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コラム

2023/11/28

人工芝のサイズや数の決め方は?敷くメリットやデメリットもあわせて紹介

人工芝に興味がある方の中には、人工芝のサイズや購入数を決める方法がわからずに困っている方もいるのではないでしょうか。


人工芝にはロールタイプとジョイントタイプがあり、敷く場所の広さによって使い分ける必要があります。


本記事では、人工芝のサイズについて紹介した上で、メリットやデメリットを紹介します。


購入数やサイズの決め方も紹介するので、人工芝に興味がある方はぜひ参考にしてみてください。


人工芝のサイズは大きく2種類に分けられる



人工芝のサイズは、以下の2種類に分けられます。



  • 広い範囲の施工におすすめのロールタイプ

  • 狭い場所に最適なジョイントタイプ


それぞれのタイプについて詳しく紹介していくので、敷く場所にあった人工芝を購入する際の参考にしてください。


広い範囲の施工におすすめのロールタイプ


ロールタイプとは、名前の通り人工芝が巻かれた状態で販売されている商品です。


「幅1m×長さ5m」や「幅1m×長さ10m」、「幅2m×長さ10m」など長いサイズで売られています。


実際に施工する際には仮敷きをし、余分な箇所はハサミやカッターでカットをして敷き詰めます。


1枚あたりのサイズが大きく、設置した際の接合部が少なくなり、きれいに敷きやすいため、広い範囲の施工におすすめです。


狭い場所に最適なジョイントタイプ


ジョイントタイプとは、パネル状で売られている人工芝です。


「縦30cm×横30cm」をはじめとした正方形のタイプが多く販売されており、並べて置く形で施工します。


1枚のサイズが小さく、接合部が目立ちやすいため、狭い範囲の施工に適しています。

また、整地が足りない土の上に敷くと凹凸によって人工芝の接続部が割れてしまったり、コンクリートの上に敷くと静電気が発生しやすかったりするため、注意が必要です。


ジョイントタイプを敷く際には、整地をしっかりと行う、導電性ゴムマットを使うなどの対策を行いましょう。


静電気の発生を抑える方法を知りたい方は、以下の記事もあわせて確認してみてください。

内部リンク:人工芝を敷くと静電気が発生する?対策方法やDIYで敷く方法を紹介


購入する人工芝の数とサイズの決め方



購入する人工芝のサイズや数を決める際には、メジャーをはじめとした道具を用いて人工芝を設置する面積を測りましょう。


面積が計算できたら、人工芝をどのように敷くか考え、必要な枚数やサイズを明確にします。


きれいに人工芝を敷くためには、人工芝の継ぎ目を減らすことがポイントなので、考慮して敷き方を考えましょう。


また、人工芝には芝の向きがあり、敷く際には向きを揃えていなければ景観が悪くなってしまうため注意が必要です。


人工芝を敷く際のポイント



人工芝を敷く際のポイントは以下の通りです。



  • 下地をきれいにする

  • 継ぎ目をなるべく減らす

  • 敷く方向を揃える


これらのポイントに注意しなければ人工芝がきれいに敷けず、耐久性を下げてしまう恐れがあります。


人工芝を長期的に使用するためにも、ポイントを理解してから人工芝を敷きましょう。


下地をきれいにする


人工芝を敷く際、雑草や石の除去や整地を丁寧に行わないと人工芝が捲れやすくなり、劣化が早まってしまうため注意しましょう。


下準備を雑に行うと、人工芝に凹凸ができ水はけが悪くなってしまい、水溜まりや虫が発生する原因となります。


人工芝自体の劣化を早めてしまうため、DIY時には特に下準備を念入りに行いましょう。


継ぎ目をなるべく減らす


人工芝を敷く際には、つなぎ目をなるべく減らすように注意しましょう。


つなぎ目が多いとジョイント部分にすき間が生まれやすくなり、光が差し込んで雑草が生えてしまう可能性が高まります。


雑草が生えると人工芝の捲れや凹凸の原因となり、人工芝の劣化が早まる恐れがあります。


また、景観を損ねる原因になる可能性もあるため、なるべくつなぎ目を減らせるように敷き詰めましょう。


敷く方向を揃える


人工芝には芝の向きが存在しており、向きを揃えないと人工芝同士のつなぎ目が目立ち、段差が生まれてしまうため注意が必要です。


段差が生まれるとすき間から光が差し込み、雑草が育つ原因になったり、景観が悪くなったりします。


人工芝を敷く際に一方向からに固定しておくと簡単に芝目があわせられるので、施工時には注意しましょう。


