コラム
2023/11/19
人工芝のカット方法は?ジョイントタイプの切り方や斜めに切る方法も紹介
細かい場所のカット方法や、ジョイントタイプの切り方に悩んでいませんか?人工芝のカットは、裏側からカッターで切るのがおすすめです。
当記事では、人工芝のカットに必要な道具やコツ、斜めに切るときの方法を紹介しています。
「人工芝のカットが不安…」
「人工芝の施工は自分でもできるかな」
上記のように思われている方や、DIYで人工芝の庭を作ろうとしている方は、ぜひ参考にしてみてください。ただ、確実にきれいに施工したい場合は専門業者に依頼するほうがいいでしょう。
もりかわ人工芝は、高品質でリーズナブルな人工芝を提供しています。料金は施工費込みで記載しておりますので、ホームページから簡単に見積もりができます。
人工芝のカットに必要な道具
人工芝のカットに必要な道具は以下の通りです。
- カッター(大きめ刃)
- カッターの替え刃
- ハサミ
- 金属の重さがある定規(50cm以上が理想)
人工芝のカットは、カッターをメインに作業していきます。
定規はカッターを沿わせながらカットしていくので、アルミやスチールなど金属のものが理想です。定規が小さいと、まっすぐカットしているつもりでもいつの間にか曲がっていることがあるので、できる限り重く長いものを用意しましょう。
人工芝のカットにはカッターを使おう
人工芝のカットは基本的にカッターを使います。ただ、すぐに刃が傷み、切れ味が悪くなるので「切りにくい」と感じたらすぐに刃を交換しましょう。
カットするときは、人工芝を裏返して土台部分を切ります。人工芝の裏地はポリプロピレンや合成ゴムを素材としていますが、布状になっているのでカッターでまっすぐ切れます。
また、曲線の場合はカッターの裏側を使い、目印(ケガキ)をつけるといいでしょう。刃の反対側で人工芝をなぞれば、目印をつけられます。その後、目印に沿ってカットしていけばきれいに切れます。
カッターを逆向きに使うのが怖い方は、ペンで印をつける方法でも大丈夫です。
ハサミはあと少し切りたいときに使う
人工芝のカットにはカッターをメインに使いますが、ハサミを使ったほうがいい場面もあります。ハサミを使うときは、表面から芝葉をかき分けながらカットしていきましょう。パイルが短い人工芝なら簡単にカットできます。
また、少しだけ切りたいときやジョイントタイプの人工芝をカットしたいときも、ハサミがおすすめです。
人工芝をカットするときは、カッターをメインで使いつつ、細かいところや曲線はハサミでカットするといいでしょう。
人工芝をきれいにカットする4つのコツ
人工芝をきれいにカットするコツは以下の4つです。
- 人工芝の裏側からカットする
- パイルの縫い目ギリギリをカットする
- 細かい場所はハサミや定規を使う
- マンホールや円形の障害物は型紙をあててカットする
人工芝をきれいにカットできれば、施工する際に継ぎ目をしっかり合わせられます。そのため、きれいにカットすることは庭の仕上がりにも影響します。DIYで人工芝の施工をしようとしている方は、ぜひ参考にしてみてください。
人工芝の裏側からカットする
人工芝は基本的に裏側からカットするようにしましょう。表面からカットしてしまうと、芝葉も同時にカットしてしまい、土台が見えてしまうからです。
何も考えずに表側から切っていると、土台が見えている切り口同士を接続することになるため、継ぎ目が目立ってしまいます。
どうしても表側からカットしないといけないときやハサミを使う場合は、芝をかき分けて芝が生えていない箇所をカットしましょう。
基本的に、裏側のパイルの縫い目に沿って切らないと完成後の見た目に影響します。
パイルの縫い目ギリギリをカットする
人工芝の裏側にはパイルの縫い目が約1cm間隔で縫われています。縫い目から表面にパイルが出ているので、カットする際は縫い目の1〜2mmほど外側をカットしましょう。
カットする際は、カッターの刃を出しすぎずに布が切れる最小限だけを出すと、上手に切れます。
