コラム
2023/12/26
ベランダに敷物を設置するデメリット5選|人工芝がおすすめの理由も紹介
ベランダに敷物を設置しようと考えている方の中には、デメリットが気になっている方もいるのではないでしょうか。
ベランダ用の敷物にはマットやタイルなどがありますが、人工芝の設置がもっともおすすめです。
本記事では、ベランダに敷物を設置するデメリットを説明した上で、おすすめの敷物やベランダに人工芝を敷く際の手順などを紹介します。
ベランダに人工芝を敷く際のメリットや注意点も紹介するので、ベランダの敷物に悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
ベランダに敷物を設置するデメリット5選
ベランダに敷物を設置するデメリットは以下の5つがあります。
- ごみが溜まりやすい
- 排水口が詰まりやすい
- コストがかかる
- 跡が残りやすい
- 湿気が溜まりやすい
それぞれのデメリットについて詳しく紹介するので、敷物を設置する前に理解しておきましょう。
ごみが溜まりやすい
ベランダに敷物を設置すると、設置物の下にごみが溜まりやすくなるというデメリットがあります。
ベランダ用のタイルやマットには、裏側に排水用のすき間が用意されていることが多いです。
そのすき間に少しずつごみや落ち葉が徐々に溜まってしまいます。
ベランダで洗濯物を干している場合、服の繊維や髪の毛などが落ちてしまい、ごみとして滞留する可能性が高いことを理解しておきましょう。
排水口が詰まりやすい
ベランダに敷物を敷くと、排水口が詰まってしまい、水が溜まる可能性があることも理解しておきましょう。
敷物の下にごみが溜まっている場合、雨や風の影響で排水口にごみが詰まってしまい、流れが悪くなってしまいます。
ベランダに洗濯物を干すための製品を置いている場合、破損したプラスチック素材が落ちて排水口に詰まる可能性もあります。
定期的に排水口を掃除しなければ、雨の日に水が溜まってしまう可能性もあるので、注意しましょう。
コストがかかる
ベランダに敷くものを設置するためには、商品や施工用の道具などを用意するためにコストが発生してしまいます。
ホームセンターを始めとした店舗でマットやタイル、人工芝などを購入して自分で施工すれば数万円以内に抑えられる可能性が高いです。
ただし、業者に依頼したり、住宅購入時のオプションとして追加したりすると、数十万円程度のコストが必要になることもあります。
費用を抑えるために安い商品を買うと、劣化しやすかったり、使い勝手が悪かったりする可能性もあるため、一定以上の費用を用意しておきましょう。
跡が残りやすい
ベランダに敷物を設置する際には、ベランダに跡が残ってしまう可能性があることを理解しておきましょう。
長期間マットやタイルを敷いていると、裏面の形がそのまま跡としてベランダに残ってしまうリスクがあります。
また、人工芝を設置する場合、両面テープや接着剤などが跡になったり、ベランダが剥がれたりすることもあります。
賃貸物件の場合、退去時に費用を請求される可能性があるため、敷物を設置する際には、跡が付かないように注意しましょう。
湿気が溜まりやすい
ベランダに敷物を設置すると、雨が降った後に、敷物の裏側に湿気が溜まりやすくなるため注意しましょう。
敷物の表面は日光によって乾きやすいですが、裏面は日が当たらず、湿気が溜まりやすかったり、乾きにくかったりします。
裏側に湿気が溜まっている期間が長いと、コケや藻、カビなどが発生する恐れがあります。
また、湿気が多い状態が続くと虫が発生する可能性もあるため注意が必要です。
ベランダにおすすめの敷物3選
ベランダにおすすめの敷物は、以下の3つです。
- 人工芝
- マット
- タイル
それぞれの敷物について詳しく紹介するので、ベランダの敷物に悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
人工芝
ベランダに敷くものとしてもっともおすすめなのが人工芝です。
人工芝を敷けばクッション性が高くなり、ケガのリスクを低下できるため、ペットや子どもの遊び場にもピッタリです。
人工芝を選ぶ際には、以下のようなポイントを確認しましょう。
