コラム
2023/11/15
人工芝を庭に敷いて後悔するのはどんなとき?後悔しないためにするべきことも紹介

- 「人工芝を敷きたいけど後悔したらどうしよう」
- 「人工芝を敷いて後悔するのはどんなとき?」
- 「後悔しないために何をすればいいの?」
このような疑問を抱いている方は多いのではないでしょうか?せっかく人工芝を敷いたのに、後悔したくはないですよね。
本記事では、庭に人工芝を敷いた際に後悔しがちなことや、後悔しないためにするべきことを紹介します。人工芝を敷いて後悔したくない方は、ぜひ参考にしてください。
人工芝を敷いて後悔する10個の理由
人工芝を敷いて後悔するよくある理由は、以下の10個です。
- 想像したよりも人工的だった
- DIYで雑になった
- 強風で剥がれた
- 水たまりができた
- 雑草が生えてきた
- 劣化が早かった
- カビが生えてきた
- 初期費用が高かった
- BBQエリアを準備していなかった
- 敷いた場所が微妙だった
後悔する理由を知ることで、事前対策も立てやすいので、ぜひ参考にしてください。
1.想像したよりも人工的だった
人工芝なので天然芝に比べると、人工的な見た目や肌触りを感じるのは仕方のないことです。ただ、自分が想像していた以上に人工的な場合は、敷いた後に後悔する可能性があります。
人工芝はプラスチック素材でできており、経年劣化はするもののほとんど変化はなく季節感も感じられません。少しでも人工的な感じを減らし自然の雰囲気を出したいのであれば、できるだけ自然に近い人工芝を選びましょう。
2.DIYで雑になった
人工芝は、DIYで行うか業者に依頼するか2つの設置方法があります。費用を少しでも抑えたいという理由からDIYで行う人はいますが、業者が行う完成度に比べるとどうしても見た目にムラが出る可能性があります。
「とにかく費用を抑えたい」「DIYが好きなので自分でやりたい」という場合以外は、業者に任せるのが安心です。
DIYで人工芝を敷く際の手順やポイントは、以下の記事で紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
関連記事:人工芝はDIYで施工可能|自宅で施工する際のポイントや注意点を紹介
3.強風で剥がれた
人工芝を敷く際にしっかりと固定しないと、強風で剥がれてしまいます。とくにDIYで行った場合は、うまく固定できずに剥がれたりずれたりすることがあります。
強風で剥がれにくくするための対策は、以下のとおりです。
- 下地をしっかりと固め釘を固定しやすくする
- 固定ピンを多めに使い固定する
- 人工芝の上に重石を置く
人工芝が剥がれると見た目が悪くなり後悔につながるので、事前準備の段階で剥がれにくい対策をしましょう。
4.水たまりができた
せっかく人工芝を敷いても大雨などで水たまりができると、見た目が悪くなるだけでなく、芝生を傷める原因にもなります。人工芝は、天然芝に比べると水はけがよく、水たまりができにくいのが特徴です。
しかし、敷く場所や下地の状態、敷き方などによって水はけが悪くなる可能性があります。人工芝を敷く場所の水はけに問題がないか事前に確認したり、水はけのいい下地材を選んだり、できる範囲で水はけ対策を行いましょう。
人工芝の水はけ対策については、以下の記事でも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
関連記事:人工芝って水はけが悪いの?水はけをよくする敷き方や下地材を紹介
5.雑草が生えてきた
人工芝を敷くことで雑草対策になりますが、事前準備や敷き方が雑になると雑草が生えてくることがあります。せっかく人工芝を雑草対策のために敷いても、雑草が生えると見た目が悪くなりガッカリします。
人工芝を敷いて雑草を生えにくくするポイントは、以下のとおりです。
- 敷く場所の雑草を確実に除去する
- 防草シートを丁寧に敷く
- 人工芝を隙間なく敷く
人工芝の雑草対策については、以下の記事も参考にしてください。
関連記事:芝生によく生える雑草と対策とは?人工芝に効果的な雑草の予防策も紹介
6.劣化が早かった
