コラム
2023/12/30
ベランダを犬の遊び場にするDIYとは?人工芝を使ったおすすめの方法を紹介

ベランダを犬の遊び場にしたい場合、以下のような疑問を持っている方は多いのではないでしょうか。
- 「ベランダを犬の遊び場にするにはどうすればいい?」
- 「DIYでできる方法はあるの?」
- 「人工芝がいいらしいけど実際どうなの?」
本記事では、このような疑問を持つ方に対して、DIYで人工芝を敷いてベランダを犬の遊び場にする方法を紹介します。ベランダに人工芝を敷くメリットや注意点も解説しているので、ぜひ参考にしてください。
ベランダを犬の遊び場にするなら人工芝がおすすめ!
ベランダを犬の遊び場にしたい場合は、人工芝の設置がおすすめです。
人工芝は、やわらかくクッション性があるため、犬が走り回っても怪我をしにくいメリットがあります。
また掃除のしやすく芝刈りや雑草対策などのメンテナンスが不要のため、管理しやすい点も魅力的です。
DIYでも設置可能のため、自分の好みに合わせて設置しやすいのも特徴です。
ベランダを犬の遊び場にする方法や注意点などは、以下の記事で解説しているので、ぜひ参考にしてください。
関連記事:【ドッグラン】ベランダを愛犬の遊び場にしたい!おすすめの敷物や注意点を解説
DIYで犬の遊び場としてベランダに人工芝を敷く手順
DIYで犬の遊び場のために人工芝を敷く手順は、以下のとおりです。
- ベランダを掃除する
- ベランダに合わせて人工芝を広げる
- お好みのサイズにカットする
- 人工芝を固定する
また人工芝以外に、以下のものを準備してください。
- 定規
- カッターまたはハサミ
- 養生テープやガムテープ
- 油性マジック
- ジョイントテープ(片面の粘着テープ)
- 両面テープや接着剤(ベランダ床の素材に適したもの)
どの道具もホームセンターで購入できます。
それぞれ詳しい手順内容を見ていきましょう。
ベランダに人工芝を敷く手順や注意点は、以下の記事でも紹介しています。
関連記事:ベランダに人工芝を敷く方法を解説|後悔しないための手順や注意点も紹介
ベランダを掃除する
まずは、ベランダの人工芝を敷く部分を掃除しましょう。
掃除する際は、以下の点に注意してください。
- 接着剤が付きやすいよう埃やゴミを取り除く
- 作業しやすいよう余計なものを回収する
- 水が使える場合は洗剤で磨いてキレイに洗い流す
ベランダの床に埃やゴミが残っていると、人工芝を設置する際の接着剤が付きにくく、剥がれる原因になります。
作業に不要なものは回収し、作業しやすいスペースを確保しておきましょう。
ベランダに合わせて人工芝を広げる
掃除が済んだら、ベランダに広さに合わせて人工芝を広げていきましょう。
あとで広さにあわせてカットするため、この段階では仮置き程度でOKです。
人工芝には以下の2種類があり、ベランダの状況にあわせて適したタイプを選びましょう。
- マットタイプ:芝目が揃うように置いていく
- ロールタイプ:たるみができないように広げる
マットタイプは、一定の大きさのものを繋ぎ合わせて設置する人工芝です。
ロールタイプは、広げて余った部分をカットするだけで設置できる人工芝です。
どちらも芝目を揃えて敷くことで、キレイに仕上がります。
お好みのサイズにカットする
人工芝を敷いて仮置きが完了したら、ベランダのサイズに合わせて人工芝をマーキングしカットしていきましょう。
サイズを合わせる場合は、障害物の位置を考慮し、ベランダの端に隙間ができないよう注意してください。
人工芝をカットする際は、必ず裏面から行うことが大切です。
表面からカットしようとすると、芝を巻き込み人工芝を傷める恐れがあります。
芝に絡むリスクを減らすために、ハサミではなくカッターを使ってカットするのがおすすめです。
人工芝を固定する
人工芝をカットし終わったら、最後は床に固定する作業に移ります。
人工芝をベランダに固定する際は、両面テープまたは専用の接着剤を使って敷いていきます。
以下のようなことに注意しながら、人工芝を固定していきましょう。
- 隙間を作らない
- 芝目を揃える
- つなぎ目を重ねすぎない
