コラム
2023/11/11
人工芝の下に防草シートは絶対必要!3つの理由と防草シートの敷き方も解説
「人工芝を庭に敷きたいけど、防草シートって絶対に必要なのかな?」
防草シートの効果がイマイチよくわからず、本当に必要なのか疑問に思いますよね。
結論から言いますと、人工芝を庭に敷設するなら、防草シートは欠かせません!
防草シートを敷かないと、99.9%の確率で雑草が生えてくるからです。
しかし、防草シートを敷けばいいと言うわけでもありません。
防草シートを敷くには専門的な知識と技術が必要です。
防草シートをDIYで敷いたばかりに、結局人工芝を敷きなおしているお宅が非常に多くいらっしゃいます。
そこで今回は、人工芝に防草シートが必要な理由や、防草シートの選び方、正しい敷き方などを詳しく解説していきます。
この記事を読めば、メンテナンス不要で長持ちする人工芝の庭の作り方がわかるでしょう。
なお、弊社「もりかわ人工芝」は人工芝施工の専門業者です。
お庭の仕上がりを左右する「下地作り」から「防草シートや人工芝の敷設」までトータルサポートしております。
「手間をかけずにメンテ不要の人工芝の庭を手に入れて、家族と快適な休日を過ごしたい」とお考えなら、ぜひ弊社にお手伝いさせてください。
もちろん、見積もりのみのお問い合わせでも大歓迎です。
>>【人工芝と防草シートを高度な技術で敷設】無料で見積もりを依頼する
人工芝の下に防草シートは必要!3つの理由を解説
人工芝の下に防草シートが必要な理由は以下の3つです。
- 雑草が生えてくる
- 雑草の影響で人工芝がデコボコになる
- 虫が入り込んで繁殖する
それぞれ詳しく解説いたします。
雑草が生えてくる
人工芝の下に防草シートが必要な最大の理由は「雑草が生えてくるから」です。
防草シートの名の通り、シートを人工芝の下に敷けば、雑草の繁殖を抑えられます。
雑草の繁殖を抑えれば、雑草抜きや草刈りといったメンテナンスをする必要のない人工芝の庭を手に入れられます。
「人工芝をちゃんと敷けば、雑草なんて生えてこないんじゃないの?」と思うかもしれませんが、雑草の生命力を侮ってはいけません。
以下のように、雑草は人工芝のごくわずかな隙間からでも容赦なく成長します。
- 水はけを良くするために開けられた人工芝の透水穴から生える
- 人工芝の繋目から生える
- 人工芝と「壁や造形物」の隙間から生える
上記のようなわずかな隙間からは「雑草の種・日光・水」が入り込むため、簡単に雑草が育ってしまうのです。
防草シートを敷かなければ、せっかくメンテナンス不要の人工芝にしても、雑草抜きに時間を取られることになり本末転倒です。
人工芝を敷く際は、防草シートは不可欠と言えます。
雑草の影響で人工芝がデコボコになる
前述したとおり、人工芝の下に防草シートを敷かないと、雑草が生えてきます。
雑草が生えてくると、人工芝の下で繁殖しつづけるので、その影響で人工芝が盛り上がり、デコボコになってしまいます。
デコボコになれば歩きにくいですし、見た目も悪くなるでしょう。
何より、盛り上がった芝につまずいて転倒し、怪我をする危険性もありますので、子どもやワンちゃんは安全に遊べなくなります。
景観がよく安全な人工芝の庭にしたいなら、防草シートの敷設は欠かせません。
虫が入り込んで繁殖する
人工芝の下に防草シートを敷かない場合、人工芝と地面の間で虫が繁殖する可能性があります。
前述したとおり、人工芝に防草シートを敷かないと、雑草が生えてきます。
その雑草を餌にして虫が湧いてしまう可能性があるのです。
「人工芝を敷くとゴキブリが出やすい」と言う噂も半分は本当です。
ただ、人工芝の下に防草シートを正しく敷設して、雑草が生えないようにすれば虫が湧くことはありません。
虫だらけの人工芝の庭にしたくないとお考えなら、必ず人工芝の下に防草シートを敷きましょう。
