コラム
2023/12/24
【ドッグラン】ベランダを愛犬の遊び場にしたい!おすすめの敷物や注意点を解説
ベランダで愛犬を遊ばせてあげれば、気軽に運動不足を解消できると考えている方はいませんか?ベランダは半屋外ですし、愛犬が楽しく遊んでくれたら嬉しいですよね。
ただ、ベランダで愛犬を遊ばせるときは危険が伴います。柵の隙間や、エアコンの室外機を登って転落してしまうことも考えられます。愛犬をベランダで遊ばせるなら、相応の対策をしておかないといけません。
そこで当記事では、愛犬をベランダで遊ばせる5つの安全対策やおすすめの敷物を紹介します。気持ちよく遊べる環境作りと安全対策をすれば、思い切り愛犬を遊ばせられるでしょう。
また、ベランダで愛犬を遊ばせるなら、床に人工芝を施工するのがおすすめです。もりかわ人工芝のホームページでは施工面積を入力するだけで見積もりができるので、気軽にシミュレーションしてみてください。
【大丈夫?】愛犬をベランダで遊ばせるには危険が伴う
愛犬をベランダで遊ばせるには危険が伴います。多くのペットサイトでは、以下の理由からベランダで遊ばせるのをおすすめしていません。
- 転落の可能性
- トイレ問題
- 鳴き声
- 脱走の可能性
愛犬を遊ばせてあげたいと思い、ベランダをDIYしたにもかかわらず、転落や脱走してしまうと意味がありません。そのため、ベランダで愛犬を遊ばせるのは推奨されておらず、散歩の時間をしっかり確保したりドッグランに行ったりするほうがよいとされています。
ただ、どうしても散歩の時間を十分に確保できない方もいませんか?愛犬と遊ぶ時間が確保できない方は安全対策を十分に行ったうえで、気持ちよく遊べるベランダを作るといいでしょう。
愛犬をベランダで遊ばせるなら人工芝がおすすめ
愛犬をベランダで遊ばせるなら、地面に敷物を敷くのがおすすめです。さまざまな敷物がありますが、おすすめなのは以下の2種類です。
- 愛犬にやさしい人工芝
- 手軽さならベランダマット
犬は地面が硬いと足腰を悪くしてしまいます。愛犬の健康のためにも、ベランダで遊ばせるなら何かしらのクッションを敷いてあげましょう。
愛犬にやさしい人工芝
密度が高い人工芝はクッション性が高く、愛犬にとってもやさしい敷物です。犬は硬い地面やフローリングだとうまく走れないため、足腰に負担がかかってしまいます。とくに室内犬はフローリングを歩く機会が多いため、足腰を痛めやすいといえるでしょう。
芝丈が30mm以上の人工芝ならクッションの役割を果たしてくれるため、日々蓄積されている足腰の負担を軽減してくれます。
関連記事:ベランダに人工芝を敷く方法を解説|後悔しないための手順や注意点も紹介
人工芝のメリット・デメリット
人工芝の上で愛犬を遊ばせるメリット・デメリットは以下の通りです。
メリット | デメリット |
メンテナンスに手間がかからない 足腰の負担が減る 見た目がおしゃれになる ベランダを裸足で歩けるようになる | 風ではがれる可能性がある カビが発生することがある 日光によって高温になることがある |
人工芝の施工には高度な技術が必要なため、DIYでベランダに施工すると、風で飛ばされたりゴキブリが出たりすることがあります。施工後に後悔したくない方は、業者に依頼しましょう。
関連記事:ベランダの人工芝にゴキブリが発生する3つの原因と対策を専門家が解説
手軽さならベランダマット
手軽さを重視するならベランダマットがいいでしょう。ベランダマットはカッターやハサミでカットできるため、自分でサイズ調整がしやすく施工が簡単です。
ベランダマットの特徴は以下の通りです。
メリット | デメリット |
触り心地がいい 施工が簡単(ベランダに敷くだけ) ハサミやカッターでサイズ調整が可能 | 掃除しづらい |
ベランダマットをタイル式にして部分的に外せるようにしておけば、掃除もしやすくなります。簡単に施工できるため「できる限り費用は抑えたい」「ベランダが狭い」という方はベランダマットがおすすめです。
愛犬がベランダで遊ぶときにするべき5つの安全対策
愛犬をベランダで遊ばせる際は、以下の対策が必要です。
- 落下防止の柵や網を設置する