人工芝の耐用年数は、7〜10年ほどで、日に当たる時間や人の歩く頻度など、使用状況によって耐用年数は変わってきます。とくに紫外線の影響を受けやすく、人工芝の種類によっては劣化しやすいものもあるので注意しましょう。
劣化が早まると色落ちしたり芝が抜けたりして、見た目が悪くなり後悔につながります。人工芝を選ぶ際は、値段が安すぎるものは耐久性が低い可能性があるため避けましょう。できれば専門の業者と相談しながら、耐久性の高い人工芝を選ぶことが大切です。
人工芝の耐用年数については、以下の記事でも解説しているので参考にしてください。
関連記事:「人工 芝 耐用 年数」
7.カビが生えてきた
人工芝にカビが生えると、見た目だけでなく衛生的にも悪影響です。またカビは完全に除去するのが難しいため、新しく張り替える必要性が出てきます。カビの発生原因は湿気です。湿気を防ぐためには、以下の点に注意してください。
- 日当たりの良い場所に敷く
- 水はけのいい状態を作る
常に日陰になっている場所や、水はけの悪い場所に人工芝を敷くのは避けましょう。
8.初期費用が高かった
人工芝は天然芝に比べると割高で、費用面だけ見ると「天然芝にすればよかった」と後悔する方がいるかもしれませんが、人工芝は敷いた後のお手入れが不要で、メンテナンス費用がほとんどかかりません。
一般的な1㎡あたりの人工芝本体の費用は、800〜6,000円です。そのほかにも、防草シートや下地材などの材料費もかかります。また、人工芝を業者に依頼して敷く場は、1㎡あたり3,500~7,000円ほど施工費用が必要です。
人工芝の費用については、以下の記事でも解説しているので、ぜひ参考にしてください。
関連記事:人工芝の費用はいくら?天然芝との違いやDIYで施工する手順、メリットやデメリットを紹介
9.BBQエリアを準備していなかった
人工芝は原則火気厳禁なので、バーベキューをするのに適していません。そのため、庭に人工芝を敷いてバーベキューを楽しみたいと思っている方は、事前に以下の準備をしましょう。
- バーベキューするエリアだけ人工芝を敷かない
- バーベキューエリアにレンガやアスファルトを敷く
バーベキューエリアを作ることで見た目もおしゃれになり、人工芝の活用方法も広がるので、後悔せずに人工芝でのバーベキューを楽しめます。
庭に人工芝を敷いてバーベキューを楽しみたい方は、以下の記事もぜひご覧ください。
関連記事:人工芝の庭でバーベキューはできる?おすすめしない理由や安全に楽しむ方法を解説
10.敷いた場所が微妙だった
人工芝は庭だけでなく室内やベランダなど、さまざまな場所に敷けるのが魅力です。ただ、どこでも敷けるからといって、なんとなく考えて場所を決めるのは避けましょう。実際に人工芝を敷くと、イメージと違って後悔したということになりかねません。
場所を選ばずに敷ける人工芝は便利ですが、敷いた後の状態がどのようになるか、事前にイメージを具体的にしてから設置するようにしましょう。
以下の記事では、ベランダに人工芝を敷く際の方法や注意点などを解説しているので、ぜひ参考にしてください。
関連記事:ベランダに人工芝を敷く方法を解説|後悔しないための手順や注意点も紹介
人工芝を敷いて後悔しないために大切なこと5つ
人工芝を敷いて後悔しないために大切なことは、以下の5つです。
- 人工芝で何がしたいか明確にしておく
- 安易に安物を購入しない
- DIYに自信がない人は業者に依頼する
- 必ず見積もりをして必要費用を確認する
- 業者と相談してイメージを具現化していく
基本的なことですが、あらためて意識することで人工芝を後悔せず設置できます。それぞれの詳しい内容を見ていきましょう。
1.人工芝で何がしたいか明確にしておく
人工芝を敷く際は、人工芝をどのように活用したいかを明確にしておくことで後悔せずに敷けます。たとえば、以下のように目的によって、敷く際のポイントも変わってきます。
人工芝を敷く目的 | 敷く際のポイント |
子どもの遊び場を作る | ・日当たりの良い場所に敷く ・クッション性の高い人工芝を選ぶ |
バーベキューを楽しむ | ・バーベキューエリアを作る ・耐熱性の高い人工芝を選ぶ |
ゴルフの練習をする | ・屋外と屋内どちらに敷くかを考える ・ゴルフの練習に適した人工芝を選ぶ |