なお、弊社は人工芝施工の専門業者で、人工芝や防草シートを専門業者ならではの高い技術力で正確に敷設できますので、気軽にご連絡ください。
>>【高度な技術で人工芝と防草シートを敷設】無料で見積もりを依頼する
人工芝の施工に最適な防草シートの選び方3選
前述したとおり、人工芝の下に防草シートを敷くことは必須ですが、防草シートなら何でもいいわけではありません。
人工芝の施工に最適な防草シートを選ぶなら、以下3つの基準を守ってください。
- 遮光性が高い
- 不織布である
- 密度が高い
それぞれ詳しく解説していきます。
遮光性が高い
人工芝の下に防草シートを敷くなら、遮光性が高いモノを選んでください。
遮光性が高ければ、人工芝の下にある地面(=下地)に日光が届かないため、雑草が光合成できずに成長しなくなるからです。
逆に、防草シートの遮光性が低ければ、下地にわずかに残っていた植物の種子に日光が届き、光合成が行われることで雑草が繁殖します。
日光さえ届かなければ雑草は育たないので、防草シートの遮光性の高さはとても重要です。
不織布である
人工芝の下に防草シートを敷くなら、「不織布」で作られた防草シートを選んでください。
前提として、防草シートは、基本的に以下の3種類で作られています。
織布 | 繊維を縦と横に規則正しく織り込んだ方法で作られている。目が粗い場合、わずかな隙間から雑草が生えてくる可能性がある。安価だが、耐久性も低く、ほつれやすいのでカットしにくい。耐用年数は5年ほど。 |
不織布 | 繊維をランダムに集積して、機械的に絡ませたり、接着樹脂で結合させて作られている。隙間がほとんどなく、日光が届かない。ほつれにくいのでカットしやすい。耐用年数も10年程と長く、コスパがいい。 |
プラスチック | ポリプロピレンで作られている。不織布よりも防草効果も耐久性も高いが、値段が高額。 |
上記のように、不織布の防草シートは、繊維が縦と横で織り込まれた織布と違って繊維をランダムに絡ませた構造をしており、雑草が生えにくい仕組みになっています。
耐久性にも優れ、耐用年数も10年程度なので、人工芝に敷く防草シートとしてはもっともコスパがいいです。
良質な人工芝の耐用年数も10年程度なので、張り替える際も同時に行えます。
もし、耐用年数5年の織布の防草シートを選んでしまえば、人工芝をめくって防草シートだけ取り替える必要があり面倒です。
だからと言って、防草シートを張り替えなければ劣化部分から雑草が生えてきてしまいかなり厄介です。
人工芝の下に敷く防草シートは、もっともコスパのいい不織布を選んでください。
密度が高い
人工芝の下に敷く防草シートを選ぶときは、密度の高い防草シートを選んでください。
防草シートを形成している繊維の密度が高ければ、わずかな隙間から雑草が生えてくる可能性を軽減できるからです。
逆に、目が粗く密度の低い防草シートを選んでしまえば、隙間から植物の種子や日光が入り込み、簡単に雑草が生えてきます。
前述したように、「不織布の防草シート」を選んでおけば、大抵は密度が高いので問題ありません。
ただし、安価な不織布の防草シートを選んでしまうと、密度が低い場合が稀にあるので、選ぶ際は注意してください。
防草シート一体型の人工芝は実際どう?メリットとデメリットを解説
前章で人工芝の下に敷く防草シートの選び方を紹介しましたが、もう一つ検討すべき「防草シートの条件」があります。
それは、「防草シート一体型の人工芝」です。
簡単に言うと、一般的には人工芝と防草シートは別売りですが、一体型は防草シートがくっついている人工芝のことを言います。
防草シート一体型の人工芝のメリットとデメリットは以下の通りです。
- 【メリット1】人工芝の施工がラクになる
- 【デメリット1】防草効果が薄い
- 【デメリット2】自由にカットしにくい
それぞれ詳しく解説していきます。
【メリット1】人工芝の施工がラクになる
