コラム
2023/11/11
砂利の上に人工芝を敷くメリットとデメリットを専門家が徹底解説!
「砂利が敷き詰められた庭では、子どもが怪我をしそうで怖い・・・」
「人工芝を敷きたいけど、砂利の上から敷いていいのだろうか?」
砂利の上に人工芝を直接敷いても本当に大丈夫なのか不安ですよね。
結論から言いますと、砂利の上から人工芝を直接敷くのはオススメしません。
砂利の上から人工芝を敷くと、人工芝にカビが生えたり、隙間から雑草が出てきてしまうからです。
砂利を埋め立てて人工芝を敷く方法もありますが、DIYで行うといくつもの弊害が発生します(本文で詳しく解説)。
よって今回は、砂利の上から人工芝を敷くメリットやデメリット、具体的な施工方法などを詳しく紹介します。
この記事を読めば、砂利のお庭を人工芝にする最適な方法がわかり、お庭のメンテナンスから解放され、お子さまやワンちゃんを安全に遊ばせられるようになります。
なお、弊社は人工芝の専門業者で、オリンピック委員会の認定工場から良質な人工芝を仕入れ、リーズナブルな価格でご提供しております。
「砂利の庭を人工芝に変えて、安全で快適な庭にしたい」とお考えなら、気軽にご相談ください。
「とりあえず見積もり額だけ知りたい」といったお問い合わせでも歓迎いたします。
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砂利の上に人工芝を敷くメリットとデメリット【他素材とも比較】
冒頭で、砂利の上に人工芝を敷くのはオススメしないとお伝えしましたが、人工芝を敷くメリットはあります。
この章では、砂利の上に人工芝を敷くメリットとデメリットについて、詳しくご紹介していきます。
また、人工芝ではなく他の素材を敷いた場合との比較内容についても書いているので、人工芝以外の素材を使おうか悩んでいる方は参考にしてみてください。
【メリット1】子どもやワンちゃんが安全に遊べる
砂利の上に人工芝を敷く1つ目のメリットは「子どもやワンちゃんが安全に遊べること」です。
【弊社施工の人工芝で走り回るワンちゃん】
砂利のお庭はデコボコしていますし、砂利によっては尖っているものもあるため、走り回ることは困難です。
もし、お子様やワンちゃんが転んだりすれば、怪我をする危険性もあります。
しかし、砂利の上に人工芝を敷けば、怪我をする心配がなくなるので、お子様やワンちゃんを安心して遊ばせられます。
夏場ならビニールプールで子どもを遊ばせることもあるかと思いますが、人工芝の上なら破れる心配がありません。
【メリット2】他素材よりも歩き心地がいい
砂利の上に人工芝を敷くメリットの2つ目は「歩き心地がいい」ことです。
砂利が敷き詰められたお庭はデコボコして硬いので、とても歩きにくいです。
足つぼマットの上を歩いているかのように、痛みも感じるでしょう。
しかし、砂利の上に人工芝を敷けば、お庭の上を痛みもなく自由自在に歩き回れるようになります。
また、人工芝はやわらかい素材でできており、クッション性もあります。
そのため、ゴムマットやジョイントマット、ウッドパネルのような「クッション性のない素材」を敷いたときのように砂利の凹凸の影響を受けず、見た目もキレイに仕上がります。
人工芝なら、砂利の上から敷いてもガタガタしにくく、比較的平らに敷けるので、歩き心地は抜群です。
【メリット3】メンテナンスがいらない
砂利の上に人工芝を敷くメリットの3つ目は「メンテナンスが簡単になる」ことです。
砂利のお庭の場合、落ち葉を掃除や雪かきを行いにくいのが難点です。
また、砂利の隙間から植物の種子が入り込み、すぐに雑草が生えてきます。
しかし、砂利の上から人工芝を敷けば、砂利の凹凸がないので掃除がしやすいですし、防草シートを正確に使えば雑草も生えにくくなります。
ちなみに、砂利の上に人工芝ではなく天然芝を敷くのはオススメしません。
芝刈りや水まき、肥料や薬剤の散布など、定期的なメンテナンスが発生し、手間がかかるからです。
最近の人工芝は、見た目も手触りも天然芝とほとんど変わらないので、芝生を敷くなら人工芝を選択したほうが無難です。
【デメリット1】人工芝の素材によってはカビが生える
砂利の上に人工芝を引く1つ目のデメリットは、「カビが生える可能性があること」です。