- 芝丈
- 素材
- 機能性
家庭用の人工芝は、20mm以下と30mm以上の2種類に分けられ、それぞれ適切な用途が異なります。
20mm以下の場合はパター練習に適していますが、クッション性が低いため、子どもやペットを遊ばせる場所には適していません。
クッション性を重視するなら30mm以上の芝丈の人工芝を購入しましょう。
また、人工芝の素材によって寿命が異なるため、確認が必須です。
長期間使える人工芝を探している方は、耐水性や耐久性が高いポリプロピレン性の人工芝を購入しましょう。
マット
ベランダにマットを敷くと紫外線が直接当たらなくなり、床の劣化を防ぐことが可能です。
基本的にベランダは防水加工がされていますが、グレー系の色が多く、おしゃれにしたい方も多いでしょう。
ベランダ用のマットであれば、デザイン性の高い商品も多いため、おしゃれな空間も作れます。
ただし、先述の通りマットの下に湿気やごみが溜まりやすくなってしまうため、定期的な掃除が必要となります。
毎日掃除する必要はありませんが、雨の日の翌日にはマットを上げてベランダを乾かしたり、掃除をしたりするようにしましょう。
タイル
マンションや戸建てを購入する際のオプションとして用意されていることが多いのが、ベランダタイルです。
タイルを敷くと、ベランダの景観がきれいに保ちやすく、種類が多く用意されている点が大きなメリットと言えます。
また、高さの調節もしやすいため、ベランダに出る際の段差を無くすことも可能です。
ただし、タイルの材質にもよりますが、値段が高くなりやすいため注意しましょう。
特にマンションや戸建てのオプションとして付けると数十万単位での費用を求められる場合もあるため、確認が必須です。
タイルを敷くのであれば、マットと同じように定期的に掃除をする必要があることを理解しておきましょう。
ごみが溜まりやすくなるので、月に1度程度、流水をしてごみを流したり、表面をブラッシングしたりする必要があります。
掃除を怠ると虫が発生する原因にもなるので、忘れずに行いましょう。
ベランダに人工芝を敷くメリット
ベランダの敷物としてもっともおすすめな人工芝のメリットは以下の3つです。
- 素足でも歩きやすくなる
- メンテナンスの手間が省ける
- 虫の湧きを減らせる
ベランダに人工芝を敷くか悩んでいる方は、ぜひメリットを理解した上で検討してみてください。
素足でも歩きやすくなる
ベランダに敷物を敷くと、素足で歩いたり、子どもを遊ばせたりしやすくなります。
多くのベランダはコンクリートとなっており、夏場になるとベランダが熱くなり、歩けなくなってしまうこともあるでしょう。
また、転んでしまった際には大怪我に繋がる可能性もあるため、子どもを遊ばせるには適していません。
しかし、熱が留まりにくい人工芝を敷けば、素足でも快適に過ごせることに加え、転んだ際のリスクも軽減できます。
子どもを遊ばせたい方や素足でベランダを歩きたい方は、人工芝がおすすめです。
メンテナンスの手間が省ける
ベランダに人工芝を敷くと、メンテナンスの手間も省けるというメリットもあります。
人工芝が汚れてしまった場合でも、ほうきやブラシで掃いたり、掃除機をかけたりするだけで簡単に掃除が可能です。
設置も簡単であり、敷く場所に合わせて人工芝をカットしてテープで固定するだけで敷けます。
マットやタイルの場合は裏面に溜まったごみを掃除するために、1度剥がす必要がありますが、人工芝ならその手間が省けます。
メンテナンスに時間を割きたくない方は、ぜひ人工芝を敷いてみてください。
虫の湧きを減らせる
ベランダに人工芝を敷くと、虫が湧きにくくなるというメリットもあります。
人工芝を敷くと虫が湧きにくくなる理由は以下の3つがあげられます。
- 湿気が溜まりにくい
- 餌がない
- 日光が届かない
人工芝を敷くと虫が生存しにくい環境にできるため、虫に悩まされることはなくなるでしょう。
湿気が気になる方は、水はけの性能が高い人工芝がおすすめです。
ベランダに人工芝を敷く際の注意点
ベランダに人工芝を敷く際には、以下の3点に注意しましょう。
- 日差しに弱い製品がある
- 経年劣化が起きる