防草シート一体型人工芝のメリットは、人工芝の施工がラクになることです。
一般的に、防草シートと人工芝は別売りされています。
そのため、人工芝を敷く際は、最初に防草シートを敷き詰めてから、人工芝を敷く、という2つの工程があります。
しかし、防草シート一体型人工芝はそれぞれがくっついているので、1回の工程で済んでしまうのです。
DIYなどで手間なく人工芝を敷きたいとお考えなら、防草シート一体型の人工芝を検討してみてください。
【デメリット1】防草効果が薄い
防草シート一体型人工芝のデメリットは、防草効果が薄い可能性があることです。
人工芝と一体型の防草シートは、いわゆる「人工芝のおまけ」としてつけられているケースがあるからです。
おまけのような防草シートは防草効果だけでなく、耐久性もないので、すぐに交換が必要になります。
しかし、人工芝と一体型なので、防草シートだけでなく人工芝まで交換しなければならず、余計に費用がかかってしまいます。
防草効果が高く、人工芝を長持ちさせられる良質な防草シートを使いたいとお考えなら、一体型はオススメしません。
【デメリット2】自由にカットしにくい
防草シート一体型の人工芝は自由にカットしにくいため、使い勝手が悪い傾向にあります。
人工芝をカットする際は、裏地の縫い目を見てカットするのが基本です。
人工芝はパイル(草)が1cm間隔で植えられている仕組みになっています。
その縫い目の1〜2mm外側をカットすると、パイルがカットした断面を少し飛び出すような形になるので、人工芝同士を繋ぎ合わせたときに繋目が目立たなくなるのです。
しかし、防草シートが一体なっている場合、人工芝の縫い目が隠れて見えないので、上記のようにカットできなくなります。
そのため、繋目が目立つ不格好なお庭になってしまう可能性があります。
繋目の目立たない、見た目のキレイな人工芝の庭が欲しいとお考えなら、防草シート一体型人工芝はあまりオススメできません。
防草シート一体型の人工芝ならこの3つがオススメ!
もし、防草シート一体型人工芝を使用するなら、以下3つのメーカーがオススメです。
- アイリスオーヤマ
- モダンデコ
- カインズ
それぞれ詳しく紹介していきます。
アイリスオーヤマ
「アイリスオーヤマ」さんでは、「防草シート一体型」と言うよりは、「防草シート不要」かつ「防カビ対策」を施した人工芝を販売しています。
引用元:アイリスオーヤマ「人工芝一覧」
サイズによって価格が変わってきますし、サイズのオーダーもできるので、あなたのお庭にあったサイズを選んでみてください。
ちなみに、U字釘56本ついているので、別で購入する必要はありませんが、人工芝同士をつなぎ合わせる専用テープは必要になりますので別でお求めください。
モダンデコ
「モダンデコ」さんでは、防草シート一体型人工芝を販売しています。
アイリスオーヤマさんのように、サイズによって値段が変わってきますので、あなたのお庭に合わせたサイズを選んでください。
サイズのオーダーメイドはやっていないようです。
ちなみに、モダンデコさんでも「U字ピン」がついてきます。
カインズ
カインズのようなホームセンターでも、防草対策を施した人工芝を販売しています。
引用元:カインズ「防草リアル人工芝」
ただ、防草シート一体型と言うよりは、人工芝の裏面に防草効果を多少施しているといったタイプなので、単体の防草シートよりも防草効果は低い可能性があります。
失敗覚悟で「試しに人工芝を敷いてみたい」という場合にはいいかもしれませんが、本格的に人工芝の庭にしたいとお考えなら、あまりオススメはできません。
ちなみに、ホームセンターで手に入るオススメの人工芝は以下の記事で詳しく解説しているので、参考にしてみてください。
関連記事: 【準備中】ホームセンターで手に入るおすすめの人工芝5選|DIYの手順や注意点も紹介
人工芝は「防草シートの敷き方」が命!