- 踏み台になるようなものは置かない
- 勝手にベランダに出ないよう教える
- 観葉植物の撤去
- トイレトレーニングの徹底
近隣トラブルにならないよう、愛犬のためにも上記の安全対策は必ず行いましょう。また、使用していない庭がある方は、人工芝を施工してドッグランにするのもおすすめです。
関連記事:ドッグランは人工芝がおすすめ|メリット・デメリットや損しない選び方を紹介
落下防止の柵や網を設置する
ベランダは手すり同士の隙間や下部に隙間が開いていることが多く、そこから愛犬が転落する可能性があります。犬によっては、顔を出して景色を眺めるのが好きな子もいるかもしれません。
隙間から顔を出しているときに、上層階のベランダから転落すると取り返しがつかないことになりますし、1階でも脱走することがあります。そのため階数にかかわらず、ベランダで愛犬を遊ばせる際は必ず隙間をネットで塞いでおきましょう。
また、転落防止のネットは愛犬が噛みちぎることもあるので、強度の高いものがおすすめです。通販サイトで販売しているので、必ず強度が高いネットを購入しましょう。
踏み台になるようなものは置かない
ベランダには踏み台になるようなものを置かないようにしましょう。踏み台を利用して柵を登り、転落してしまう可能性があります。
「手すり部分に隙間がないし、高さがあるから大丈夫」と油断していると、ベランダに置いてあるエアコンの室外機を登って、思いもよらない場所に移動するかもしれません。ベランダから動かせないものには上部にトゲトゲのマットを設置し、登ると危険だとを教えましょう。
安全なベランダにするなら動かせるものは移動させ、できる限り踏み台になるようなものは置かないのがおすすめです。
勝手にベランダに出ないよう教える
ベランダで洗濯物を干すとき、愛犬が一緒に出てこないように教えましょう。勝手にベランダに出ていいと覚えると、目を離しているすきにベランダに出てしまいます。
たとえば、愛犬が勝手にベランダに出ているのに気づかず、外出したとします。普段室内で飼っている愛犬が長期間ベランダにいると、排泄物の臭いで近隣トラブルの原因になるかもしれません。
ベランダに出る際は必ずドアを閉める、開けっぱなしにしないなどの対策をし、愛犬が勝手にベランダに出ないよう教えてあげましょう。
観葉植物の撤去
ベランダに観葉植物を置いている方は、部屋の中の愛犬が届かない場所に移動させましょう。愛犬が植物を倒したり食べたりする恐れがあるからです。
植物の中には犬に害があるものも存在します。
- チューリップ
- アサガオ
- アロエ
- ポトス
上記の植物が家にあり、愛犬が嘔吐する場合は食べてしまった可能性があるのですぐに動物病院に連れて行きましょう。ベランダで愛犬を遊ばせたいなら、観葉植物は事前に撤去しておくのがおすすめです。
トイレトレーニングの徹底
ベランダで愛犬を遊ばせる場合、トイレトレーニングを徹底しましょう。ペットに関する近隣トラブルでもっとも多いのが排泄物の臭いです。
犬の性格によっては室内で排泄せず、外でしかしない子もいます。そのため、屋外スペースであるベランダでトイレをする習慣がついてしまうことがあります。アパートやマンションはベランダが隣接しているため、排泄を気づかずに放置していると近隣トラブルの元になるでしょう。
ベランダで遊ばせる場合は再度トイレトレーニングをし、ベランダで排泄する癖がつかないように気をつけてください。
愛犬をベランダで遊ばせる際の注意点
愛犬をベランダで遊ばせる際の注意点は以下の通りです。
- 賃貸なら規約を確認
- 騒音による近隣トラブル
- トイレやブラッシングはしない
- 犬の体調変化に気をつける
近隣に犬が苦手な方もいるかもしれないので、騒音や毛の飛散には気を配りましょう。
賃貸なら規約を確認
住まいが賃貸の場合、愛犬が遊べるベランダを作る前に規約を確認しましょう。ペット可の物件でもベランダに出すのは禁止されていることがあるからです。
ベランダの使用に関しては、入居時の説明や契約書で知らされる場合が多く、マンションの廊下と同じように共有部として扱われます。一般的に、ベランダは入居者のものではなく「共有場所を使用している」という認識になります。