砂利の上に敷く人工芝の素材が「ナイロン」の場合、吸水性が高くて湿気が溜まりやすいので、人工芝と砂利の間でカビが繁殖しやすくなります。
ナイロンは、ホームセンターに売っているような安い人工芝に多く使われています。
そのため、DIYで人工芝を敷く人が、このカビ問題に悩まされ安い傾向があります。
カビが生えたら貼りなおすしかなく、費用が余分にかかるので、人工芝を選ぶ際はナイロン素材を選ばないように注意してください。
【デメリット2】砂利が人工芝の隙間から出てくる
砂利の上に人工芝を引く2つ目のデメリットは、「砂利が人工芝の隙間から出てくること」です。
砂利の上からそのまま人工芝を敷く場合、砂利が固定されていません。
そのため、人工芝にわずかな隙間が空いていた場合、砂利がなんらかの拍子で表に出てくる可能性があるのです。
砂利の上から人工芝を敷く目的は「お子様やワンちゃんを安全に遊ばせたいから」「メンテナンスの不要な庭にしたいから」ですよね。
しかし、砂利がおもてに出てきてしまっては、お子様やワンちゃんが知らずに踏んで怪我をしてしまうかもしれません。
おもてに出てきた砂利を定期的に除去する作業も必要になります。
このように、人工芝を砂利の上から正確に敷けないと、せっかくの人工芝のメリットが台無しになる可能性があるのです。
【デメリット3】DIYで人工芝を敷くのは難しい
砂利の上に人工芝を敷く3つ目のデメリットは「DIYで人工芝を敷くのは難しい」ことです。
前述したように、砂利の上から直接人工芝を敷くのは、カビが生えたり、砂利が地面に出てくるなどの弊害があってオススメできません。
どうしても砂利の上から人工芝を敷きたいなら、下地材を撒いて砂利を埋め、整地する必要があります。
しかし、下地材を平らに整地をするのは意外に難しく、専門的な技術や知識が必要です。
整地に失敗すれば、人工芝を敷いても傾斜ができたり、デコボコができた隙間にカビが生える可能性があります。
結局、数ヶ月や数年で敷き直しになり、余計にお金や手間がかかってしまいます。
したがって、人工芝を正確に敷き、快適なお庭を数十年単位で長持ちさせたいなら、人工芝の専門業者に施工を依頼するのが長い目で見たらお得です。
なお、弊社「もりかわ人工芝」は人工芝の専門業者です。
オリンピック委員会認定工場から仕入れた良質な人工芝を、長年積み上げてきたノウハウを駆使して、他社よりも割安な価格で設置しております。
「良質な人工芝を、安く手間なく設置したい」とお考えなら、まずは弊社にご相談ください。
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砂利の庭に人工芝を敷く方法【6つの手順を紹介】
砂利の上から人工芝を直接敷いてはいけないことを前章で紹介しました。
では、砂利のお庭を人工芝に変えるには、具体的にどうすればいいのでしょうか?
この章では、砂利のお庭に人工芝を敷く6つの手順について解説していきます。
先に結論を申し上げると、人工芝の設置をDIYで行うのはやはりとても大変です。
その理由について、6つの手順を紹介しながらお伝えしていきます。
【手順1】砂利を撤去する
まずは、お庭に敷き詰められている砂利をすべて撤去します。
砂利の上から人工芝を敷くと、人工芝と砂利の間でカビが生えたり、隙間から雑草が生えたりなど、デメリットが多いからです。
大きめのスコップを使って、ひたすら砂利をすくい取っていきます。
撤去した砂利を処分する場合は費用がかかります。
処分費用の相場は「1kgあたり30〜40円」で、一戸建てのお庭ならおよそ「30,000円〜50,000円」ほどかかります。
また、砂利といえども、まとまると重くなるので、お庭の砂利をすべて撤去するのはかなりの重労働となります。
【手順2】下地材を撒いて埋め立てる
砂利をすべて撤去したら、下地材を撒いて整地していきます。
整地によって、お庭の仕上がりや寿命が大きく変わるので、とても重要な工程です。
野球部がグラウンドを整備する時に利用するトンボを使って整地していきます。
専門業者の場合は、専用の機械を使って正確に平らにしていきます。
ちなみに、整地の際、お庭の状況によっては下地の高さを調整する必要があります。
お庭にマンホールがあったり、花壇との境目を作る場合などは、人工芝との高さを合わせなければならないからです。