人工芝を敷くメリット



人工芝を敷くメリットには、以下の3つがあります。



  • メンテナンスが簡単できる

  • 雑草が生えず虫が減る

  • 子どもを安心して遊ばせられる


それぞれのメリットについて詳しく紹介するので、人工芝を敷くか悩んでいる方はぜひ参考にしてください。


メンテナンスが簡単できる


人工芝は天然芝と異なり、施工後のメンテナンスが簡単な点が大きなメリットです。


人工芝は1年中枯れることはなく、天然芝のように芝刈りや水やりを行う必要はありません。


定期的に溜まっている砂やごみを取り、デッキブラシで芝を起こしてあげるなどのメンテナンスをするだけで長持ちします。


ただし、人工芝にはポリプロピレン・ポリエチレン・ナイロンの3種類の素材があり、素材によって寿命や耐久性が異なります。


簡単なメンテナンスだけで長く使いたい方は、耐久性や耐水性が優れており、紫外線にも強いポリプロピレンの人工芝を購入しましょう。


雑草が生えず虫が減る


人工芝を敷くと雑草や虫の発生を防げるというメリットもあります。


人工芝は人工物なので、雑草のように虫の餌になることはありません。


そのため、庭に雑草が生えており、虫が発生している方は人工芝を敷くと解決できる可能性があります。


人工芝を敷く際にはしっかりと雑草を抜き、防草シートを敷いておくと雑草が生えなくなります。


人工芝の中には、防草シートの機能を持っているものもあり、敷くだけで虫の発生を抑えることが可能です。


ただし、人工芝を敷く前に雑草や小石を取り除かず、表面に凹凸ができてしまうと、水が溜まって虫が湧く可能性があります。


虫の発生を抑えるためにも、人工芝を敷く前には雑草や小石をきれいに取り除きましょう。


子どもを安心して遊ばせられる


人工芝はクッション性が高い商品が多数あり、子どもを安心して遊ばせられるようになるのでおすすめです。


たとえば、庭で遊ばせる場合、地面がコンクリートでは転んだ際にケガをする危険があります。


しかし、人工芝が敷かれていれば、転んでもケガをする確率を下げられ、雨が降った後に遊ばせても泥まみれになってしまうこともなくなります。


子どもを遊ばせたい場所に人工芝を敷く場合は、芝丈が30mm以上の商品がおすすめです。


芝丈が20mm程度の人工芝を敷くと、景観はよくなりますが、クッション性はあまり高くありません。


ロングパイル人工芝と呼ばれる芝丈50mm以上でクッション性が高い人工芝もありますが、価格や施工難易度が高く、家庭向きではありません。


子どものために人工芝を敷く予定の方は、ロングパイル人工芝を避け、クッション性の高い芝丈が30mm以上の商品を購入しましょう。


ロングパイル人工芝について詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。

内部リンク:ロングパイル人工芝とは?メリットやデメリット敷く手順を紹介


人工芝を敷くデメリット



人工芝を敷くデメリットには以下の3つがあります。



  • 経年劣化で芝が寝たり抜けたりする

  • 準備を怠ると芝が捲れやすくなる

  • 火気が使えなくなる


人工芝を敷いてから困ることがないように、あらかじめデメリットを理解した上で購入・施工をしましょう。


経年劣化で芝が寝たり抜けたりする


人工芝は耐久性が高い商品が多いものの、経年劣化で芝が寝たり抜けたりしてしまうため注意しましょう。


人工芝の寿命は長くて8~10年程度ではありますが、日々雨風や熱によって劣化してしまいます。


どれだけ丁寧に扱い、定期的なメンテナンスを行っていても、経年劣化を避けられず儒教が来たら張り替えが必要になることを理解しておきましょう。


寝ている芝が気になる場合は、デッキブラシや箒などで逆方向にブラッシングすると、立たせられます。


ブラッシングで直らない場合は、温風を当てると効果的なので困っている方は試してみてください。


準備を怠ると芝が捲れやすくなる


人工芝をDIYで敷く場合、準備をしっかり行わなければ芝が捲れやすくなってしまいます。


準備とは雑草や小石を取り除く行為のことであり、天然芝が生えている場所であれば、きれいに除去しなければなりません。


しっかりと取り除けていない場合、人工芝が平らにならず、表面が凹凸になり水が溜まりやすくなってしまいます。


さらに、人工芝の下で雑草が育ってしまい、人工芝が捲れやすくなり劣化が進んでしまうので注意が必要です。


