コラム
2023/11/10
人工芝はロールとジョイントどちらがいい?メリット・デメリットを解説
「ロールタイプとジョイントタイプの違いは?」
「ロールタイプのメリットは?」
人工芝にはロールタイプとジョイントタイプがあります。どちらで施工するべきか、悩んでいる方も多いのではありませんか?それぞれにメリット・デメリットがあり、どちらを使えばいいかわからないですよね。
結論、広い場所にはロールタイプ、狭い場所にはジョイントタイプがおすすめです。ただ、施工する場所によっては例外もあります。
当記事では、ロールタイプとジョイントタイプの特徴を解説しつつ、メリット・デメリットを紹介していきます。
きれいな人工芝を敷くためにも、ロールタイプとジョイントタイプの違いを理解しておきましょう。
人工芝のロールタイプとジョイントタイプの違い
人工芝にはロールタイプとジョイントタイプがあり、施工する場所によって使い分けるのがおすすめです。
- ロールタイプの特徴
- ジョイントタイプの特徴
それぞれの特徴を理解し、施工場所に適したほうを選びましょう。
ロールタイプの特徴
ロールタイプは幅1m〜2m長さ1m〜10mが主流で、ロール状に巻かれています。芝葉の長さや密度、材質にもよりますが重さは20kg〜30kgです。
施工の際はロール状の人工芝を転がしながら、敷く場所に合わせてカットしていきます。その後、継ぎ目に接着剤や人工芝用のテープを使い繋げます。
ロールタイプは、一度に大きな面積を施工できるので、広い庭におすすめです。
ジョイントタイプの特徴
ジョイントタイプは30cm×30cmや50cm×50cmが多く販売されています。マットの淵についている引っ掛ける部分と、受ける部分をはめ込みながら施工していきます。
商品によってはカラーも豊富で、さまざまな施工の仕方でデザイン性も楽しめるでしょう。また、簡単に取り外しができるため、初めての方でもDIYに挑戦しやすいのもメリットです。
ただ、耐久性が低く衝撃に弱いので、庭や激しく運動するような場所には向いていません。ジョイントタイプを施工するのは、ベランダや玄関のような狭い場所がいいでしょう。
人工芝のロールタイプのメリット
ロールタイプのメリットは以下の通りです。
- 継ぎ目が目立ちにくい
- 広い面積の施工が楽
- 複雑な場所にも合わせられる
ロールタイプは価格が安いため、施工する面積が広ければ広いほどロールタイプのほうが費用を抑えられます。
継ぎ目が目立ちにくい
せっかく高品質な人工芝を選んでも、人工芝同士の継ぎ目が目立ってしまうと景観が崩れてしまいます。しかし、ロールタイプは1枚で広い面積を施工できるため継ぎ目が少なくなり、目立ちません。
芝葉はジョイントタイプよりリアルなので、天然芝に近いきれいな庭が手に入るでしょう。
また、ロールタイプは高品質なものであれば7〜10年ほどの耐久性があります。そのため、一度施工すればメンテナンスがほとんどいらないので、楽にきれいな見た目を維持できます。
広い面積の施工が楽
ジョイントタイプで広い面積を施工すると、30cm×30cmのサイズを大量に接続しないといけないので時間と費用がかかります。ロールタイプならロールを転がすだけで、2m×10mのサイズが一気に施工できるので、広い面積でも楽に人工芝を敷けます。
たとえば、1平米に人工芝を敷くと、ジョイントタイプなら50cm×50cmのマットを4枚接続しないといけません。ロールタイプは転がすだけなので一瞬で施工が終わります。
人工芝を敷く面積が広いなら、ロールタイプを使えば費用と時間を省けます。
複雑な場所にも合わせられる
ロールタイプは好きな形にカットできるので、庭に合わせた形で施工できます。
- カーブがある
- 飛び石がある
- 植木がある
上記のような庭でも、ロールタイプなら形を合わせてカットできます。人工芝をカットする際は、大きい刃のカッターがいいでしょう。また、人工芝を切ると刃がすぐに傷んでしまうので、替刃もあると安心です。