そのため、お庭の状況によって下地材の量が変わってきますので、事前にシミュレーションしておいてください。
人工芝専門の業者に施工を依頼している場合は、必要な下地材の計算を正確に行ってくれますので、安心して任せられます。
【手順3】防草シートを敷き詰める
下地材を撒いて整地したら、防草シートを敷き詰めていきます。
防草シートを正確に敷けなければ、人工芝の隙間から簡単に雑草が生えてきますし、防草シートと下地の隙間に虫が入り込み、繁殖することもあり得ます。
ここで手を抜くと、「人工芝にしたのに結局メンテナンスが必要になる」なんてことにもなりかねません。
防草シートを敷く際は、とにかく隙間がないように敷き詰め、シートが動かないように釘で固定していきます。
防草シートを敷き詰める作業も、人工芝の仕上がりと寿命に関わってくるので、整地と同じくらい慎重に行ってください。
【手順4】人工芝を仮置きする
防草シートを敷き終わったら、いよいよ人工芝を敷き詰めていきます。
人工芝を敷く際は、最初に仮置きして完成イメージを掴みます。
人工芝はロール(巻かれている状態)や正方形のパネルで売られています。
そのため、いきなり人工芝を固定していってしまうと、「あれ、形が合わない・・・」「もっと効率のいい敷き方があったな・・・」と後悔することになります。
人工芝を庭一面に敷いてみて、余分なところがあれば、市販のカッターや人工芝専用に裁ちばさみでカットしていきましょう。
また、隙間がないように人工芝を敷き詰めるのも重要です。
隙間があると見栄えが悪いですし、隙間から雑草が生えてくる可能性もあります。
キレイで長持ちするお庭にするためにも、まずは人工芝を「仮置き・仮止め」してから慎重に設置していきましょう。
【手順5】人工芝同士を接着テープでつなぎ合わせる
人工芝を仮置きして、設置イメージが掴めたら、本格的に人工芝をつなぎ合わせていきます。
人工芝をつなぎ合わせるには、人工芝専用の接着剤や両面テープを使います。
接着作業で人工芝の仕上がりが決まります。
慎重に接着しないと、継ぎ目の目立つ不格好なお庭になってしまうので、細心の注意を払いましょう。
【手順6】人工芝を固定する
人工芝同士の接着が終わったら、人工芝を本格的に固定していきます。
固定する際は、30〜50cmくらいの間隔でU字杭を打ち込んでいきます。
土が固くてU字杭が入らない場合は、U字杭をカットして入る長さまで調節しましょう。
もし、どうしても壁やタイルなどの境目に隙間ができてしまう場合は、砂を詰めておくと、雑草が生えたり芝がめくれにくくなります。
あとは、掃除をすれば完成です!
砂利の庭にDIYで人工芝を敷く費用は約1~7万円前後
人工芝をDIYで敷く場合にかかる費用はおよそ「1万円~7万円前後」です。
仮に、10㎡のお庭に人工芝をDIYで敷く場合の費用の内訳は以下のとおりです。
材料 | 1㎡あたりの費用 | 10㎡あたりの費用 |
人工芝 | 800~6,000円 | 8000~60000円 |
防草シート | 100~700円 | 1000~7000円 |
下地材 | 100〜600円 | 1000〜6000円 |
その他資材 | 100~500円 | 1000~5000円 |
上記の通り、選ぶ資材のグレードやお庭の広さによって、人工芝を敷く費用は大きく変わってきます。
ただし、安い人工芝は水はけが悪くカビが生えやすかったり、安い防草シートは遮光性が悪く、光が地面を通過して雑草が生えてしまう場合があります。
キレイで長持ちするお庭に仕上げるには、できる限り安価な素材を選ばないようにしましょう。
とはいえ、人工芝をDIYで施工するのはやはりオススメしません。
仮に、5万円かけてそこそこ質の良い資材を購入し、DIYで施工したとします。
しかし、数ヶ月経ってからカビや雑草が生えてくれば、その5万円はムダになってしまいます。
それなら、最初から人工芝の専門業者に依頼して、数十年単位でキレイな状態を保てるお庭を手に入れたほうが、長い目で見たらお得です。
人工芝の費用やDIYで施工する方法については、以下の記事でも解説していますので参考にしてください。
関連記事:人工芝の費用はいくら?天然芝との違いやDIYで施工する手順、メリットやデメリットを紹介
砂利の庭に人工芝をキレイに敷くなら専門業者に依頼しよう!