人工芝を敷く際は、敷いた後に「何をしたいか」を整理してから作業を進めましょう。
2.安易に安物を購入しない
人工芝や防草シートなどを購入する際は、安いという理由だけで商品を選ばないようにしましょう。値段が高ければいいというわけではありませんが、人工芝は何年も使うため、値段だけでなく素材や見た目なども考慮しながら慎重に選ぶことが大切です。
ある程度予算が決まっている場合は、購入できる範囲で種類を選びながら、それぞれの人工芝の特徴を理解した上で購入してください。業者に依頼する場合は、プロの意見を聞きながら、自宅の環境にあった人工芝を見つけましょう。
3.DIYに自信がない人は業者に依頼する
人工芝はDIYでも設置可能ですが、キレイに敷く自信がない場合は、最初から業者に依頼することをおすすめします。DIYで費用は抑えられたものの雑に敷いてしまい、風で飛ばされたり、水はけが悪い状態になったりして後悔するかもしれません。
業者に依頼すると、以下のようなメリットもあります。
- 自宅にあった人工芝を選んでくれる
- 人工芝をキレイに敷いてくれる
- アフターフォローも相談できる
人工芝を敷く目的を専門業者に相談することで、より理想的なレイアウトを実現できるでしょう。
4.必ず見積もりをして必要費用を確認する
人工芝を業者に依頼する場合は、必ず見積もりをしてもらってから実際に敷くかを決めましょう。見積もりをしないで進めると、あとになって予想以上の費用を請求されるかもしれません。
事前に見積もりをして必要費用を把握した上で、予算と照らし合わせながら業者に依頼する作業を決めることも可能です。たとえば、下地作りのみ業者に依頼して人工芝自体の設置は自分で行うことで、すべての作業を任せるよりも費用を抑えられます。
もりかわ人工芝では、人工芝設置前に無料で見積りをすることが可能です。Webで見積りシュミレーションも行えるので、ぜひ試してみてください。
5.業者と相談してイメージを具現化していく
人工芝を敷く前は、敷いた後の庭がどのような状態になるのかを、業者と相談しながら具体的なイメージを共有しておきましょう。実際に人工芝を敷くと、庭のレイアウトや雰囲気がどう変化するのかをあらかじめ共有しておくと、設置後の後悔につながりにくくなります。
現在はCG技術も発展しており、人工芝を敷いた後のイメージをより具体的に確認できます。事前に自分で想像していた雰囲気はよくても、イメージ図を確認すると、変更したい部分が出てくるかもしれません。
自分が納得するまでは、業者と何度もやり取りを重ねてイメージを固めましょう。イメージの段階で不満がない状態になれば、後悔せずに人工芝を敷けます。
人工芝を後悔せず10年後もキレイに使うポイント
人工芝を後悔せず10年後もキレイに使うポイントは、以下のとおりです。
- 耐久性の高い人工芝を選ぶ
- 水はけのいい場所に敷設する
- 重いものを置き続けない
- 定期的にメンテナンスする
- 専門の業者に敷設を依頼する
ちょっとした工夫で人工芝を長持ちさせられるので、ぜひ参考にしてください。
耐久性の高い人工芝を選ぶ
人工芝は素材によって耐久性が異なります。価格が高いからといって耐久性が高いわけではないので、人工芝を選ぶ際は専門業者と相談しながら決めましょう。
人工芝を選ぶ際は、グレースケール(変退色)テストを受けているものがおすすめです。グレースケールテストとは、紫外線や摩擦テストを行い耐久性をチェックすることです。
もりかわ人工芝では「リーズナブルでありながら高品質な人工芝」を取り揃えているので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
水はけのいい場所に敷設する
人工芝は基本的に水はけがいいと言われています。しかし、敷く場所自体の水はけがよくないと、いくら水はけのいい人工芝を敷いても意味がありません。水はけが悪いと、カビや虫の発生原因になります。
水はけがよくない場所に人工芝を敷く場合は、施工時に地面に勾配をつけたり、パイプを地中に埋めたりするのが効果的です。ただしDIYでは難しいため、専門業者に依頼することをおすすめします。
人工芝の水はけについては、以下の記事をご覧ください。
関連記事:「人工芝の水捌け」って大丈夫?!
