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コラム

2023/11/10

初心者におすすめの庭のDIY5選|作業前に確認すべきことやメリット・デメリットを紹介

庭をDIYしてみたいと考えている方の中には、具体的な進め方や完成イメージを持てずに困っている方もいるのではないでしょうか。


庭をDIYにはさまざまな選択肢があり、組み合わせによって理想の庭を作れます。


本記事では、庭をDIYする前に確認すべきことを説明した上で、初心者におすすめの庭のDIY5選を紹介します。

庭をDIYするメリットやデメリットも紹介するので、人工芝をDIYで施工したい方は参考にしてください。


庭をDIYする前に確認すべきこと



自宅の庭をDIYする際には、以下の5つをあらかじめ確認しておきましょう。



  • 庭のDIYにかけられる費用

  • 庭の方角や日当たり

  • 庭の形やサイズ

  • 完成時のイメージ

  • メンテナンスの頻度


5つの項目を確認せずにDIYを始めると、完成までの期間が伸びたり、理想通りの庭が作れなかったりしてしまいます。

失敗せず、効率よくDIYをするためにも、ぜひ参考にしてください。


庭のDIYにかけられる費用


庭のDIYを行う前には、DIYにかけられる費用を明確にしておきましょう。

費用によってDIYの内容や使える材料、道具などが変わってきてしまいます。


たとえば、DIYで庭に人工芝を敷く場合にかかる1平米あたりの費用は以下の通りです。



  • 人工芝 800~6,000円

  • 防草シート 100~700円

  • 下地材 100〜600円

  • その他資材 100~500円


平均的な費用は1平米あたり4,300円程度ですが、人工芝や防草シートをこだわるとさらに高くなります。

想定している費用によって、DIYができる広さや内容が変わってくるので、始める前に明確にしておきましょう。


庭の方角や日当たり


庭をDIYする前に、方角や日当たりの良さによって適切な庭が異なるので、必ず確認しておきましょう。

たとえば、北向きの庭で日当たりが悪い場合、植物に充分な日光を与えられず枯れてしまう可能性があるため、ガーデニングには適しません。


日当たりがあまりよくない場合は、ガーデニングではなくDIYで人工芝を敷くことをおすすめします。

方角が良い場合でも周辺の建物によって変わってしまうため、庭の環境は必ず確認しましょう。


庭の形やサイズ


DIYを始める前に、庭の形を把握し、サイズを測っておくことが重要です。

サイズを測っていないとDIYが中途半端になってしまう恐れもあるため注意しましょう。


また、形やサイズを確認しなければ、適切な材料をまとめて購入ができない、使えない材料を購入してしまうなどの問題が発生してしまいます。


たとえば、ウッドデッキのDIYに必要な木材やコンクリートブロックなどの長さが合っておらず、完成した姿は理想とかけ離れてしまう可能性があります。

DIYの内容によっては幅や奥行きに加え、高さなども細かく測っておくと安心です。


完成時のイメージ


庭をDIYをしようと考えた際には、完成時のイメージも明確にしておきましょう。

「なぜDIYをしようと思ったのか」「庭をどのようにしたいのか」を明確にしてなければ、ゴールが見えずに施工期間が伸びてしまいます。


和風や西洋風などの大まかな雰囲気だけでも決めておくと、どこに何を配置するかを考えやすくなります。

庭の雰囲気を決めたら具体的に何を使ってDIYをするのかを考え、全体的なデザインのイメージを膨らませてから施工を始めましょう。


メンテナンスの頻度


庭のDIYをする際には、完成後にメンテナンスを行う時間や費用があるか確認しておきましょう。

たとえば花壇を作ったり天然芝を植えた場合、完成したら終わりではなく、月に数度の芝刈りや散水などのメンテナンスを行う必要があります。


メンテナンスを怠ってしまうと、全て枯れてしまい、きれいにするには新しいものを購入しなければなりません。

完成後に時間が確保できない場合は、メンテナンスの手間が少ない人工芝を敷いたり、砂利を敷いたりすることをおすすめします。


初心者におすすめの庭のDIY5選



