コラム
2023/11/30
赤ちゃんが安心して遊ぶために知っておきたい人工芝のメリットと注意点
赤ちゃんのために人工芝を敷きたいけど、以下のような疑問を持っている方は多いのではないでしょうか?
- 「赤ちゃんのために人工芝を敷いても大丈夫?」
- 「赤ちゃんにおすすめの人工芝は?」
- 「赤ちゃんが人工芝の上で遊ぶ際の注意点は?」
本記事では、赤ちゃんが安心して遊ぶために知っておくべき人工芝のメリットや注意点を解説します。また赤ちゃんにおすすめの人工芝の素材も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
赤ちゃんのために人工芝を敷いても大丈夫?
赤ちゃんの遊び場のために人工芝を敷いても、まったく問題ありません。ただ、充填材であるゴムチップを使ったタイプだと、赤ちゃんが誤って飲み込む恐れがあります。
また人工芝に使われてるゴムチップには、発がん性があるという噂が飛び交っています。
ゴムチップは主にサッカーや野球場などで使われる人工芝に含まれており、基本的に家庭用の人工芝には含まれていないので心配いりません。
公園やレジャー施設などの人工芝で赤ちゃんを遊ばせる際は、ゴムチップが使われている可能性もあるため注意して見守りましょう。
人工芝のゴムチップに関する情報は、以下の記事でわかりやすく解説しているので参考にしてください。
関連記事:人工芝にゴムチップは必要?発がん性がある噂の理由やデメリットを解説
赤ちゃんのために人工芝を敷いたあとの注意点5つ
赤ちゃんのために人工芝を敷いたあとの注意点は、以下の5つです。
- 芝生を食べないよう監視する
- 夏場は人工芝の温度をチェックする
- 定期的に掃除をする
- 濡れている際はこまめに拭き取る
- 静電気の発生を予防する
ちょっとした工夫で赤ちゃんが快適に人工芝の上で遊べます。ぜひご覧ください。
1.芝生を食べないよう監視する
赤ちゃんが人工芝の上で遊ぶ際は、誤って抜けた芝生を食べないように見守ることが大切です。人工芝はプラスチックでできており、赤ちゃんが口に入れると喉に詰まったり、期間に入り込んだりするリスクがあります。
人工芝は基本的にお手入れ不要ですが、抜けた芝生やゴミなどがないか時々確認しましょう。掃除方法は、目が見える範囲で簡単に掃除する程度でかまいません。
2.夏場は人工芝の温度をチェックする
人工芝を日光が当たる場所に敷いている場合は、夏場の温度上昇に注意してください。人工芝はプラスチックでできているため、夏場の直射日光で高温になり、赤ちゃんが火傷する危険性があります。
赤ちゃんに限らず、外に人工芝を敷いている場合、夏の気温が高い日は使用を控えたほうがいいでしょう。どうしても人工芝の上で過ごしたい場合は、あらかじめ水をかけて温度を下げておきましょう。テントで日陰を作り、ビニールプールで遊ぶのがおすすめです。
3.定期的に掃除をする
人工芝は基本的にお手入れ不要とお伝えしましたが、赤ちゃんの安全のために簡単な掃除くらいは行いましょう。先述の飲み込み防止以外にも、清潔な状態を保つことで赤ちゃんの衛生面に配慮する狙いもあります。
掃除方法は以下の手順です。
- 見えるゴミを拾う
- 掃除機をかける
- 水で洗い流す
- 乾かして消毒する
掃除する際は、芝生が抜けていないか劣化している部分はないかなど、人工芝の状態も確認しましょう。
4.濡れている際はこまめに拭き取る
人工芝が濡れたままの状態で使用すると、滑りやすく赤ちゃんが怪我する恐れがあります。とくに雨が降った後は、時間が経過しても湿っている可能性があるため、使用前は乾いたタオルや雑巾で水気を取ってから使うことをおすすめします。
また濡れたままの状態を放置すると湿気がたまり、カビや害虫の発生原因にもなります。水の渇きが遅いと感じた場合は、水はけの状態もチェックしましょう。
人工芝の水はけについては、以下の記事を参考にしてください。
関連記事:人工芝って水はけが悪いの?水はけをよくする敷き方や下地材を紹介
5.静電気の発生を予防する
人工芝はポリプロピレンやポリエチレンなどを使用していることもあり、静電気が発生しやすいです。静電気が発生すると、赤ちゃんがビックリして人工芝を怖がる可能性があります。
静電気抑制加工されたものもありますが、使用していると効果は徐々に薄れてしまいます。静電気は湿度が低いと発生しやすいため、乾燥している日は軽く水をまいたり、静電気雄牛スプレーを使用したりするのがおすすめです。
人工芝の静電気問題については、以下の記事で詳しく解説しています。
関連記事:人工芝を敷くと静電気が発生する?対策方法やDIYで敷く方法を紹介
人工芝が赤ちゃんに及ぼすメリット5選
人工芝が赤ちゃんに及ぼすメリットは、次の5つです。
- 人工芝が怪我を予防してくれる
- 裸足で思い切り遊べる
