コラム
2023/12/31
一戸建てに効果的な雑草対策8選|それぞれの具体的手順や注意点を解説
一戸建ての雑草について、次のような疑問を持っている方は多いのではないでしょうか?
- 「生えすぎた庭の雑草はどう処理すればいいの?」
- 「除草作業は何から始めればいい?」
- 「効果的な雑草対策は何をすればいい?」
とくに庭が広い家に住んでいる方は、雑草に頭を悩ませているでしょう。
本記事では、このような疑問を持つ方に対して、一戸建ての効果的な雑草対策を紹介します。
庭の雑草が生えて困っている方は、ぜひ参考にしてください。
一戸建ての雑草対策は2種類ある
一戸建ての雑草対策には、主に以下2つの方法があります。
- 現在生えている雑草を取り除く
- 雑草を生えにくくする
それぞれのポイントを見ていきましょう。
現在生えている雑草を取り除く
現在生えている雑草を取り除くには、以下のような方法があります。
- 草むしりする
- 除草剤で枯らす
草むしりは手間はかかりますが、即効性がありもっとも効果的な雑草対策です。
手間をかけずに現在生えている雑草を取り除くには、除草剤をまく方法もあります。
現在生えている雑草が多くない場合は、草むしりで対応できるでしょう。
量が多く草むしりに時間がかかりそうな場合は、除草剤に使用がおすすめです。
雑草を生えにくくする
雑草を取り除いた後に再び雑草が生えないようにするために、以下のような方法が効果的です。
- 除草剤をまく
- 防草シートを敷く
- 砂利を敷き詰める
- 人工芝を敷設する
雑草は一度取り除いても、根や茎が残っていたり日光が当たったりするような環境だと、再び生えてきます。
そのため、除草剤で根や茎を枯らし、さらに日光が当たらないよう地面の上に物理的にシートや砂利などをおくのが効果的な雑草対策です。
砂利や人工芝は、庭の景観をおしゃれにする効果もあるため、雑草対策と同時に庭の雰囲気を変えてみるのもいいでしょう。
一戸建てに効果的な雑草対策8選
一戸建てに効果的な雑草対策は、以下の8つです。
- 1.草むしりをする
- 2.除草剤をまく
- 3.防草シートを敷く
- 4.砂利を敷き詰める
- 5.ウッドチップを敷き詰める
- 6.コンクリートで固める
- 7.ウッドデッキを設置する
- 8.人工芝を敷く
それぞれ詳しい方法を解説するので、自宅の雑草対策を考える際の参考にしてください。
雑草対策については、以下の記事でも紹介しているので、ぜひあわせてご覧ください。
関連記事:雑草対策15選!最強なのは10年以上メンテ不要となる「人工芝」の施工!
1.草むしりをする
草むしりはもっとも手軽で即効性のある雑草対策です。
以下に、草むしりに適した服装や必要な道具をまとめました。
草むしりに適した服装 | 必要な道具 |
・長袖 ・長ズボン ・長靴 ・帽子 ・軍手 | ・タオル ・ドリンク ・虫除けスプレー ・草取りフォーク ・草抜き鎌 |
草むしりは、以下のようなタイミングがおすすめです。
- 雨が止んだ日の翌日
- 気温の低い早朝の時間帯
関連記事:庭の草取りに必要な道具は?楽な方法はあるの?草取りが不要になる対策も紹介
2.除草剤をまく
除草剤を使った雑草対策には、以下のようなメリットとデメリットがあります。
メリット | デメリット |
・費用対効果が高い ・草むしりに比べて手間が少ない | ・ほかの植物を枯らす可能性がある ・効果が出るまでに時間がかかる |
除草剤は雑草の状態や地面の状況によって最適な種類が異なるため、購入する際はホームセンターの担当者に相談しながら選ぶことが大切です。
除草剤は年に2回、以下のタイミングでまくのがおすすめです。
- 春が訪れる前の2~3月頃
- 夏が終わる9~10月の秋頃
除草剤は効果が出るまでに時間がかかるため、雑草を生えさせたくない時期の少し前に撒きましょう。
3.防草シートを敷く
雑草対策に防草シートを使う際は、以下のようなタイプを選びましょう。
- 遮光性が高い
- 不織布である
- 密度が高い
雑草対策のためには、地面に日光を届かなくすることが大切です。
そのため、遮光性の高い不織布の防草シートを敷いてください。
また雑草が隙間から生えてこないよう、密度の高いものがおすすめです。
防草シートは人工芝と合わせて使うことで、より効果的な雑草対策になります。
防草シートの敷き方や効果などについては、以下の記事でも紹介しているのでぜひ参考にしてください。
関連記事:人工芝の下に防草シートは絶対必要!3つの理由と防草シートの敷き方も解説
4.砂利を敷き詰める