複雑な場所をカットするときは定規やハサミがあると便利です。「あと0.5cmだけ切りたい……」というときはハサミのほうがカットしやすくなります。マンホールや飛び石など、一部分だけくり抜きたい場合はダンボールで型を作り、先に型通りに切り抜いておくのがおすすめです。
ロールタイプの人工芝なら自由にカットできるので、ほとんどの庭に対応できます。
人工芝のロールタイプのデメリット
ロールタイプにもデメリットがあり、施工に不向きなこともあります。
- 部分的に修理するのが大変
- 水はけが悪くなる
- 重たい
ロールタイプはベランダや玄関といった狭い場所には向いていません。メリット・デメリットを理解し、施工後に後悔しないようにしましょう。
部分的に修理するのが大変
ロールタイプは1枚が大きく、一度に広い面積を施工できるのがメリットでしたが、デメリットにもなります。
人工芝が破損したり汚れたりした場合、一部分だけ修理するには手間がかかります。破損した部分をカッターでカットし、新しい人工芝を同じ大きさに切り抜いてはめ込む作業が必要です。
ジョイントタイプであれば一部分だけ取り外せるため、汚れたり破損したりした場合、交換するだけで済み、手間がかかりません。
水はけが悪くなる
ロールタイプの人工芝を日当たりの悪いベランダに敷くと、カビが生えてしまう可能性があります。
ベランダの床はコンクリートなので、土と違って雨水を吸い込んでくれません。そのため、水を逃す排水路があるのですが、水はけが悪い人工芝だと邪魔してしまいます。
日当たりが悪いベランダには、ロールタイプよりジョイントタイプのほうがいいでしょう。
どうしてもロールタイプにしたい場合は、ベランダの地面から人工芝を浮かせる方法がおすすめです。スノコをはじめに敷いて、上から人工芝を敷けば空気が流れるのでカビのリスクを抑えられます。スノコはホームセンターや100円ショップで簡単に手に入ります。
重たい
ロールタイプの人工芝は芝丈や密度により、重たくなる傾向にあります。
一般的に流通している2m×10mの人工芝になると、メーカーや芝密度によりますが70kg近くになることもあります。また、開封前は2m×0.5mくらいの大きさがあるため、保管しておく場所も考えないといけません。
大きくて重たいのでホームセンターで購入し、乗用車で持ち帰るのにも一苦労するでしょう。
人工芝のジョイントタイプのメリット
人工芝のジョイントタイプのメリットを紹介します。
- 狭い場所に向いている
- 水はけがいい
- 取り外して洗える
ジョイントタイプはロールタイプより価格が高い傾向にあります。ただ、ベランダや玄関といった狭い場所で使用するので、全体の金額としては低くなる場合が多いでしょう。
狭い場所に向いている
ジョイントタイプはロールタイプと比べて1枚あたりが小さいので、狭いスペースの施工に向いています。とくにベランダや玄関はロールタイプだとカットする手間が発生するのでジョイントタイプがおすすめです。
商品によってはハサミでカットできるので、曲がった場所や排水パイプが通っている場所でも施工できます。
広い場所はロールタイプ、狭い場所はジョイントタイプと使い分けるといいでしょう。
水はけがいい
ジョイントタイプはマットの下部分に土台がついているので、水はけがいい商品が多い傾向にあります。土台があれば地面との間に隙間ができるので、風通しがよくなり、カビが発生しにくくなります。
ロールタイプでベランダや玄関の水はけを考えて施工するのは素人には難しいため、DIYで施工するなら簡単なジョイントタイプがいいでしょう。
取り外して洗える
ジョイントタイプは横同士の人工芝をアタッチメントで接続するだけなので、簡単に取り外しできます。そのため、破損したり汚れてしまっても1枚単位で交換でき、すぐに取り替えられるので経済的です。
また、サイズも大きくないので水で洗ってもベランダで干せます。
ジョイントタイプは簡単に取り外して洗えるので、衛生的に保てるでしょう。
人工芝のジョイントタイプのデメリット