初心者におすすめのDIYには、以下の5つが挙げられます。



  1. ウッドデッキ

  2. 人工芝

  3. フェンス

  4. レンガ

  5. 砂利


それぞれ詳しく紹介していくので、庭をどのようにするか悩んでいる方はぜひ参考にして選んでみてください。


1.ウッドデッキ


ウッドデッキは木材を敷き詰めたものであり、DIY用のセットが販売されているため初心者におすすめです。

テラス部分やバルコニーをウッドデッキにすると、開放的でリラックスできるスペースを作れます。


また、広めに作ればバーベキューやガーデニングをしたり、子どもやペットを遊ばせるスペースとして活用したりできます。


日当たりがよい場所にウッドデッキを作れば、洗濯物干しスペースとしての活用も可能です。

ただし、雨や風にさらされてしまい劣化してしまうため、モップや雑巾がけなどの定期的なメンテナンスが必要となります。


2.人工芝


人工芝は庭のDIYの中でも人気があり、ホームセンターで簡単に購入できるので初心者でも手を出しやすくなっています。

人工芝のDIYを行うと、庭を緑に保ちながら雑草や虫の対策となり、美しい景観が乱れる心配はありません。


また、クッション性が高く転んでもケガをしにくい、泥まみれにならないなどの理由から子育て世帯にもおすすめです。


人工芝はメンテナンスが簡単で8~10年程度きれいに保てるため、DIY後に時間や費用をあまりかけたくない方に向いています。


ただし、人工芝を敷く前に小石や雑草を取り除かなければ凹凸ができてしまうので、DIYをする際には注意しましょう。

DIYで人工芝を敷く際の手順や注意点などを詳しく知りたい方は以下の記事もあわせてご覧ください。

関連記事:人工芝はDIYで施工可能|自宅で施工する際のポイントや注意点を紹介


3.フェンス


庭が通りに面しており、目隠しを作りたいと考えている方には、フェンスのDIYがおすすめです。

庭やベランダに設置するだけでプライバシーを守り、プライベート空間を作れます。


道路から家の中が見えにくくなり、防犯になるだけでなく、建物の外観をおしゃれにできます。


フェンスは組み立てるだけで完成するDIYキットも販売されているので、大工道具を使ったことのない初心者の方におすすめです。

フェンスには埋め込むタイプやコンクリートで固定するタイプ、置くだけのタイプなど様々な種類があるため、適切なフェンスを利用してみてはいかがでしょうか。


4.レンガ


洋風な庭にしたい方や少しこだわっておしゃれな庭にしたい方には、レンガを使ったDIYがおすすめです。

たとえば、玄関から通りまでの道をレンガで作ったり、花壇を作ったりできます。


道を作る場合でも、敷き詰めて真っすぐにしたり、カーブさせてみたりとさまざまなDIYができます。


レンガは並べてくっつけるだけですが、高さを一定にし、すき間なく固定する工程が発生し、ミスをすると見た目が悪くなる可能性もあるため注意が必要です。

レンガはホームセンターで手軽に購入できるので、洋風な雰囲気を作りたい方や時間をかけてじっくりとDIYをしたい方はぜひ試してみてください。


5.砂利


庭が土の状態で水はけ対策をしたい方には砂利を使ったDIYがおすすめです。

砂利を敷くと雑草や水溜まりの対策ができて景観をきれいに保てることに加え、足音が鳴りやすくなり防犯にもなります。


また、細かい作業は必要なく、砂利を買ってきて敷き詰めるだけで簡単にできるので、時間をかけずに庭のDIYをしたい方にピッタリです。


砂利が減ってきた場合には、新たに購入して補充すればDIY直後の状態に戻せるため、細かいメンテナンスも不要です。

砂利のサイズや色で印象が大きく変わるので、住宅の雰囲気にあわせて選びDIYしてみましょう。


庭をDIYするメリット



庭を業者に依頼するのではなくDIYをするメリットは以下の2つがあります。



  • 自分好みの庭を作れる

  • 費用を抑えられる


それぞれのメリットについて詳しく紹介するので、DIYをするか業者に依頼するか悩んでいる方はぜひ判断材料にしてみてください。


自分好みの庭を作れる


庭をDIYする最大のメリットは、自分好みに作れる点です。

DIYであれば、作業開始後に色やサイズ、材料を変更しても問題はありません。