砂利は費用も手間もかからず、一戸建ての雑草対策におすすめです。
庭のぬかるみ防止や防犯対策になるなどのメリットもあります。
ただし、掃除がしにくくなったり、歩きにくくなるなどのデメリットもあります。
砂利を敷く際は土の上にそのまま敷くよりも、防草シートや人工芝とあわせて使うといいでしょう。
雑草対策に砂利を敷くメリットや具体的な手順については、以下の記事を参考にしてください。
関連記事:雑草対策に砂利を敷くメリットは?具体的な手順や失敗パターンも紹介
5.ウッドチップを敷き詰める
ウッドチップを敷き詰めることで、庭の雑草対策にもなります。
一戸建てで庭が広い場合は、ウッドチップをまくだけで雑草が生えにくくなるため、手間を考えると行いやすい雑草対策です。
ウッドチップには、以下のような効果が期待できます。
- 雑草を生えにくくする
- 庭の雰囲気をおしゃれにしてくれる
- 土表面の温度が変化にしにくくなる
- 泥はね防止になる
- リラックス効果をもたらしてくれる
- 庭の臭いを消臭してくれる
ただし1〜2年で補充や交換が必要になり、費用面での負担がデメリットに感じるかもしれません。
6.コンクリートで固める
コンクリートを固めて庭に敷きつめる方法も、雑草対策に効果的です。
コンクリート部分はひび割れが発生しない限り、雑草が生えてくることはありません。
ただしコンクリートは透水性がないため、端っこに水が流れるためのスリット部分が必要です。
スリット部分には、防草シートや砂利を敷き詰めれば、ほとんど雑草が生えてくることはないでしょう。
コンクリートだけでなく自分好みのタイルも組み合わせれば、雑草対策をしながらおしゃれな庭にすることも可能です。
7.ウッドデッキを設置する
ウッドデッキを設置して日光を届きにくくすることで、雑草を生えにくくする効果が期待できます。
ウッドデッキはリラックススペースにもなり、庭の雰囲気をおしゃれにする効果もあります。
しかし、ウッドデッキだけだと完全に雑草を防げないため、防草シートや砂利、人工芝などと組み合わせるのがおすすめです。
ウッドデッキは大規模な工事が必要になる場合もあるため、費用面を考慮しながら専門業者に任せましょう。
8.人工芝を敷く
ここまで紹介した方法を組み合わせながら、人工芝を敷くとより効果的な雑草対策になります。
おすすめの対策手順は、以下のとおりです。
- 草むしりをする
- 除草剤をまく
- 防草シートを敷く
- 砂利を置く
- 人工芝を敷く
人工芝には、以下のようなメリットがあります。
- 維持費や手間がほとんど必要ない
- 耐久性が高く長期間利用できる
- 子どもやペットの遊び場として使える
庭の雰囲気を見ながら、あわせてウッドデッキを設置してみるのもいいでしょう。
庭に人工芝を敷く手順は、以下の記事を参考にしてください。
関連記事:庭に人工芝を敷く手順は?費用やメリット・デメリットについても紹介
おしゃれに雑草対策したい場合は人工芝がおすすめ
一戸建ての雑草対策には、人工芝がおすすめです。
人工芝を敷くことで、庭をおしゃれにできるだけでなく、以下のようなメリットもあります。
- 維持費がほとんどかからない
- 耐久性が高く長期間利用できる
- 服や靴を汚さず遊べる
- スペースを有効活用できる
人工芝は一度敷けば、維持費やメンテナンスの手間がほとんどかからないのが魅力的です。
雑草対策について、以下の記事でも紹介しているので、ぜひあわせてご覧ください。
関連記事:芝生によく生える雑草と対策とは?人工芝に効果的な雑草の予防策も紹介
人工芝で雑草対策をする際の費用
雑草対策に人工芝を敷く場合の費用について、以下2つのケース別に紹介します。
- DIYで行う場合
- 業者に依頼する場合
できるだけ費用を抑えたい方はDIYで設置しましょう。
DIYに自信がなく、確実にキレイに敷きたい方は業者に依頼するのがおすすめです。
それぞれの詳しい費用を見ていきましょう。
関連記事:人工芝の費用はいくら?天然芝との違いやDIYで施工する手順、メリットやデメリットを紹介
DIYで行う場合の費用
人工芝を使ってDIYで雑草対策する場合は、以下のような道具を自分で準備しなければいけません。
必要な道具 | 費用 |
人工芝 | 800~6,000円(1㎡あたり) |
防草シート | 100〜700円 |
下地材 | 100〜600円 |
その他資材 | 100〜500円 |
上記はあくまでも目安で、防草シートや下地材は種類や敷くスペースによって金額が異なります。