隙間があると人工芝が浮いたりよれたりして、見た目が悪くなります。
また隙間から、ゴミが入り込み中にゴミがたまる恐れもあります。
犬の遊び場としてベランダに人工芝を敷くメリット
犬の遊び場としてベランダに人工芝を敷くメリットは、以下のとおりです。
- 汚れにくく衛生的に遊べる
- 犬の足腰への負担が少なくなる
- スペースがあればドッグランになる
それぞれ詳しい内容を見ていきましょう。
汚れにくく衛生的に遊べる
人工芝は通常のベランダの床よりも汚れにくく、犬が衛生的に遊べるメリットがあります。
犬だけでなく飼い主も裸足でベランダに出られるようになるため、気楽に過ごせる場所としても活用できます。
人工芝は虫が生息しにくい環境のため、犬が寝転がって虫やノミが体につく心配もありません。
室内犬を飼っている場合は、ベランダに人工芝を敷くことで、犬の行動範囲を増やせる点も魅力的です。
犬の足腰への負担が少なくなる
犬は地面が硬いと滑りやすく踏ん張りにくいため、足腰に負担がかかります。
人工芝はクッション性がありやわらかいため、犬の足腰への負担を軽減する効果が期待できます。
とくに室内犬で、普段からフローリングを歩き回っている場合は、腰への負担がたまっている可能性があります。
人工芝であれば犬が転けた場合でも、怪我をしにくい点も魅力的です。
スペースがあればドッグランになる
ベランダに犬が軽く走れる程度のスペースがあれば、ドッグランとして使用することも可能です。
人工芝であれば天然芝のように芝刈りや水やり、雑草対策などのメンテナンスがほとんど必要なく、一年を通じてキレイな景観を維持できます。
ベランダにある程度のスペースがある場合は、思い切ってドッグランを作ってみるのもいいでしょう。
人工芝を使ったドッグランのメリットやデメリットなどについては、以下の記事を参考にしてください。
関連記事:ドッグランは人工芝がおすすめ|メリット・デメリットや損しない選び方を紹介
犬の遊び場としてベランダに人工芝を敷くデメリット
犬の遊び場としてベランダに人工芝を敷くデメリットは、以下のようなことが挙げられます。
- 夏場は人工芝が熱くなり遊べない
- 正しく設置しないと犬が怪我する原因になる
それぞれ詳しい内容を解説します。
デメリットを参考に、人工芝を購入する際の参考になるでしょう。
人工芝のデメリットについては、以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
関連記事:人工芝を敷く際のデメリットは?5つのメリットやDIYする際の手順も紹介
夏場は人工芝が熱くなり遊べない
ベランダに直射日光が当たる場合は、夏の暑い時期になると人工芝は高温になる可能性があります。
人工芝は合成樹脂で作られているため熱をためやすく、高温になると犬が遊べなくなる恐れもあります。
日当たりがいいベランダの場合、あらかじめ遮熱効果の高い人工芝を選ぶのがおすすめです。
また夏の暑い時期に遊ぶ際は、人工芝に水をかけ表面温度を下げてから遊びましょう。
正しく設置しないと犬が怪我する原因になる
人工芝を正しく設置しないと、犬の怪我につながる恐れがあります。
たとえば、ベランダの床との接着が不十分だと剥がれやすく、めくれた部分に犬が引っかかり怪我をするかもしれません。
設置が不十分だと、怪我以外にも見た目が悪くなるといったデメリットもあります。
人工芝はDIYでも設置可能ですが、自信がない場合や失敗なく確実に設置したい場合は、専門の業者に任せるのがおすすめです。
犬におすすめの人工芝の選び方
犬におすすめの人工芝の選び方は、以下の3つです。
- クッション性の高いものを選ぶ
- 透水性に優れているものを選ぶ
- 耐久性の強いものを選ぶ
それぞれ詳しい内容を解説するので、人工芝を選ぶ際の参考にしてください。
クッション性の高いものを選ぶ
犬の遊び場のために人工芝を選ぶ際は、クッション性の高い物を選びましょう。
具体的には、以下のような人工芝がおすすめです。
- 30mm以上の芝生が長いもの
- 芝生の毛量が多いもの
- 芝生がやわらかいもの