人工芝の敷設は「防草シートの敷き方」にかかっています。
これまで解説してきたように、人工芝の仕上がりは、防草シートを正確に敷いて、雑草の繁殖をいかに抑えられるかが肝となるからです。
具体的にお伝えすると、人工芝の敷設は「下地(整地)」と「防草シート」が鍵を握ります。
【下地を整地する弊社スタッフ】
【弊社で防草シートを敷いた後の様子】
防草シートを正しく敷くポイントは主に以下の4つです。
- 雑草を根っこから抜いておく
- 下地(地面)を平らに整地する(圧力をかけ固める)
- 防草シート同士を専用のテープで隙間のないように接着する
- 防草シートがめくれないようピンやU字釘で固定する
とくに「雑草の根っこ抜き」や「防草シートを隙間なく接着する」の2つは、今後雑草が生えてくるかこないかが決まる重要な工程になるので、最新の注意を払う必要があります。
上記の工程も含めた「人工芝の敷き方」については、以下の記事で詳しく解説していますので、参考にしてください。
関連記事: 庭に人工芝を敷く手順は?費用やメリット・デメリットについても紹介
人工芝と防草シートの施工を専門業者に任せるべき3つの理由
これまで解説してきたように、メンテナンス不要の人工芝の庭に仕上げたいなら、防草シートの正しい敷設は必要不可欠です。
だからこそ、人工芝や防草シートの敷設は「専門業者」に相談してください。
専門業者に任せれば、以下3つのメリットがあるからです。
- 施工技術が高い
- 人工芝が良質でリーズナブル
- すべてお任せできてラク
とくに、人工芝の専門業者なら、高い施工技術を持っているので、人工芝専門ではない外構業者やDIYで施工したときのように、失敗する確率が極めて低いです。
実際に、弊社にも「一度DIYで敷いてみたんですが、ダメでした・・・」と駆け込んでくるお客さまが少なくありません。
人工芝をDIYで敷設するにも、費用は数万円程かかりますから、そのお金がそっくりムダになってしまいます。
10年以上メンテナンス不要のキレイな人工芝のお庭が欲しいとお考えなら、人工芝の専門業者に相談した方が、長い目で見たら断然お得です。
なお、弊社「もりかわ人工芝」は人工芝施工の専門業者です。
オリンピック委員会やFIFAの認定工場から良質な人工芝を安く仕入れ、お客さまにリーズナブルな価格で提供しています。
「良質な人工芝で家族と快適な休日を過ごしたい」とお考えでしたら、ぜひ弊社にお手伝いさせてください。
もちろん、「とりあえず見積もり額だけ知りたい」といったお問い合わせでも大歓迎です。
>>【人工芝も防草シートも正確に敷設いたします!】無料で見積もりを依頼する
人工芝と防草シートの施工は専門業者に依頼しよう!
今回は、人工芝の下に防草シートは必要か否かについて詳しく解説してきました。
結論としては、人工芝の下に防草シートは必要不可欠です。
防草シートを敷かないと、人工芝の隙間から雑草が生えてきてしまい、定期的にメンテナンスが必要なお庭になってしまうからです。
メンテナンスしたくないから人工芝にするのに、雑草が生えてしまっては本末転倒ですよね。
ただ、防草シートをただ敷けばいいと言うわけでもありません。
防草シートを敷くのには専門的な知識と技術が必要です。
とくに、知識のないままDIYで敷いてしまうのが一番危険で、大半の方が結局雑草抜きに性を出しているか、敷きなおしする結果となっています。
そのため、人工芝を正しく敷設して、10年単位でメンテナンス不要のお庭を手に入れたいとお考えなら、専門業者に相談することをオススメします。
専門業者なら、高い施工技術とノウハウで人工芝も防草シートも正確に敷いてくれるからです。
なお、弊社「もりかわ人工芝」は人工芝施工の専門業者です。
オリンピック委員会やFIFAの認定工場から良質な人工芝だけを厳選し、割安な価格で仕入れております。
その分、良質な人工芝をお客さまにリーズナブルな価格で提供しております。
「メンテナンス不要で長持ちする人工芝の庭を手に入れたい」とお考えなら、まずは弊社にご連絡ください。
もちろん、見積もりや相談のみのお問い合わせでも大歓迎です。
>>【良質な人工芝をリーズナブルな価格で!】無料で見積もりを依頼する