安い人工芝の場合、水はけが悪かったり耐久性が著しく低かったりする可能性があるので、できるだけ品質の高い商品を使いましょう。
おすすめの人工芝について詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
関連記事:手に入れやすいおすすめの人工芝5選|選ぶポイントやDIYする際の手順も紹介
業者に依頼する場合の費用
雑草対策のために人工芝を敷く作業を業者に依頼する場合は、以下の費用がかかります。
内容 | 費用 |
人工芝 | 800~6,000円(1㎡あたり) |
人工芝の敷設 | 3,500~7,000円(1㎡あたり) |
その他のオプション | 業者によって異なる |
当然ですが金額だけ見ると、DIYのほうが安く済みますが、専門業者の高い技術力で高品質な人工芝をキレイに敷けるメリットがあります。
業者に依頼する際は、必ず事前見積もりをしてもらって金額に詳細を確認してから契約しましょう。
人工芝の雑草対策を業者に依頼する際の注意点
人工芝の雑草対策を業者に依頼する際の注意点は、以下のとおりです。
- 必ず事前見積もりをする
- 保証制度がある業者を選ぶ
- 実績や評判などをチェックする
- 相場にあった費用か確認する
- 自社の人工芝を使っている業者に依頼する
無料見積もりもなくすぐに契約させてくるような業者は、とにかくお金を払わそうとしている恐れがあるため慎重に対応しましょう。
相場については本記事の「業者に依頼する場合の費用」で確認して、差が大きくないか事前確認することが大切です。
人工芝を使った雑草対策をご検討の方は、ぜひもりかわ人工芝へご相談ください。
無料見積もりや相談に随時対応してます。
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雑草対策に関するよくある質問
雑草対策に関するよくある質問は、以下の3つです。
- DIYと業者どちらで雑草対策したほうがいいですか?
- 重曹や塩は雑草対策になりますか?
- お金のかからない雑草対策は何ですか?
それぞれの質問にわかりやすく回答するので、ぜひ参考にしてください。
DIYと業者どちらで雑草対策したほうがいいですか?
手間はかかっても費用を抑えたい方はDIYがおすすめで、費用はかかっても手間をかけたくない方は業者に依頼したほうがいいでしょう。
DIYの雑草対策については記事内の「一戸建てに効果的な雑草対策8選」を参考にしてください。
業者に依頼する場合は「人工芝の雑草対策を業者に依頼する際の注意点」を参考に、信頼できる業者を選びましょう。
重曹や塩は雑草対策になりますか?
重曹は刺激が少なく、ほかの植物に影響を与えることなく雑草対策が可能です。
重曹自体に雑草を枯らす効果がまったくないわけではありませんが、雑草への浸透力が弱く期待どおりの効果につながらない可能性があります。
塩を使った雑草対策は、雑草を枯らす効果はありますが、ほかの植物にも塩害がおよび育たなくなる恐れがあります。
雑草対策で重曹や塩を使うよりも、市販の除草剤をまくほうが効果的でしょう。
お金のかからない雑草対策は何ですか?
もっとも手軽で費用もほとんどかからないのが「草むしり」です。
草むしりは自力で行う必要があるため手間はかかりますが、こまめに行えば庭の雑草対策として非常に効果的です。
そのほか、除草剤をまいたり、防草シートや砂利を敷いたりする雑草対策も、人工芝やアスファルトを設置する方法に比べると安く行えます。
手間と費用のバランスを考えながら、ご自分にあった雑草対策をしてみてください。
一戸建ての場合は人工芝を敷いて効果的に雑草対策しよう
一戸建ての雑草対策には、以下のような方法があります。
- 定期的に草むしりをする
- 除草剤をまいて雑草を枯れさせる
- 砂利や防草シートを敷く
- ウッドチップを敷き詰める
- コンクリートやタイルでを敷く
- ウッドデッキを設置して日光を遮る
- 人工芝を敷いておしゃれに雑草対策する
とくにおすすめなのは、一度敷くと手間や費用もほとんどかからない人工芝を敷く方法です。
一戸建ての庭で雑草に困っている方は、ぜひ人工芝の設置を検討してみましょう。
「一戸建ての雑草対策に困っている」「雑草対策に人工芝を敷きたい」などの悩みや希望がある方は、ぜひもりかわ人工芝にご相談ください。
施工したい場所やご要望にあわせて適切な提案を行いますので、お気軽にお問い合わせください。
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