そのため「ベランダはうちのもの」「バレなければいいだろう」は通用しません。事前に規約を確認し、退去する際や近隣とのトラブルにならないようにしましょう。
騒音による近隣トラブル
犬のような鳴き声が大きいペットは、ベランダで遊ばせると近隣トラブルになる可能性があります。飼い主は愛犬の鳴き声に聞き慣れているため、何も感じないかもしれませんが、他人からすると騒音と認識されることもあります。
たとえば普段聞き慣れない、車やバイクの大きな音は騒音に聞こえる方が多いでしょう。ただ、本人からしたら「いい音」だと感じて乗っています。このように音の感じ方には個人差があるため、近隣の方には気を配りましょう。
吠え癖のある子はベランダに出すのはやめておくのが無難です。
トイレやブラッシングはしない
ベランダでのトイレやブラッシングは避けましょう。トイレは臭いの原因となりますし、ブラッシングをすると毛が近隣に飛ばされます。
飛ばされた毛が洗濯物に付着したり、ベランダに落ちたりすると近隣の方は不快な気持ちになります。見つけたときは犬の毛だとわからないので、気持ち悪いと感じることもあるかもしれません。また、近隣の方が犬アレルギーだった場合、訴訟問題に発展する可能性もあります。
犬を飼っている方は、ベランダでブラッシングしたい気持ちもあると思います。しかし、近隣トラブルを避けるためにもブラッシングは家の中で行うのがおすすめです。
愛犬の体調変化に気をつける
ベランダで愛犬を遊ばせる場合、体調に気をつけましょう。真夏や真冬は室内との温度差が激しく、行き来を繰り返していると体調を崩してしまうかもしれません。
以下も犬の体調不良の原因となります。
- ノミやダニ
- 騒音によるストレス
長い時間ベランダにいると、体調を崩すリスクが高まります。愛犬をベランダで遊ばせる場合は、体調の変化をよく観察し、しんどそうだなと感じたら室内でゆっくり休ませてあげましょう。
愛犬をベランダに出すなら近隣トラブルの対策をしよう
愛犬をベランダで遊ばせるなら、近隣の方とコミュニケーションをとり、何かあったときに声をかけやすいようにしておくのがおすすめです。関係を作っておくことで、陰湿な嫌がらせやイタズラでやり返されるなど、迷惑行為を受けるリスクも下がります。
また、事前に契約書や管理規約を確認し、禁止されていることを把握するのも重要です。それでも注意されてしまった場合、何が悪かったのか原因を聞き、改善しましょう。
前もって近隣との関係を良好にしておけば、トラブルで問題になるリスクを下げられます。
愛犬のためにベランダを作るなら人工芝がおすすめ
愛犬のためにベランダを気持ちいいものにしたいなら、人工芝を施工するのがおすすめです。密度が高い人工芝ならクッション代わりになり、愛犬の足腰の負担を軽減できるからです。
もりかわ人工芝はベランダやドッグランの施工実績があります。当社では高品質な人工芝を取扱い、熟練の技術を持った職人が対応します。
愛犬が毎日気持ちよさそうにベランダで遊ぶ姿を見たくありませんか?もりかわ人工芝ではベランダだけでなく、もちろん庭への施工もできるので、ぜひ一度料金の見積もりをしてみてください。施工面積を入力するだけで金額をシミュレーションできます。
関連記事:人工芝の費用はいくら?天然芝との違いやDIYで施工する手順、メリットやデメリットを紹介
ベランダで愛犬を遊ばせるには安全対策が必要
ベランダで愛犬を遊ばせるなら以下の安全対策を必ず行いましょう。
- 落下防止の柵や網を設置する
- 踏み台になるようなものは置かない
- 勝手にベランダに出ないよう教える
- 観葉植物の撤去
- トイレトレーニングの徹底
ベランダの手すりの隙間や継ぎ目から顔を出し、そのまま転落することも考えられるので、最低限落下防止の対策はしてください。また、近隣の迷惑にならないようにトイレやブラッシング、鳴き声にも気を配るのが重要です。
ベランダで遊ばせるのはリスクもありますが、運動不足を気軽に解消できる、ストレス解消になるなどメリットが多いのも事実です。しっかり安全対策をし、近隣のことを考えトラブルにならないようにしましょう。