- 芝生の上で水遊びを楽しめる
- ベランダが遊び場になる
- 危険な場所への侵入防止策になる
それぞれの詳しい内容を見ていきましょう。
1.人工芝が怪我を予防してくれる
人工芝を敷くことで、赤ちゃんの怪我を予防してくれる効果が期待できます。とくに屋外のコンクリートのような固い場所に人工芝を敷けば、クッション代わりになりこけた際の衝撃を吸収してくれます。
室内に敷く場合でも、人工芝はフローリングよりも柔らかくこけても痛みを感じにくいため、思い切り動き回っても怪我の心配はありません。赤ちゃんが怪我の心配なく思い切り動き回れる場所を作りたいなら、人工芝の設置がおすすめです。
2.裸足で思い切り遊べる
人工芝を敷けば、赤ちゃんの足や手の汚れを心配することなく、裸足で思い切り遊ばせられます。こけて怪我をするリスクも少ないため、歩きはじめの赤ちゃんの歩行練習にもおすすめです。
天然芝のような土や砂もなく寝転んで服が汚れる心配もないため、赤ちゃんが思い切りハイハイできるのも魅力です。天気の良い日は赤ちゃんを遊ばせながら、紅茶や読書などリラックスの場としても活用できます。
3.芝生の上で水遊びを楽しめる
人工芝を敷くことで、赤ちゃんが夏場に水遊びをする際に、汚れることなく遊べます。土や砂などの上でビニールプールを使用すると、体が汚れたり、転んで怪我したりするだけでなく、小石によってビニールプールに穴があくリスクもあります。
人工芝であれば、汚れや怪我、ビニールプールが傷つく心配はありません。また、人工芝の上で赤ちゃんが思い切り水遊びを楽しめるだけでなく、親の心配や洗濯物の負担軽減にもつながります。
4.ベランダが遊び場になる
ベランダに人工芝を敷くことで、赤ちゃんの遊び場をひとつ増やせます。ベランダのスペースに余裕があれば、椅子や小さなテーブルなどを置いて、読書や紅茶を楽しみながら赤ちゃんを見守ることも可能です。
本来ベランダの床は固く赤ちゃんが遊ぶには適していませんが、人工芝を敷くだけで赤ちゃんの遊びスペースを作れます。庭はないけど屋外に人工芝を敷きたい場合は、ベランダへの設置がおすすめです。
以下の記事で、ベランダに人工芝を敷く方法や後悔しないための手順を紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
関連記事:ベランダに人工芝を敷く方法を解説|後悔しないための手順や注意点も紹介
5.危険な場所への侵入防止策になる
赤ちゃんは、はじめのうちは人工芝を避ける傾向があります。そのため、赤ちゃんが人工芝に慣れるまでは、キッチンや玄関前など赤ちゃんにとって危険な場所に人工芝を敷くことで、侵入防止効果が期待できます。
ただし、赤ちゃんによっては効果がない場合があるため、侵入防止策として人工芝を使用する際は、ご自分の赤ちゃんに効果があるか確認しましょう。また、はじめは効果があっても徐々に効果が薄れていく可能性があるため、こまめに赤ちゃんの反応を観察することが大切です。
赤ちゃんの遊び場におすすめの人工芝
赤ちゃんの遊び場におすすめの人工芝は、以下のようなタイプです。
- クッション性があり柔らかい
- 滑り止めがあり固定しやすい
- 抗菌や防臭性がある
- 防音や防振性がある
- 形を調整しやすい
赤ちゃんに適した人工芝を敷けば、安心して遊ばせられます。ぜひ参考にしてください。
クッション性があり柔らかい
赤ちゃんのための人工芝を選ぶ際は、抵抗の少なさや怪我予防の効果を考慮し、クッション性のある柔らかい素材を選びましょう。
人工芝の素材は、主に以下の3種類で、柔らかさが異なります。
- ナイロン
- ポリエチレン
- ポリプロピレン
この中ではナイロン製が柔らかく、ポリエチレンやポリプロピレンは耐久性はあるものの、ナイロンに比べて人工的で、柔らかさも劣ります。
もりかわ人工芝では、まるでフカフカのクッションの上に座っているような感覚を味わえる人工芝を取り揃えているので、お気軽にご相談ください。
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滑り止めがあり固定しやすい
室内に人工芝を敷く場合は、固定しにくいため人工芝自体がズレやすいのが欠点です。室内やベランダの場合は、庭に敷くときのように固定ピンを使えないため、裏面に滑り止めがついているものがおすすめです。
さらに、人工芝を固定するための両面テープや接着剤を使用すれば、赤ちゃんが遊んでもズレることはありません。人工芝を選ぶ際は、事前に滑り止めの有無を確認してから購入しましょう。
抗菌性や防臭性がある
赤ちゃんの体は敏感で繊細なため、抗菌性や防臭性のある人工芝がおすすめです。ただし完全に雑菌を防ぐのは難しいため、定期的なメンテナンスを行うことで、赤ちゃんにとって衛生的で安心して使えます。