クッション性が高いと、犬の足腰を保護し怪我の予防につながります。
芝生が長い物を選べば、充填剤を入れやすいメリットもあります。
充填材はゴムのような材質のもので、人工芝の下に入れることで足腰の負担を軽減する効果が期待できます。
人工芝で作られたサッカーコートによく使われています。
人工芝の充填材(ゴムチップ)については、以下の記事で詳しく解説しているのであわせてご覧ください。
関連記事:人工芝にゴムチップは必要?発がん性がある噂の理由やデメリットを解説
透水性に優れているものを選ぶ
犬の遊び場のために人工芝を選ぶ際は、透水性の優れているものがおすすめです。
透水性が高いと人工芝に湿気がたまりにくく、カビや害虫が発生するリスクを軽減できます。
また、万が一犬が人工芝の上で排泄をしても、透水性が高ければ直接水で洗い流せる点も大きなメリットです。
犬のために人工芝を敷く場合は、透水穴がついた水はけのいいものを選びましょう。
耐久性の強いものを選ぶ
犬の遊び場としてベランダに人工芝を敷く場合は、耐久性の強いものを選びましょう。
耐久性の強い人工芝を選ぶ際は、以下のポイントを意識してください。
- 安すぎる人工芝を選ばない
- 透水性の高いものを選ぶ
- 専門業者に相談する
人工芝の耐用年数は10年前後ですが、定期的にデッキブラシを使って倒れた芝生を立てることで劣化しにくくなります。
耐久性の強いものを選ぶとともに、適切なメンテナンスを行い、人工芝を長持ちさせましょう。
人工芝を長持ちさせるコツについては、以下の記事で紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
関連記事:人工芝の耐用年数はどれくらい?長持ちさせる4つのコツや選び方の基準を紹介
犬のために人工芝をベランダに敷く際の注意点
犬のために人工芝をベランダに敷く際の注意点は、以下のとおりです。
- 転落防止対策をする
- 建物の管理ルールを守る
- 余計なものは置かない
犬の安全確保のために重要な内容のため、事前に確認した上で人工芝を設置しましょう。
転落防止対策をする
ベランダに人工芝を敷いて犬を遊ばせる場合は、転落防止対策をしっかり行いましょう。
ベランダの柵の隙間が広く、犬がすり抜ける恐れがある場合は、柵の隙間を塞いでおくことが大切です。
ベランダ用の転落防止ネットを使えば、簡単に隙間を塞げます。
柵を飛び越えて転落するリスクを軽減するために、犬が飛び乗れるような台を置かないようにしましょう。
建物の管理ルールを守る
集合住宅の場合は、ベランダで犬を遊ばせていけないといったルールが存在する場合もあるため事前確認が大切です。
たとえば、非常時の脱出経路になっているベランダの場合は、物を置いてはいけない決まりになっています。
せっかく人工芝を敷いても、集合住宅のルールで遊べないとせっかくの手間が無駄になります。
そのため、事前に管理ルールを確認してから人工芝を敷くようにしましょう。
余計なものは置かない
ベランダに余計な物を置いていると、十分なスペースが確保できず、犬が思い切り遊べなくなります。
衝撃で割れるような物を置いておくと、犬がぶつかり怪我をする恐れもあるでしょう。
また犬が遊んでいる最中に、置いたある物がベランダから落下するリスクも考えられます。
ベランダの犬の遊び場にする場合は、余計な物は回収しておきましょう。
ベランダにDIYで人工芝を敷いて犬の遊び場を作ろう
ベランダに犬の遊び場をDIYで作りたい場合は、人工芝の設置がおすすめです。
人工芝は犬が安全に遊べるだけでなく、メンテナンスが不要であることや景観がおしゃれになることなど、さまざまなメリットがあります。
DIYに自信がない方は、専門業者に依頼して人工芝を設置することも検討しましょう。
「ベランダに犬の遊び場を作りたい」「犬に適した人工芝を知りたい」などの希望がある方は、ぜひもりかわ人工芝にご相談ください。
施工したい場所やご要望にあわせて適切な提案を行いますので、お気軽にお問い合わせください。
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