また、縫い目のギリギリをカットしないとパイルが生えていない部分が目立ち、不自然な見た目になってしまいます。継ぎ目を目立たせないためにも、人工芝をカットする際はパイルの縫い目から1〜2mm離れた場所を切りましょう。
細かい場所はハサミや定規を使う
細かい場所や曲線は、ハサミとカッターを使い分けるのがおすすめです。パイルが短い人工芝ならハサミでもスムーズにカットできるため、裏側に切り抜きたい形を書いて下書きに合わせてカットすることもできます。
ハサミを表側から使う際は、パイルをかき分けて根本の土台だけをカットするようにしましょう。何も考えずに切ってしまうと、芝の数が減ってしまい、一部分だけ芝が薄くなってしまうことがあります。
また、縫い目を無視して斜めにカットするときも、ハサミのほうが切りやすいケースがあります。ハサミを使い、表側から切る場合は、芝をかき分けてカットするようにしてください。
マンホールや円形の障害物は型紙をあててカットする
マンホールや円形の障害物の形に切り抜きたいときは、同じ形の型紙を作るときれいにカットできます。前もってダンボールで、切り抜きたい形に合わせて型紙を作っておき、人工芝の裏面にあてて沿うようにカットします。
庭やベランダに施工する場合は、どうしてもマンホールや配管パイプがあるので円形にカットすることは避けられないでしょう。
円形だけでなく、庭にデザインを施したい場合にも型紙を使う方法を試してみてください。
人工芝をカットする際の注意点
人工芝をカットする際の注意点は以下の通りです。
- カッターの刃をこまめに変える
- 長さに余裕をもってカットする
- 人工芝の耳は必ずカットする
- 人工芝を斜めにカットする際は丁寧に
注意点を理解しておくことで、間違えて余計に切ってしまったり完成した後に「横着しなければ良かった」と後悔したりせずに済むでしょう。
カッターの刃をこまめに変える
人工芝をカットしていると、カッターがすぐに傷むため、刃をこまめに交換するのがおすすめです。傷んだ刃は切れ味が悪くなりまっすぐ切れないため、意図していない箇所もカットしてしまうかもしれません。
また、うまく切れないからといって変に力を入れてしまい、怪我につながる可能性もあるでしょう。道具を揃える際にはカッターの刃を多めに購入しておき、少しでも「切れ味が悪くなった」と感じたら、こまめに交換しましょう。
長さに余裕をもってカットする
人工芝の余分な箇所を切り落とす際は、長さに余裕をもってカットしましょう。はじめから希望の長さ通りを狙って切ると、間違えて短く切ってしまったときに取り返しがつきません。
また、カットが終わったのに、測った寸法が間違っていたりずれていたりすると、人工芝をもう一度買いに行く必要があります。
はじめから長さに余裕をもち、徐々に微調整を加えていくことで「切りすぎて長さが足りない」「実はずれていた」といったリスクにも対応できるようになります。
人工芝の耳は必ずカットする
人工芝には「耳」と呼ばれる部分があります。耳とは、人工芝の土台の端が幅広く剥き出しになっている部分のことです。
あらかじめ耳がカットされている人工芝もありますが、カットされていないものもあります。耳を切らずにそのまま施工してしまうと継ぎ目が目立ち、庭の仕上がりに影響がでてしまいます。
購入した人工芝に耳がある場合は、裏側の縫い目部分から1〜2mm程度の場所を切り落としましょう。
人工芝を斜めにカットする際は丁寧に
人工芝を斜めに切る際は、ゆっくり丁寧に作業しましょう。斜めに切るときはパイルの縫い目を横断するので、まっすぐ切るより切りにくい傾向にあります。
カットしたい場所をいきなり切るのではなく、人工芝と壁が当たる部分にペンで点を書き込んでいきます。点を書き込んだら定規をあててカットしていくのですが、カッターの「先」ではなく「腹」で切るようなイメージで作業するといいでしょう。
カットが不安な方は、人工芝の端や明らかに切り落とすことがわかっている場所で、斜めに切る練習をしてみるのがおすすめです。
人工芝をカットしたあとはU字釘で固定
人工芝をカットしたあとは、めくれ上がらないように地面と固定しましょう。人工芝を繋ぎ合わせる方法のひとつとして、U字釘を使うものがあります。
