントも紹介


専門業者に依頼する


耐用年数が長い人工芝がいいなら専門業者に依頼しましょう。専門業者は、熟練の技術で下地作りから丁寧に作業してくれるため、庭の仕上がりや耐用年数までDIYとはまるで違います。一般的にいわれている耐用年数の違いは、以下の通りです。



  • DIYで施工:1年〜3年

  • 専門業者で施工:7年〜10年


専門業者で施工した人工芝を初めて張り替えるときに、DIYで施工した庭は2回目の張り替えを迎えることになります。初期費用はDIYのほうが抑えられますが、長い目で見ると「DIYのほうがお得」とは一概にいえないでしょう。


専門業者で施工すると、DIYで作業するより耐用年数が長い人工芝が手に入ります。


人工芝の耐用年数が過ぎたときのサイン



人工芝の耐用年数が過ぎたときのサインは以下の通りです。



  • 変色したり擦り切れたりしている

  • 芝葉が起き上がらない

  • 下地が見えてくる


上記のサインを見逃さないようにし、常にきれいで清潔感がある庭を維持しましょう。


変色したり擦り切れたりしている


人工芝は紫外線に弱く、劣化すると徐々に変色していきます。よく使用している部分は、擦り切れたり芝葉が抜けたりしているかもしれません。


変色や擦り切れが気になるようになってきたら、張り替えのタイミングです。ただ、色褪せた一部分だけの人工芝を交換すると、他の部分と色が合わなくなり目立つ可能性があります。


そのため、人工芝を張り替える際は、庭全体を張り替えるのがおすすめです。


芝葉が起き上がらない


芝葉が倒れてきたらデッキブラシで起こすと直せるのですが、劣化した人工芝はブラッシングしても直せないときがあります。ブラッシングしても芝が起き上がらない場合は劣化している証拠です。


芝が倒れても、見た目やクッション性に影響するだけなので、気にしなければそのまま使用することに問題はありません。ただ、破けたり下地が破損した場合は交換の必要があります。


下地が見えてくる


強風や雨により、継ぎ目から人工芝がめくれることがあります。人工芝がめくれると、下地が乱れたり雑草が生えてくる原因になります。また、何度も同じ場所がめくれていると継ぎ目にクセがつき、さらに目立つようになるでしょう。


そのため、下地が崩れて人工芝自体が劣化してしまうため、庭の見た目が悪くなってしまいます。下地が見えてきた場合は、業者と相談し、対策を検討しましょう。


人工芝の減価償却は部位ごとに計上



人工芝を業務用として購入し、費用が10万円を超える場合は減価償却する必要があります。人工芝の耐用年数は部位によって異なり、部位ごとに減価償却しましょう。


それぞれの耐用年数を紹介します。


















耐用年数部位
10年芝葉


アンダーパット

30年細密アスファルトコンクリート


砕石層


グラウンド



たとえば、15年後に張り替える場合、芝葉とアンダーパット部分は経費として認められますが、耐用年数が30年の部位は経費として認められません。


業務用として人工芝を購入する際は、税法上の耐用年数も考慮しましょう。


関連記事:国税庁・人工芝の耐用年数


もりかわ人工芝なら高品質な人工芝をリーズナブルに施工できる



耐用年数が長い人工芝を探しているならもりかわ人工芝の商品がおすすめです。もりかわ人工芝では、FIFA認定工場、オリンピック委員会選定工場と協力して商品を選定し、パイル素材には高耐久なポリエチレンとポリプロピレンを使用しています。


料金は施工費込み7,500〜9,500円/㎡で、3種類の商品を用意しています。耐用年数は7年〜10年です。


ホームページには、施工する広さを入力するだけで見積もり金額がわかる料金シミュレーターがあります。高品質な人工芝の費用を、参考程度にシミュレーションしてみてください。


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人工芝の耐用年数を伸ばすためには専門業者に依頼しよう



人工芝を施工するなら耐用年数は大切です。耐用年数やランニングコストを優先するなら、専門業者に依頼しましょう


人工芝をDIYで施工した場合、初期費用は抑えられますが、耐用年数は1年〜3年と短くなってしまいます。一方で、専門業者に依頼した場合、初期費用はDIYより高くなりますが、耐用年数は7年〜10年と倍以上の耐久性があります。


そのため、長い目で見ると、専門業者に依頼したほうが手間や費用を抑えられる可能性があるでしょう。


もりかわ人工芝なら高品質な人工芝を低価格で提供しています。料金は7,500円〜9,500円/㎡となっており、以下のサービスも含まれています。



  • 整地

  • 防草シート、人工芝材料費

  • 施工料

  • アフターフォロー(3ヶ月保証)


また、除草作業や天然芝剥がし、木の伐採が必要な場合などは追加料金が発生することがあります。


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