庭の完成後に一部を変更したり、追加でDIYをしたりと自由に手直しが可能です。


しかし、業者に依頼していると途中変更がしにくく、変更する場合には追加料金が発生してしまうこともあります。

また、完成した庭がイメージと違った場合、手直しできずに困ってしまう可能性もあります。

自分が納得するまでこだわって庭を作りたい方は、特にメリットを享受できるでしょう。


費用を抑えられる


庭をDIYすると業者に任せるよりも費用を抑えられる点も大きなメリットです。

規模や内容によって差はあるものの、庭のリフォームを業者に任せた場合の費用は数十万になることもあります。

しかし、DIYすれば人件費や作業費がかからず、発生するのは材料と道具の費用のみです。


たとえば、人工芝を庭に敷く場合、DIYで施工すると1平米あたり4,300円程度の費用となります。

一方、業者に依頼して施工を行う場合は、1平米あたり10,000円程度とDIYの倍以上の費用が発生します。

人工芝以外のDIYを行ったとしても、業者に依頼するよりも半額程度の費用に抑えられる点は大きなメリットです。


庭をDIYするデメリット



庭をDIYする際のデメリットには以下の2つがあります。



  • 時間と体力が必要になる

  • 知識が必要になる


これらのデメリットを理解せずにDIYを始めてしまうと、途中で困ってしまう恐れがあります。

スムーズにDIYをするためにも、デメリットも理解しておきましょう。


時間と体力が必要になる


規模によって差はありますが、庭のDIYは数時間程度で終わらず、数日間に渡って作業を行うため、時間や体力が必要となります。

作業を予定していた日に天気が悪かった場合、進捗が遅れてしまいさらに時間がかかってしまうので注意しましょう。


業者に依頼をする場合、1~3週間程度で完了することが多いですが、DIYをする際には数ヶ月に渡ってしまう可能性があります。


また、作業だけでなく、道具や材料を揃えるだけでも時間がかかってしまうことも理解しておきましょう。

そのため、作業時間の確保が難しいものの完成までのスピードを重視したい方は、業者への依頼がおすすめです。


知識が必要になる


庭をDIYする際には多くの知識が必要となることを理解しておきましょう。

使用する道具や資材に加え、施工方法についての知識を身に付けておかなければ、余計な時間がかかったり、完成時の安全性が担保できなくなったりするので注意しましょう。


たとえば、ウッドデッキをDIYする場合、使用する素材によっては直射日光を受けて表面温度が60℃近くまで高温になり、子どもを遊ばせられなくなることもあります。


ガーデニングや天然芝などにより植物を育てる際には、適切なメンテナンスを行わなければすぐに枯れてしまいます。


DIYをする前の下準備や素材によって、完成後の使い勝手や景観が大きく異なってしまうため注意が必要です。


わからない作業や使い方がわからない道具がある場合には、説明書を読んだり、YouTubeを使ったりして念入りに確認しましょう。


知識を身に付けて自分好みの庭をDIYしてみよう



初心者でも知識を身に付け、時間を確保できれば自分好みの庭をDIYできます。


DIYを始める前に確認すべき点は以下の通りです。



  • 庭のDIYにかけられる費用

  • 庭の方角や日当たり

  • 庭の形やサイズ

  • 完成時のイメージ

  • メンテナンスの頻度


DIYの途中で行き詰ってしまったり、理想と異なる庭になったりしないためにも、忘れずに確認しておきましょう。


初心者におすすめの庭のDIYは以下の5つです。



  1. ウッドデッキ

  2. 人工芝

  3. フェンス

  4. レンガ

  5. 砂利


本記事では、各DIYについて詳しく紹介しているので、ぜひ参考にして実践してみてはいかがでしょうか。


「庭をDIYするのは不安」「DIYよりも業者に依頼した方がいいのかな」と気になっている方は、ぜひもりかわ人工芝にご相談ください。


施工したい場所や理想にあわせて適切な提案を行いますので、お気軽にお問い合わせください。


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