ただ、U字釘が使えるのは下地が土の場合のみです。下地がコンクリートやアスファルトの場合は、接着剤を使用して固定します。
また、ジョイント処理は正しく丁寧に作業しましょう。人工芝を地面に固定するときに継ぎ目が目立ってしまうと、丁寧にカットした苦労が無駄になってしまいます。
強固に固定したい場合は、U字釘だけでなくジョイントテープを同時に使用するのがおすすめです。
ジョイントテープを使えばさらに強固にできる
人工芝を繋ぎ合わせるときに、U字釘だけでなくジョイントテープも併用すればめくれ防止になります。
U字釘だけだと釘を打った場所以外は固定されていないため、つまづいてしまったり風でめくれ上がったりしてしまいます。また、時間の経過とともにU字釘が浮いてくるので確実に固定できません。
そこで、継ぎ目の裏からテープで固定すれば、時間が経っても釘が浮いてきたり人工芝がめくれたりするリスクを軽減できます。
ジョイントテープを継ぎ目に貼っておけば、U字釘以外の場所も固定できるため、めくれ防止や雑草対策にもなるでしょう。
関連記事:人工芝の継ぎ目に使うジョイントテープって何?貼り方や代用できるものを紹介
ジョイントタイプの人工芝にもカットできるものがある
ベランダや玄関のような狭い場所は、ジョイントタイプを施工される方が多いと思います。ただ、必ずフィットするわけではなく、人工芝をカットする必要がでてきます。
「ジョイントタイプの人工芝をカットしたい」という方は、カットしやすくなっている商品を選ぶのがおすすめです。
ジョイントタイプの人工芝をカットするときは、ハサミを使うと安全に切れます。ジョイントタイプは土台がプラスチックなので、カッターでは力が加えにくく、怪我につながる恐れがあるためです。
ジョイントタイプでもカットできるので、日当たりが悪いベランダでも場所に合わせた施工ができます。ジョイントタイプかロールタイプで迷っている方は、こちらの記事を参考にしてみてください。
関連記事:人工芝はロールとジョイントどちらがいい?メリット・デメリットを解説
人工芝をきれいに施工したい方は業者に頼むのがおすすめ
費用を抑えるために、人工芝を自分で施工される方もいるかもしれません。ただ、長い目でみると専門業者に依頼したほうが、お得できれいに仕上がる可能性があります。
人工芝の施工には高度な技術が必要とされ、下地作りや貼り方で人工芝の寿命が変わるからです。商品によっても異なりますが、人工芝の耐用年数はDIYだと「1〜3年」専門業者が施工すると「7〜10年程度」といわれています。
初期費用が安いからといって自分で施工しても、耐用年数が短いと短期間で張り替えなければいけません。そのため、長期スパンで考えると業者に依頼したほうが費用が抑えられ、きれいな庭を施工できることがあります。
もりかわ人工芝なら「低価格でハイクオリティな人工芝」 を実現できる
もりかわ人工芝では、低価格でハイクオリティな人工芝を3種類用意しています。どれも高耐久で密度が高いため、耐久年数は7〜10年です。
料金は、7,500〜9,500円/㎡となっており、以下の料金も含まれております。
- 整地
- 防草シート・材料費
- 施工料
- アフターフォロー(3ヶ月保証)
ホームページには、施工事例と大まかな費用の目安も記載しております。料金は、施工面積を入力するだけで簡単に見積もりができるので、気軽にシミュレーションしてみてください。
人工芝は丁寧にゆっくりカットしよう
人工芝のカットは裏側から縫い目に沿って丁寧に切りましょう。裏側の縫い目は、パイルが縫われているため、間違えて切らないようにしてください。
また、カッターの刃はこまめに変え、一気に切らず長さに余裕をもって切るのが上手に人工芝をカットするコツです。
DIYで施工した人工芝は、耐用年数が短くなる傾向にあります。
- DIYで施工すると、耐用年数は1〜3年
- 専門業者に依頼すると、耐用年数は7〜10年
そのため、長い目でみると、専門業者に依頼したほうがきれいな庭をお得に施工できる可能性があります。
料金シミュレーションをし、本当にDIYのほうが費用を抑えられるのか確認してみてください。