抗菌性や防臭性以外に、防カビ加工している人工芝もあります。赤ちゃんが使うことがわかっている場合は、業者に相談しながら衛生的に優れた人工芝を選ぶようにしましょう。
防音や防振性がある
赤ちゃんの動きが活発になると、ハイハイしたり走ったりすると音や振動が気になる方もいるでしょう。とくに集合住宅に住んでいる場合は、下の階に音や振動が響く可能性があります。
そのため集合住宅に住んでおり、赤ちゃんや小さいお子様がいる家庭では、防音性や防振性がある人工芝が効果的です。通常の人工芝でもある程度の防音や防振効果は期待できますが、子どもが活発な時期は、より優れた防音性や防振性の人工芝を選ぶのがおすすめです。
形を調整しやすい
人工芝には、ロールタイプとジョイントタイプがあり、広さや形状を調整しやすいのはジョイントタイプです。赤ちゃんのために人工芝を敷く場合は、ジョイントタイプがおすすめです。
広さや形を変えやすいと、子どもの成長にあわせて変化させられるというメリットがあります。室内に敷く場合は、部屋の角を人工芝で覆い、赤ちゃんが少しでも怪我しにくい環境を整えられます。
一方、広いスペースに人工芝を敷きたい場合はロールタイプがおすすめです。つなぎ目が少ないので見た目がすっきりしているのが特徴です。
赤ちゃんのために人工芝を敷く手順
赤ちゃんのために人工芝を敷く手順を、以下のように庭と室内の場合に分けて紹介します。
人工芝を敷く手順 | |
庭に敷く場合 | 室内に敷く場合 |
1.下地処理を行う 2.防草シートを設置する 3.人工芝を設置する 4.人工芝をスペースに合わせてカットする 5.人工芝のジョイントをつなげる 6.仕上げをして全体を確認する | 1.床のゴミやほこりなどを取り除く 2.人工芝を広げる 3.サイズを見てマーキングとカットを行う 4.両面テープや接着剤で人工芝を固定する |
それぞれの手順については、以下の記事で解説しているので、ぜひご覧ください。
関連記事:庭に人工芝を敷く手順は?費用やメリット・デメリットについても紹介
関連記事:室内に人工芝を敷くメリットは?注意点や敷く際の手順などを紹介
人工芝に関するよくある質問
人工芝に関するよくある質問は、以下のとおりです。
- 赤ちゃんは人工芝を嫌がりますか?
- 人工芝のデメリットは何ですか?
- 人工芝を敷くためにはいくらかかりますか?
それぞれわかりやすく解説するので、ぜひ参考にしてください。
赤ちゃんは人工芝を嫌がりますか?
赤ちゃんは、人工芝のチクチクした肌触りを嫌がる傾向です。そのため、キッチンや玄関の段差前などに敷くことで、危険な場所から赤ちゃんを遠ざけるために使われるケースもあります。
ただし、赤ちゃんも徐々に人工芝に慣れてきて、嫌がらなくなる可能性もあります。赤ちゃんを遊ばせたくて人工芝を敷いたにもかかわらず嫌がる場合は、様子を見ながら少しずつ慣れていけば問題ありません。
人工芝のデメリットは何ですか?
人工芝には、以下のようなデメリットがある
- 費用が高い
- 経年劣化で芝が寝たり抜けたりする
- 準備を怠ると芝が捲れやすくなる
- 火気が使えなくなる
赤ちゃんの侵入防止策として人工芝を使う場合は、芝生=危険な場所という認識が芽生え、外で芝生を見て怖がるようになる可能性もあります。
人工芝のデメリットについては、以下の記事も参考にしてください。
関連記事:人工芝を敷く際のデメリットは?5つのメリットやDIYする際の手順も紹介
人工芝を敷くためにはいくらかかりますか?
人工芝自体の価格は、1㎡あたり800〜6,000円ほどです。DIYで人工芝を設置する場合は、防草シートや下地材などが必要になるため別途費用がかかります。
人工芝の設置を業者に依頼する場合は、1㎡あたり3,500〜7,000円ほどが別途必要です。費用については業者によっても違いがあるため、必ず事前見積もりをしてから決めましょう。
人工芝の費用や天然芝との違いについては、以下の記事で解説しています。ぜひご覧ください。
関連記事:人工芝の費用はいくら?天然芝との違いやDIYで施工する手順、メリットやデメリットを紹介
人工芝を敷いて赤ちゃんにとって安全な遊び場を作ろう
人工芝が赤ちゃんに及ぼすメリットは、以下のとおりです。
- 人工芝が怪我を予防してくれる
- 裸足で思い切り遊べる
- 芝生の上で水遊びを楽しめる
- ベランダが遊び場になる
- 危険な場所への侵入防止策になる
赤ちゃんが遊ぶためのおすすめの人工芝は、以下のようなタイプがあります。
- クッション性があり柔らかい
- 滑り止めがあり固定しやすい
- 抗菌や防臭性がある
- 防音や防振性がある
- 形を調整しやすい
赤ちゃんに適した人工芝を選ぶ際は、専門の業者に依頼するのがおすすめです。
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