重いものを置き続けない
人工芝の上に重いものを置き続けていると、芝生が寝てしまい劣化しやすくなります。芝生が寝てしまった状態だと、見た目にも影響し庭全体の印象も悪くなります。
人工芝の上には重いものを基本的に置かないように心がけましょう。どうしても置かなければいけない場合は、長期間同じ場所に置き続けないよう、定期的に場所を変える工夫が大切です。
人工芝の上にテーブルや椅子を置きたい場合は、あらかじめレンガやタイルでテラスエリアを設けましょう。
定期的にメンテナンスする
人工芝自体はすぐに劣化したり汚れたりすることがないため、基本的にお手入れは不要です。ただ枯葉やゴミが落ちている場合は。気づいたときに拾いましょう。風で流れてきた土や砂が、人工芝の間に入ることもあるため、月に1回程度は水で洗い流すと、キレイな状態を保てます。
また芝生が寝てしまうと見た目が悪いだけじゃなく、劣化もしやすい状態になるので、気づいたときにデッキブラシで芝生を立てて、美しい見た目もキープしてください。
人工芝の掃除方法については、以下の記事で詳しく紹介しているので、参考にしてください。
関連記事:人工芝の掃除方法は?汚れる原因や人工芝を長持ちさせるポイントも紹介
専門の業者に敷設を依頼する
人工芝を長くキレイに使うためには、施工時にキレイに敷くことが大切です。下地作りや防草シートの設置なども含めて、確実にキレイに敷くためには、専門の業者に依頼するのが安心です。
DIYはどうしても上手くいかない可能性が高く、途中でやり直すのも難しくなります。せっかく頑張ってDIYで人工芝を敷いても、納得がいかずにやり直したら、手間と費用が増えるだけです。
人工芝を敷いてから後悔しないためにも、プロの業者に希望を伝えながら、人工芝をキレイに敷いてもらいましょう。
人工芝を後悔せずにキレイに使い続けよう
人工芝を敷いて後悔するよくある理由は、以下の10個です。
- 想像したよりも人工的だった
- DIYで雑になった
- 強風で剥がれた
- 水たまりができた
- 雑草が生えてきた
- 劣化が早かった
- カビが生えてきた
- 初期費用が高かった
- BBQエリアを準備していなかった
- 敷いた場所が微妙だった
人工芝を敷いて後悔しないために大切なことは、以下のとおりです。
- 人工芝で何がしたいか明確にしておく
- 安易に安物を購入しない
- DIYに自信がない人は業者に依頼する
- 必ず見積もりをして必要費用を確認する
- 業者と相談してイメージを具現化していく
本記事で紹介した、後悔の理由と対策を確認していただき、人工芝を後悔せずに長く使い続けましょう。
「人工芝を敷いて後悔したくない」「人工芝を長くキレイに使うにはどうすればいいの?」などの不安や疑問がある方は、ぜひもりかわ人工芝にご相談ください。
施工したい場所やご要望にあわせて適切な提案を行いますので、お気軽にお問い合わせください。