- まとまった費用が必要になる
設置後に困ることがないように、あらかじめ注意点を理解してから人工芝を敷くことをおすすめします。
日差しに弱い製品がある
人工芝の中には日差しに弱かったり、熱を溜めやすかったりする商品があるため注意が必要です。
日差しに弱い商品を購入すると、日々劣化が早くなっていき、数年程度で寿命が来てしまう恐れもあります。
そのため、人工芝をベランダに敷く際には遮熱性に優れている商品を選びましょう。
遮熱性の高い人工芝は他の商品よりも高い傾向にありますが、長く使える可能性が高いです。
長期間利用できる商品を探している方は、遮熱性の高い人工芝を購入しましょう。
経年劣化が起きる
人工芝は設置後、時間の経過とともに劣化してしまうことを理解しておきましょう。
人工芝の寿命は長くても8~10年程度ですが、メンテナンスを怠ったり、環境が悪かったりすると、数年で張り替えが必要になる場合もあります。
葉が起き上がらなくなったり、抜けてしまったりした場合には、新しい人工芝に張り替える必要があります。
張り替え時には新しい人工芝の購入費用に加え、処分費用も必要となることを理解しておきましょう。
まとまった費用が必要になる
人工芝は1平米あたり4,300円程度の費用が必要となり、道具の購入も必要です。
1平米あたり4,300円程度の費用とはDIYを行う場合であり、業者に依頼する際にはさらに費用が増します。
また、土地によっては平らにする必要もあるため、別途費用が発生する可能性があります。
ベランダの広さも影響するので、人工芝を敷く前に必要となる費用を計算しておくと安心です。
長くても10年程度で張り替えも必要となり、定期的にまとまった費用が必要となることを理解しておきましょう。
ベランダに人工芝を敷く際の手順
ベランダに人工芝を敷く際の手順は以下の通りです。
- 下準備をする
- 人工芝を敷く
初めてDIYをする方でも簡単に敷けるので、参考にしながら実践してみてはいかがでしょうか。
下準備をする
人工芝を敷くためにはまずベランダの広さを測ったり、人工芝を用意したりする必要があります。
そのため、以下のようなものを準備しましょう。
- メジャー
- 人工芝
- ほうき
- テープ
まずはメジャーを使ってベランダの長さを測り、適切なサイズの人工芝を用意します。
人工芝を購入したら、ほうきやブラシを使ってベランダの掃除をしておきましょう。
仮置き
ベランダの採寸と掃除を終えたら、購入した人工芝の仮置きをしましょう。
ベランダの広さ・形状に合わせて、人工芝をすき間なく敷き詰めていき、余分な箇所ははさみやカッターを使ってカットします。
設置の際は人工芝の向きを揃えるようにすると、見栄えがよくなるので、敷く向きに気を付けましょう。
敷き詰めたらコンクリート用のテープを使ってベランダに人工芝を張り付けます。
人工芝の端から張り付けていくとすき間を無くしながらきれいに貼れるのでおすすめです。
デメリットを理解した上でベランダの敷物を購入してみよう
ベランダに敷物を設置する場合には、以下のようなデメリットがあることを理解しておきましょう。
- ごみが溜まりやすい
- 排水口が詰まりやすい
- コストがかかる
- 跡が残りやすい
- 湿気が溜まりやすい
ベランダに敷くものには、マットやタイルなどがありますが、人工芝がもっともおすすめです。
人工芝を敷くと以下のようなメリットがあります。
- 素足でも歩きやすくなる
- メンテナンスの手間が省ける
- 虫の湧きを減らせる
特に、子どもやペットをベランダで遊ばせたいと考えている場合には、クッション性が高くケガのリスクを抑えられるので、人工芝の設置がおすすめです。
メンテナンスは定期的にほうきやブラシでごみを掃くだけなので、時間がない方でも安心して利用できます。
ただし、日差しに弱い人工芝があったり、経年劣化したりするため、安いものではなく性能が良い商品を購入しましょう。
「業者に依頼した際の費用感を知りたい」「ベランダに合う人工芝がわからない」と考えている方は、ぜひもりかわ人工芝にご相談ください。
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