長く人工芝を使うためにも、小石や雑草を取り除いた上で防草シートを敷きましょう。


火気が使えなくなる


庭に人工芝を敷いてバーベキューでもしようかと考えている方もいるかもしれませんが、火を使わないように注意しましょう。


人工芝は耐熱性が低く、バーベキューを行うと熱で溶けてしまう恐れがあります。


多くの人工芝は110℃を超えると溶けてしまうので、敷いた後はバーベキューや花火はしないようにしましょう。


そのため、庭でバーベキューや花火をしようと考えている方は、人工芝を敷くのをあきらめるか防火機能がある商品を選ぶと安心です。


人工芝のサイズに関するよくある質問



人工芝のサイズに関するよくある質問には、以下のようなものがあります。



  • 人工芝のサイズを指定して購入はできますか?

  • 人工芝はDIYで敷けますか?

  • 人工芝を敷く際の費用はどのくらいですか?

  • 人工芝はどこで購入できますか?


それぞれの質問とその回答について詳しく紹介していくので、ぜひ参考にしてください。


人工芝のサイズを指定して購入はできますか?


メーカーによってはサイズを指定し、カットした状態で購入が可能です。


ただし、オーダーサイズを購入する場合、費用が高くなってしまいます。


費用を抑えたい方は、通常販売されている中から適切なサイズを購入し、自身でカットしましょう。


人工芝はDIYで敷けますか?


手順を理解し、必要な道具を用意できていれば、DIYでも人工芝の施工が可能です。


下準備の質が人工芝の寿命につながってしまうため、DIYで施工する際には、敷く前の下地作りに注意しましょう。


DIYで人工芝を敷く際の手順に関しては、以下の記事にて紹介しているので、ぜひ参考にしながら実践してみてください。


内部リンク:人工芝はDIYで施工可能|自宅で施工する際のポイントや注意点を紹介


人工芝を敷く際の費用はどのくらいですか?


人工芝をDIYで施工する場合の費用は、1平米あたり4,300円程度と言われています。

1平米あたりの費用の内訳は以下のようになります。



  • 人工芝 800~6,000円

  • 防草シート 100~700円

  • 下地材 100〜600円

  • その他資材 100~500円


上記の価格は目安であり、人工芝や防草シートはサイズや商品によって金額が大きく異なります。


また、1平米あたりの価格を紹介しているので、人工芝を敷く場所の広さによっては費用が高くなることを理解しておきましょう。


費用を抑えるために安い人工芝や防草シートを利用すると、水はけが悪かったり遮光性が低かったりして長持ちしない可能性があります。


長く利用できる人工芝を購入したい場合は、多少費用が高くなっても品質の良い商品を選びましょう。


人工芝はどこで購入できますか?


人工芝は、Amazonや楽天市場をはじめとしたインターネットやホームセンターなどで購入できます。


手軽に実物に触れながら探したい場合には、ホームセンターでの購入がおすすめです。


ホームセンターで購入できる人工芝の中でもおすすめの商品を知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

内部リンク:ホームセンターで手に入るおすすめの人工芝5選|DIYの手順や注意点も紹介


適切なサイズの人工芝を購入して敷いてみよう



人工芝のサイズは、ロールタイプとジョイントタイプの2つに分けられ、敷く場所の広さにあわせた使い分けが必要です。


ロールタイプは「幅1m×長さ5m」や「幅1m×長さ10m」などの長いサイズで売られており、庭や屋上などの広い場所に適しています。


一方、ジョイントタイプは「縦30cm×横30cm」をはじめとした短いサイズで売られているので、室内をはじめとした狭い場所におすすめです。


適切なサイズや数の人工芝を選ぶ際には、まず敷く場所の面積を明確にしましょう。


敷く場所の面積を測ったら、必要となる人工芝のサイズや枚数が計算できます。


人工芝はハサミやカッターで簡単にカットできるため、余分な部分が少し生まれる程度の数やサイズを購入しましょう。


「適切な人工芝が選べない」「DIYではなく業者に施工してほしい」と考えている方は、ぜひもりかわ人工芝にご相談ください。


施工したい場所にあわせて適切な提案を行い、短期間で人工芝を敷きますので、お気軽にお問い合わせください。


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