これまでご紹介してきた通り、砂利の庭を人工芝に変えるのなら、DIYではなく人工芝専門業者に依頼することをオススメします。
人工芝の専門業者に依頼すれば、プロの施工技術によって、数十年はメンテナンスが不要でキレイな人工芝のお庭に仕上げてくれるからです。
ただし、人工芝を扱う業者ならどこでもいいというわけではありません。
業者によっては、質の悪い人工芝を勧めてきたり、逆にオーバースペックの人工芝を高い価格で売りつけてくる業者もいるからです。
以下より、「人工芝の施工を依頼するにはどんな業者を選べばいいか?」について詳しく解説していきます。
【選び方1】格安業者は避ける
人工芝を施工してくれる業者でも、個人事業や造園業者などのいわゆる「格安業者」は避けるべきです。
格安業者は、質の低い人工芝ばかりを扱っています。
そのため、人工芝がすぐに壊れたり、カビが生えるなどの弊害がおこって結局張りなおす必要が出てきてしまいます。
安さばかりを追求すると、あなたが想像している「オシャレでメンテナンスのいらないお庭」とは程遠い仕上がりになります。
人工芝の施工費用をムダにしないためにも、格安業者だけはできる限り避けてください。
【選び方2】非専業業者を避ける
人工芝を施工してくれる業者でも、建設会社や外構業者のような「人工芝の非専業業者」は避けるべきです。
そのような業者は、「格安で質の悪い人工芝」か「オーバースペックの人工芝」しか取り扱っていないからです。
オーバースペックの人工芝とは、機能は変わらないのに、使っている素材がムダに良く、価格が異様に高い人工芝のことです。
人工芝の相場は「1㎡あたり800~6000円」ですが、オーバースペックの人工芝は「1万円」を超えてきます。
大手建設業者や外構業者の人工芝が高いのは、人工芝を専門に扱っていないことで大量仕入れができず、ボリュームディスカウント(大量仕入れにより値引き)が効いていないからです。
そのような業者の高い人工芝は、車で例えるなら「フェラーリ」です。
目的地まで家族で快適に移動できればいいだけなのに、数千万円も払う必要はありませんよね。
住宅の建設や外構工事のついでに人工芝にしようとしているなら、オススメされた人工芝が高すぎないか、必ず確認してください。
【選び方3】人工芝に特化した業者を選ぶ
人工芝を設置するなら、人工芝に特化した専門業者に依頼することをオススメします。
人工芝に特化した業者なら、以下のようなメリットがあるからです。
- 良質な人工芝の目利きができるのですぐに壊れたりすることがない
- 大量仕入れができるので、良質な人工芝でも価格が安い
- 人工芝の施工技術が高いので、数十年単位でキレイなお庭を保てる
ちなみに、弊社はオリンピック委員会の認定工場で作られた、良質で機能性に優れた人工芝を厳選して仕入れています。
おまけに、ボリュームディスカウントが効いているので、他社よりもリーズナブルな価格で提供できます。
前述したフェラーリの話に例えるなら、弊社は「家族で快適に移動できる高級ミニバン」を割安で提供しているようなものです。
実際に、弊社で施工したお客様からは喜びの声をいただいております。
もし、「安くて良質な人工芝を施工し、子どもやワンちゃんを安全に遊ばせたり、お庭のメンテナンスから解放されたい」とお考えなら、まずは弊社にご相談ください。
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砂利の上に人工芝を敷く前に専門業者にご相談を!
今回は、砂利の上に人工芝を敷くメリットやデメリット、具体的な施工方法について解説してきました。
砂利の上から人工芝を敷くと、歩き心地が良くなったり、走り回っても怪我をしないというメリットがあります。
しかし、砂利の上から人工芝を直接敷くことについては、カビが生えたり、雑草が生えたりなどのデメリットがあり、メンテナンスの手間が増えるので正直オススメしません。
砂利のお庭を人工芝に変えるには、砂利を撤去する必要があります。
しかし、砂利の撤去費用がかかったり、何より重労働となるので、DIYで行うのは厳しいものがあるでしょう。
そのため、砂利のお庭を人工芝に変えたいなら、人工芝の専門業者に依頼することをオススメします。
人工芝の専門業者なら、良質で割安な人工芝をプロの技術で施工してくれるので、数十年はメンテナンスのいらない快適なお庭を実現できます。
なお、弊社は人工芝の専門業者で、FIFAやオリンピック委員会の認定工場から、良質な人工芝を厳選してリーズナブルな価格で提供しております。
人工芝の専門業者ならではの高い施工技術が認められ、実際にお客様からも喜びの声をいただいております。(参照:もりかわ人工芝「お客様の声」)
「子どもを安全に遊ばせられる人工芝の庭にして、メンテナンスの手間からも解放されたい!」とお考えなら、まずは弊社にご相談ください。
もちろん、「見積もり額だけ知りたい」というお問い合わせでも大歓迎です。
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