人工芝のジョイントタイプのデメリットは以下の通りです。
- 広いスペースだと費用がかかる
- 継ぎ目がわかりやすい
ジョイントタイプのデメリットを理解し、ロールタイプと比較して自分にあった人工芝を選びましょう。
広いスペースだと費用がかかる
ジョイントタイプは1枚が小さいため、広い場所を施工するには向いていません。ロールタイプだとロールを転がすだけで広い面積を施工できます。しかし、ジョイントタイプは1枚あたりが30cm×30cmと小さいため、ロールタイプと同じ面積を施工するためには大量に必要です。
枚数が増えると費用も増えるので、広い面積をジョイントタイプで施工するとロールタイプより高額になってしまいます。
庭や広いスペースはロールタイプ、ベランダや玄関といった狭いスペースはジョイントタイプと使い分けましょう。
継ぎ目がわかりやすい
ジョイントタイプは、どうしても接続部分が多くなるので継ぎ目部分が目立ってしまいます。製品によっては継ぎ目を目立たないように工夫しているものもありますが、やはりロールタイプのほうがきれいです。
一方で、継ぎ目を利用し、カラーや材質を変えてデザイン性を楽しむ方法もあります。施工の仕方によっては、継ぎ目をデザインの切れ目として認識できます。
どうしてもジョイントタイプにしたいが、継ぎ目が気になるという方は思い切ってデザインを変えてみましょう。
庭の人工芝は業者に頼むのがおすすめ
昨今は、人工芝の施工をDIYでする方も増えてきています。一方で、DIYで施工したけど見た目が汚く、やり直したいという方もいるかもしれません。また、継ぎ目の施工が甘いと、雑草が生えてくることもあります。
時間をかけて人工芝を施工したのに「表面が凸凹で見た目が悪く微妙……」とならないためにも、施工は業者に頼むのがおすすめです。業者に頼めば、下地作りから丁寧に作業してくれるので、人工芝同士の継ぎ目や凸凹もなく、きれいに施工できるでしょう。
もりかわ人工芝なら、FIFA認定工場やオリンピック委員会選定工場と協力して選定した、高品質な人工芝を提供しております。1平米あたりの芝数は従来商品の2〜3倍となっており、高耐久なポリエチレンとポリプロピレンを使用しています。
料金は1平米あたり7,500円〜9,500円で、料金の内訳は以下の通りです。
- 整地
- 防草シート・人工芝材料費
- 施工料
- アフターフォロー(3ヶ月保証)
追加料金がかかるのは、天然芝を剥がすケースや、除草作業が必要な場合です。
公式ホームページでは、人工芝を施工する面積を入力するだけで見積もりができるので、気軽に料金シミュレーションしてみてください。
ロールとジョイントの特徴を理解して使い分けよう
人工芝にはロールタイプとジョイントタイプがあり、それぞれ得意な場面が異なります。
ロールタイプのメリットは以下の通りです。
- 継ぎ目が目立ちにくい
- 広い面積の施工が楽
- 複雑な場所にも合わせられる
庭や広い場所に向いており、複雑な場所も人工芝をカットして対応できます。
また、ジョイントタイプのメリットは以下の通りです。
- 狭い場所に向いている
- 水はけがいい
- 取り外して洗える
ジョイントタイプはロールタイプと違い、玄関やベランダのような狭い場所を得意としています。また、マットの下に下駄がついており、水はけがいいため日当たりが悪いベランダの場合はジョイントタイプにしましょう。ジョイントタイプならカビの発生を抑えられます。
人工芝の施工は業者に任せるのがおすすめです。人工芝の施工は高度な技術が多く、素人には難しいでしょう。上手に施工できたと思っても、後からめくれてしまったり、雑草が生えてきてしまったりします。
プロの業者なら人工芝の施工の経験も豊富で、確実に丁寧に施工してもらえるでしょう。
もりかわ人工芝は高品質な人工芝をリーズナブルに提供しています。施工したお客様からも喜びの声をたくさんいただいております。
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